PCDaVinci Resolve

2023年9月15日にリリースされたDaVinci Resolve18.6で、字幕の文字のストローク(輪郭線)を文字の外部だけに付ける機能が実装されました。

18.6を初めて起動したときに出るスプラッシュ画面にも、字幕の外側ストロークが新機能として記載されています。

このようなデザインの字幕が簡単に作れるようになりました。

外側のみの設定ができなかった従来はこんな感じで、輪郭線を太くすると文字の内部にまで線が入り込んでしまっていました。中抜きの文字を作る際にはこれでも良いんですけど、字幕としてはこれでは使い物になりません。

とはいえ、輪郭線が細いままでは視認性やデザイン性に難があります。太い輪郭線付きのテロップを出したい場合は、これまではテキスト+を使うのが最適解でした。

デフォルトの機能だけでこの程度の字幕が作れるようになりました。DaVinci Resolveの字幕機能は他社ソフトより貧弱と言われていますけど、少しだけましになったかな。

ちなみに外部のみストロークはテキスト(テキスト+ではない一番シンプルな「テキスト」)にも実装されてました。

字幕機能に関しては、できれば二重の輪郭線を付けられるようになってほしいのと、現在は1デザインしか設置できない字幕を、2つ以上のデザインを並行して表示できるようになれば、テロップをいちいちテキスト+で作らなくて良くなり生産性が上がると思います。Blackmasic Designさん、ぜひお願いします!

PCDaVinci Resolve

DaVinci Resolveの2023年8月19日現在の最新版はV18.5.1です。

V17ベータ版は、インターレース解除(デインターレース)はStudio版のみの機能でした。

DaVinci Resolveを17ベータにアップデートした。無料版でもインターレース解除ができるようになったらしいが実際は・・・? | HERMITCRAB

V18になり、インタレース解除は無料版にも開放されたようです。(V17正式版からという情報もありますが検証できていません)

このとおり、まだクリップを読み込んでいない新規プロジェクトのときに、インターレース処理を有効化にチェックを入れ、フレームレートの設定をすることができます。

実際にインターレース素材を読み込んでテストしたところ、無事にインターレース解除できました。

YouTubeだと、最高画質以外は自動的にインターレース解除してくれるのであまり気にする必要はないですが、映像データをそのまま誰かに渡すときは、インターレース解除した方が見やすい映像になることが多いと感じています。

PC, ガジェット, 写真・カメラDaVinci Resolve, TourBox

TourBoxコンソール ダウンロード

TourBox Consoleが8/1にV.5.2.0に、8/8にはV.5.2.1にバージョンアップしました。

V.5.2.0の目玉はDavinci Resolve用プリセットの追加かと思われます。小生は自作のDavinci Resolve用プリセットを作ってすでに運用していますが、公式で設定されたプリセットも気になるところ。

というわけで、執筆時点での最新版であるV.5.2.1をダウンロードしインストールしてみました。

PCDaVinci Resolve

DaVinci Resolveの最新版17はまだβテストの段階ですので、ひとまず安定版の16を使っています。

話は変わりますが、ビデオカメラはデフォルト設定がインターレース方式での撮影になっているものが結構あるんですよね。TV用素材を撮影するプロ機材ならともかく、民生用のビデオカメラもそう。インターレース映像は、プログレッシブ方式を採用しているパソコン用モニタでは走査線が目立ってしまうので、インターレース方式で撮影してしまった映像素材の処理に悩まされている今日この頃です。

インターレースの解除は、DaVinci Resolve 16までは有料のStudio版でなければできなかった(正確には、無料版でインターレース解除すると画面いっぱいにDaVinci Resolve Studioのウオーターマークが焼き込まれてしまう)のですが、最新の17からは無料版でもインターレース解除できるという非公式な情報を見つけたので、試しにインストールしてみました。

PCDaVinci Resolve

DaVinci Resolve動画編集用にデスクトップパソコンを購入しました。デスクトップパソコンの購入は10数年前に自作して以来です。ノートパソコンThinkPad X260でだましだまし作業してきましたが、もう限界なので^^;

Thinkpad X260のメモリ交換。最大量16Gのメモリを搭載してみたら・・・ | HERMITCRAB

メモリを16GBに増設したX260ですけど、ノートパソコン用のCPUですしGPUも積んでおらず、ビジネス用途にはまだまだ使えますが動画編集には力不足。少数の動画素材ならまだしも、マルチカム編集になるとカクカクでプレビューすらままなりません。まあカクカクでも編集はできるんですけど、できればリアルタイムで4つのカメラ映像が動いてほしいですね。

DaVinci Resolve用の新パソコンは、当初はノートパソコンを考えました。

Lenovo ThinkPad X1 ExtremeDell XPS 17などがまずは候補になりますが、いかんせん値段が高い!安価なノートパソコンなら数万円で充分ビジネスに使えるものが買えるこの時代に、20万円以上のノートパソコンを買うのは当然躊躇しますよね。もちろん、値段なりの仕事はしてくれる性能なのはわかっているのですけど・・・

一方でデスクトップパソコンですが、マウスコンピューターパソコン工房からDaVinci Resolve対応を謳ったモデルがリリースされています。いわゆるゲーミングパソコンと構成の方向が似ているのですけど、デスクトップパソコンも上を見ればキリがなく、ちょうどよい構成を決めかねます。

【170ドルOFFクーポン追加】爆速Core i9/GeForece GTX 1650搭載ミニPC「NVISEN Y-GX01」が圧倒的に安い! ほぼゲーミングPC/16GBメモリ搭載で7万円 | 物欲ガジェット.com

そんな中、こちらの記事を見つけました。10万円以下でGPU搭載の小型デスクトップパソコンが販売されている・・・と。ちょっと気になってスペックなどを調べてみました。

Intel Core i9-8950HKNVIDIA GTX 1650搭載(選択可)とのことで、GTX 1650はThinkPad X1 ExtremeのGPUと同じですし、 Core i9-8950HKは2018年4月に発表された高性能ノートPC向けCPUで、当時のフラッグシップ機の性能。高性能ノートパソコンを買うと思えば、この小型パソコンのスペックとコスパは、とても魅力的に思えてきました。

TOPTON Gaming Mini PC Intel Core i9 9980HK i7 9750H i5 9300H GTX 1650 2*DDR4 Desktop Computer Windows 10 4K HDMI DP Type C WiFi|Mini PC| – AliExpress

というわけで、小生はAliexpressで購入。AliexpressではTOPTONというところが販売していました。前述の紹介記事では、Banggoodで販売されているNVISEN Y-GX01とのこと。おそらく各セラーが自社ブランド名で販売しているのでしょうね。

ちなみに現在はCore i9-8950HK搭載モデルは販売されておらず、より上位のCore i9-9980HKになっていました。そのためか、$100以上も値上がりしているようです。

小生は独身の日セールのあとのブラックフライデーセールで購入。セール割引などあり、最終的な値段は送料込みで72,718円となりました。ただ発送がFeDexだったんですけど、北海道への発送ということで遠隔地手数料が$40掛かってしまいました。最安の送料にしてもらえれば送料無料なのですが、今回は精密機器なのでFeDexに。

日本国内に入ってからは西濃運輸に引き渡され、12月10日に配達されました。

テープでぐるぐる巻かれ、伝票をいくつも貼られ、油性ペンで色々書かれ、なかなかのスゴイ荷姿。開封していきます・・・!

PC, 写真・カメラ, 音楽behringer, Capture One, DaVinci Resolve, x260

ThinkPad X260の初期化でいろいろとバックアップしそこねたのですけど、せっかくセットアップしたCapture One用のコントローラーX-Touch miniのデータも見事にロストしてしまいました。

【behringer X-Touch mini & Bome MIDI Translator Classic】Capture Oneをmidiコントローラーでグリグリ操作したい!導入を目指し試行錯誤してみた。 | HERMITCRAB

ですので、自分の記事をみながらセットアップしましたw

PC, 写真・カメラ, 音楽behringer, Capture One, DaVinci Resolve

デジカメで撮影したデータをただの写真から作品へと変化させる、現像という作業。現像ソフトはとっても有用なのですが、小さなアイコンやスライダーをマウスでちまちま操作するのはなかなか大変で、ずくなしの小生は本当に現像したい写真データ以外は現像を省いてしまいます。なんとかしたいなと思いずっと検討していたのが、物理コントローラの導入です。

こちら現在進行中の写真ですが、behringer(ベリンガー)社のX-Touch miniというmidiコントローラーを導入しました。

見てのとおり、コントローラーにはツマミやボタンがたくさん付いています。それぞれに現像ソフトのパラメーター、例えば色温度や露光補正などを割り当て、ツマミをグリグリ回してそれらを調整できれば、マウスでチマチマ操作したり数字で直接入力するより直感的な操作ができるはず!という、夢のようなデバイスなのです。

X-Touch miniの現像ソフトへの導入事例は検索すれば山ほどヒットしますが、海外サイトも含めほぼ全てがAdobe Lightroomでの事例です。小生のメイン現像ソフトはCapture Oneなんですけど、Capture Oneへの導入事例は日本語サイトでは皆無で、海外でも数件ヒットするのみ。英語サイトを参考に導入を進めてみました

PCDaVinci Resolve

Davinci Resolveで動画編集をしたあと動画ファイルとして書き出すわけですが、書き出し品質にはデフォルトで5つのプリセットがあります。

デリバー画面のこの部分に書き出し品質(平たく言えば画質)を選択する部分があります。デフォルトで自動となっており、最高・高・中・低・最低の5段階から選べます。実際にどれくらいのビットレートで出力されるのかよく分かりません。というわけで、5つの設定で実際に動画を出力して比較してみることにしました。

ちなみにその下にある制限というところを選べば、上限となるビットレートを設定できます。要するに手動で画質や書き出しファイルサイズを決めるということです。カメラでいうところのオートとマニュアル露出の違いみたいなもんですかね。

テスト動画は、twitterにも上げている新川~オタネ浜空撮映像ダイジェスト版です。

きまぐれ雑記, たび旅, 写真・カメラDaVinci Resolve, ドローン

北海道大学の北側付近から石狩湾にかけて、新川と呼ばれる人工の河川があります。

新川 (北海道) – Wikipedia

新川はほぼ直線で、新川通と呼ばれる幹線道路が併設されており街灯も直線に並んでいるので、札幌市内中心部の高台からも見えたりしますが、新川が石狩湾に注ぐ河口の東側にオタネ浜という砂浜があります。

小樽の語源とも言われているオタネ浜、新川の西側に広がるおたるドリームビーチと同様海水浴に良さそうな砂浜海岸なのですが、正式な海水浴場ではないらしく行政や民間業者による整備がされておらず、そのせいで心無い利用者による直火BBQ、ゴミ放置のほか水難事故多発などあり、2018年頃から限られた利用者しかクルマで進入できないようになっているようです。近くには石狩湾新港開発に伴い立ち退きを余儀なくされた小樽内の碑「オタナイ発祥之地碑」などあり、忘れられた歴史の地という感じ。

ネットで色々調べましたが、書いてあることがいろいろです。上記のとおり、2018年より前の記事だと割と気軽に行って楽しかった的な記事がヒットしますが、それ以降の記事では「道路にバリケードがありクルマで入れなかった」という記事もヒットします。2020年の現在はどうなのか、見に行きました。ついでに非DID地域なのでドローンも飛ばしてみたいところです。

PCDaVinci Resolve

ここ1週間ほどDavinci Resolveで動画作成に勤しんでいました。オフィスにある業務用PCでの作業がメインですけど、時間節約のためにプライベートのX260でも作業する場面もありました。そこで考えなければならないのは、作業中のデータをPC間でどのように受け渡すか、ということです。

作業データは、撮影した動画や音声、画像といったソースファイルと、それらをまとめ編集するプロジェクトファイルに分かれます。ソースファイルは軽く50GBを超える容量なので高速大容量のSSDが必要だったため、先日新しいSSDを追加したところ

一般的に、別のPCで作業の続きを行ったり、他の人にデータを渡すためには、該当ファイルをコピーすればよいだけですけど、Davinci Resolveのファイル管理は独自のカタログ形式?のため、windowsで一般的な名前を付けて保存というコマンドがありません。よって、上にあるようなホーム画面からデータの書き出しを行います。選択肢は2つ。プロジェクトの書き出しプロジェクトアーカイブの書き出しです。

この2つはどのように使い分けるのでしょうか。実際に検証してみました。