古典インクを入れてたTWSBI DIAMOND 580を洗浄する

万年筆Pelikan, TWSBI

およそ8ヶ月くらいかかって、TWSBI DIAMOND 580に入れたペリカンの古典ブルーブラックインクを使い切りました。

巷では扱いが難しいと言われている古典インク。曰く、澱が固着しペン先に詰まるだの、成分がステンレスペン先を腐食させるだの、と。

ペリカンのブルーブラックは気に入っていたので追加して入れるつもりだったのですけど、古典インクがこの万年筆になにか悪影響を与えたのか確かめたいので、いちど洗浄してみることにしました。

TWSBI DIAMOND 580 ALR Prussian Blueです。ニブはMサイズ。太めのペン先でインクの出も程よく、気に入っている万年筆です。まあ普段はメモ書き程度にしか使う機会がないんですけどね・・・

インクタンクは2.0mlの大容量。なみなみと入ったインクが波打つ様子は迫力があります。

キャップ内部は汚れが目立ってきたら拭き掃除してましたので、インクのこびりつきはこの程度です。

TWSBI DIAMONDはステンレスペン先ですが、メーカーロゴや唐草模様が彫り込まれています。

ペン先に溜まったインクは筆記と同時になくなっていき、手を休めて少し時間が経つとまたスリットに溜まっています。その様子はまるで生物の呼吸のよう

TWSBI万年筆の分解には、付属の専用工具(薄口レンチ)を使います。

分解の手順は基本的にminiと同じです。

ほぼ全バラシできました。

水だけで洗浄していきます。インクに触れないパーツは洗浄する必要はありませんので除けておきます。

数日水につけたのち、水から引き上げて拭き上げと乾燥を行います。

ペン先にはティッシュを軽く当て、インクが出なくなるまで水没~拭き取りを繰り返します。胴軸内部の緑色は、小生がこのDIAMOND 580を中古で手に入れたときの顔料インクの跡です。水洗いだけでは取れませんし、ペリカンインクにも溶け出しませんでした。

緑のラインは気にしないことにして、組み上げて完了。素人判断ですが、古典インクを入れたことによる不具合は出ていなさそうです。

インクが科学的に変化して澱状になったものは、水だけでは落ちませんので別の手段が必要ですが、小生の適当な運用でも、そのような澱が発生することはありませんでした。

湧水のごとく豊かなインクフローが魅力のDIAMOND 580ですので、せっかく洗浄したのですけどもう一度ペリカンのブルーブラックを入れようかな~と考えています。

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Posted by Hermitcrab