染料とか顔料とか、インクジェットプリンタのインクでよく出てくる単語ですよね。CMYKの染料インク+顔料ブラックという組み合わせが、普及クラスのインクジェットプリンタの定番だったりします。
染料インクは水に溶ける染料を原料としていて、顔料インクは水に溶けない顔料を成分に含んでいます。紙への定着性が良く水濡れに強いことが顔料インクの強みですけど、万年筆で使うにはこの強みがデメリットとなってしまいます。万年筆は毛細管現象でインクを流す仕組みですので、水分に溶けない顔料が細かい万年筆内部に固着してしまうと、なかなか大変な事になってしまうのです。
そんな顔料インクを万年筆でもより安全に使うために、インクメーカーは技術の粋を集めて顔料インクを作っています。パイロットはその名も『強色(TSUWAIRO)』という顔料インク(インキ)を2022年3月4日に発売しました。
万年筆用顔料インキ『強色(TSUWAIRO)』発売 | プレスリリース | PILOT
セーラー万年筆の顔料インクの歴史はもう少し古く、2004年に発売した極黒(きわぐろ)まで遡れるようです。
「蒼墨」が加わり弊社の顔料インクは計11色になりました。「染料と比べて顔料は随分少ないな」と思う方もいるかもしれませんが、顔料は染料のようにインクを混ぜて色を作る方法がとれないため、1色開発するのにかなりの時間と労力を要します。ここで弊社の顔料インク発売の歴史を振り返ってみましょう pic.twitter.com/ujWdutisUE
— セーラー万年筆【公式】⚓ (@sailor_1911) April 23, 2018

気になっていた顔料インクを小生も使ってみることにしました。セーラー万年筆が2018年より販売している蒼墨(そうぼく)です。









