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ディスコンになって久しいChromecast Audioですけど、とても良い使い道を見つけました!それは…

パソコン版Google Chromeのタブをキャストすること!

タブのキャストくらいChromecastでできるじゃないか、という方もいるかもしれませんが、Chromecast Audioにキャストする最大のポイントは、音声のみをキャストできることなのです。画面をキャストしなくて良いということは、すなわちテレビ画面を付ける必要がないため、省エネにもなります。

Chromecast Audioを今更ながら入手した。ディスコンになって久しいが今でも使えるのか!? | HERMITCRAB

Chromecast Audioは、FOSTEX AP20dデジタルアンプに繋げています。

テレビやサブスクの音声をそこそこの高音質で手軽に楽しみたい!ワガママな要望を聞いてくれるFostex AP20d&中華RCAパッシブミキサーをセットアップした。 | HERMITCRAB

Chromecast Audioが正常にセットアップできていれば、タブをキャストしようとするとこのように選択肢が出てきます。

キャストに成功すると、タブをキャスト中という表示に変わり、Chromecast Audioから音声が出力されます。

音声のみのキャストなので、動画よりもこのようにラジオ番組を聞くのに適しますね。radikoでABCラジオ ABCフレッシュアップベースボールを流せば、阪神タイガースの試合の様子を大音量で楽しむことができます。日本中どこにいても、気分は甲子園球場!

YouTubeをキャストするときはChromecastやFireTVで充分ですけど、音声だけ聞ければ良い場合はChromecast Audioの出番。このようなBGM系YouTube番組の聞き流しに最適です。

Chromecast Audioはディスコンになったのち後継機種が発売されていません。Googleさん、ぜひ後継機の発売オナシャス!

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音楽のサブスクリプションサービスは、Spotifyのほか日本ではAmazon MusicApple Musicが大手でしょうか。この中で小生はSpotify Premiumユーザーですけど、AmazonとAppleを羨ましいと思うことは多々あります。

それは・・・両者はロスレス(CD音質)やハイレゾ(CD音質以上)に対応していること。

Amazon Music HD | Amazon Music HDとは
Apple Music – Apple(日本)

まあAmazon MusicはB’zがサブスク解禁していないので眼中にないですが、Apple Musicはかなり魅力で、実際のところ現在はSpotifyと併用して使い勝手などを試しています。

Apple Musicはやはりロスレス音源が魅力。Apple Musicのほとんどの音源はCD音質と同じロスレス音源ですし、一部の音源はハイレゾ配信されています。

さすがに小生の耳でも、ハイレゾ音源の情報量の多さは分かります。ヘッドホンの品質にも左右されますけど、小生にはカスタムIEM Hisenior T2があります!T2とコンパクトなUSB-DACであるiBasso DC01の組み合わせで聴くと、宇多田ヒカルの揺れる声や生々しいバックバンドのサウンドまで聴こえてくるんですよね。2次元画像が3次元立体映像になったような感じ。

ハイレゾ音源はデータ容量も大きいですから、大量にダウンロードするとネット回線もスマホ容量も圧迫するという問題もありますけど、それをなんとかしてでもハイレゾやロスレスで聴きたい!という気持ちにさせられます。

Spotifyも他社に追従すべくロスレス音源提供を画策しているようですが、2022年10月現在では提供に至っていません。というか、ここまでくるとおそらく数年は提供に踏み切らないでしょうね。他社に対抗するには現在の価格でサービスを拡大しなければならないことになりますから、メリットに比べ損失のほうが大きいと考えているのかもしれません。

そんなSpotifyですから、同料金でハイレゾまで聴けるApple Musicにさっさと乗り換えればよいのですけど、そうはいかないんです。その理由は、Spotifyには他社にはないSpotify Connectという機能があるからです。

Spotifyアプリ画面上のデバイスアイコンをタップし、再生デバイスを選択するというたった2ステップで、好きなデバイスから音楽を流すことができます。例えば屋外ではスマホにBluetooth接続や有線接続したイヤホンから再生し、家に帰ったら自宅のスピーカーに再生デバイスを移して音楽の続きを流す、ということが、プレミアム版Spotifyの画面上でできるのです。

テレビやサブスクの音声をそこそこの高音質で手軽に楽しみたい!ワガママな要望を聞いてくれるFostex AP20d&中華RCAパッシブミキサーをセットアップした。 | HERMITCRAB

以前の記事で書きましたが、小生のオーディオ環境は従来のデカい重いアンプからFostex AP20dという超コンパクトなデジタルアンプに変わりました。AP20dに接続したEcho Dotをネットワークオーディオとして、サブスクも聴いています。上の画像でオーディオ接続Echo Dotと示されているのがそれで、Spotifyアプリで音楽の選択とEcho Dotの操作とができてしまうわけですよ。サブスクを聴くためのハードルが非常に下げてくれる、とても便利なシステムです。

PC版SpotifyももちろんSpotify Connect対応。ブラウザでSpotifyを操作できます。

Spotify Connectは仕様を公開しているのか、対応機器が非常に多いです。なんといってもEchoシリーズなどAmazon機器が対応していることが大きいですね。そして、Echo Dotはステレオ出力を備えていますから、オーディオ機器との親和性は抜群。スマートスピーカーの中でも安価な部類だと思いますけど、オーディオに接続することを考えれば充分な性能です。

Echo Dotは第4世代が現行機種ですけど、コンパクトな第3世代が小生のお気に入り!4台持っています。

Echo dot第3世代が4色揃い踏み!カラバリコンプしました! | HERMITCRAB

このSpotify Connectが便利すぎて、Spotifyを捨てられずにいる自分がいます。だってApple Musicは、AirPlayには対応しているけど、自宅の環境では使えないんですもの・・・

小生はAirPlay対応機器を持っていませんし、Apple MusicはChromecastにストリーミングできるものの、Chromecastはテレビに接続していますから、Chromecastにストリーミングすると無駄にテレビ画面が付いてしまいます。Echo Dotに「Apple Musicで〇〇を再生して」と言えば再生してくれるものの、Spotify Connectの便利さには程遠い状況。

これを解決する手段としては、すでにディスコンになっているChromecast Audioを中古市場で入手する、ChromecastのHDMIから音声信号だけ取り出す、などがあります。

現行のHDMIのChromecastのChromecast Audio化、わりとさくっとできました。HDMI出力を3.5mmのステレオ出力に分岐するだけです – 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

もちろん、AirPlay対応機器を買ってしまう、というのが最も無難なソリューションなのでしょう。

ともかく、Spotify Connect並みに手軽に使える環境が無ければ、Apple Musicに全面移行することはできないな、と考えています。さて、どうしましょうかねぇ ( ˘•ω•˘ ).。oஇ

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左から、Amazon Echo Dot(第3世代)、Fostex AP20d、RCAパッシブミキサー(ノーブランド)です。

RCAパッシブミキサーにテレビの音声出力やEcho Dotのラインアウトを入力し、出力をAP20dに入力してアンプで増幅、スピーカーから音を出すという流れ。スピーカーを除くと超コンパクトな3点セットで、テレビはもちろんSpotifyやAmazon primeの音声を楽しむことができるようになりました。