HiBy R3 Proバージョンアップ。OTAアップデートで最新のV1.7へ。

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デジタルオーディオプレーヤーHiBy R3 ProをOTAアップデートしてみました。

OTAとはOver The Airの略で、無線通信のことです。OTAアップデートとはすなわち、wifiやモバイル回線などの無線通信で更新プログラムを取得し、端末のアップデートを行うことです。

更新プログラムをダウンロードしたmicroSDなどを介してアップデートする従来の方法に比べ、端末単体でアップデートできる手軽さがOTAアップデートのメリットです。一方で、当然ながら無線環境が必要なのと、データのダウンロードに時間がかかる場合は端末をその場から動かせない、などのデメリットがあります。アップデート中の電池切れは端末の故障の原因のため、あらかじめ充電しておかなければならないのは従来の方法でも一緒ですが、OTAアップデートの方が作業時間がかかるため、電池残量により気をつける必要もあります

アップデートの際はmicroSDを介して行うのが小生の基本的な考え方です。手間がそんなに掛かるわけでもないので、より確実な方法を選びたいですから。

とはいえ食わず嫌いはいけません。OTAアップデートがどんな感じなのか、Hiby R3 Proで試してみることにしました。

アップデートについての公式情報はこちら。よく見たら、OTAでのアップデートが強く推奨(Highly recommend)されていましたね。

アップデートの前に、wifi接続できるよう準備をしておきます。

システム設定→ファームウェアアップデートを選択し、Wi-Fi経由でアップデートを選択します。

ちなみにひとつ上にはMicroSD経由でアップデートと書かれていますが、表示スペースが狭くてスクロール表示になっています。あとで分かったことですが、このあたりの表示不具合もバージョンアップで少しずつ解消されているようで、V1.7ではもっと見やすくなっていました。

同意をタップ。

V1.7の更新ポイント。1.と2.はi今の小生には関係ないのですけど、3.の細かいバグフィクスが、やっぱり重要なんですよね。

ダウンロードが始まりました。

3分くらいかかったかな?ダウンロードが完了したので、アップデートを実行します。

いったん再起動がかかり、アップデートが始まりました。

アップデート完了!

再び再起動が掛かります。

小生のHiby R3 ProがV1.7になりました!

ちなみにV1.7は2021年12月9日に公開されたようです。

V1.6で、AB間リピート倍速再生が実装されました。再生設定の一番下にある2つの項目がそれです。リサイクリング機能って何でしょうw英語表示だとRepeat functionと書いてあるのですが、謎の訳ですね。

機能を有効にすると、再生画面の右中央にアイコンが表示されます。ハートマークの上に2つアイコンがあるのがわかるでしょうか?

AB間リピート機能を試してみましょう。最初に説明が出てきますが・・・ab浪人てw英語表示だと、AB reread modeと書いてあります。

AB間リピートモード中はこのような表示になります。リピート開始したいポイントでAをタップし、終了したいポイントでBをタップするとab間リピートが始まります。AもBもタップして動かせるほか、選択中のポイント(上の写真だとB)を-1s、+1sボタンで微調整できます。

次に倍速再生を試してみましょう。

なんと!今聴いている16bit/44.1kHzのflacには対応していないとの表示が!

HiBy R3Pro Seriesユーザーマニュアル

日本語マニュアルによると、倍速再生に対応するデータは以下のとおり。

MP3/WAV/AAC/M4A/AIFF/OPUS/MP2/WMA ~48kHzまで対応

APE/FLAC/OGG ~32kHzまで対応

DSD/DTS/MQA 非対応

HiBy R3Pro Seriesユーザーマニュアル

サンプリングレートによるようですが、対応形式は多くないですね。

flacのほかape、oggは32kHzまで対応とのことですが、これらはCDからデータを取り込むことの多い可逆圧縮ですから、せめてCDデータ並みの44.1kHzに対応してくれないと使うシーンがありません。Hiby側もきっと分かっていると思いますが、R3 Proの処理能力の限界なのでしょうか?

mp3などの対応ファイルだと、上のマニュアルのとおり半分の速度から2倍速まで選択できます。

少し昔の機種でもこのようにアップデートを続けてくれるのはありがたいです。VIVA!Hiby!!

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Posted by Hermitcrab