万年筆Pelikan, PILOT, TWSBI

パイロットの万年筆kakuno(カクノ)のインクを使い切ったので、洗浄しました。

万年筆Pelikan, TWSBI

およそ8ヶ月くらいかかって、TWSBI DIAMOND 580に入れたペリカンの古典ブルーブラックインクを使い切りました。

TWSBI DIAMOND 580を分解洗浄し、ペリカンの古典ブルーブラックインクを入れた。 | HERMITCRAB

巷では扱いが難しいと言われている古典インク。曰く、澱が固着しペン先に詰まるだの、成分がステンレスペン先を腐食させるだの、と。

ペリカンのブルーブラックは気に入っていたので追加して入れるつもりだったのですけど、古典インクがこの万年筆になにか悪影響を与えたのか確かめたいので、いちど洗浄してみることにしました。

万年筆PILOT, TWSBI, セーラー

複数本の万年筆を持ち運ぶ際は、普通のペンケースに入れてると、万年筆同士がぶつかるカチカチ音が気になります。小生は安価な万年筆しか所有していませんけど、1万円以上する高価な万年筆とかだと、傷付きも心配になりますよね。

筆記具メーカーのパイロット(PILOT)は、万年筆のほか、ペンサンブル(Pensemble)というナイスな名前の万年筆ケースも作っています。ペンサンブルは、万年筆を1本ずつのコンパートメントに入れられ、他の万年筆と接触しない構造になっています。使うほどに味わいの増す本革のロールタイプで、所有欲を満たしてくれます。

Pensemble (ペンサンブル) | 製品情報 | PILOT

収納できる本数によっていくつかタイプがありますが、小生は5本差せるタイプを購入し、半年ほど使っています。

万年筆Pelikan, PILOT, TWSBI, セーラー, プラチナ

常用している万年筆インクの耐水性が気になったので、自分で実験をしてみました。

万年筆Pelikan, TWSBI, プラチナ

万年筆趣味は続いていますが、さすがにハイテンションを維持し続けているわけではありません。

万年筆Pelikan, TWSBI

TWSBI DIAMOND 580にもともとたっぷりと入っていたインクをようやく使い切ったので、洗浄して新しいインクを入れることにしました。

万年筆LAMY, Pelikan, PILOT, TWSBI, プラチナ

数えてみると、微妙に色味の違うインクを入れた8本もの万年筆を運用していました。

それぞれ平均的に使っているので、インクの無くなるペースもある程度一定、ということで、週末には一斉にインクの補充と点検、必要に応じて洗浄を行っています。

いちいち手間のかかる事に取り組んでいるのは、最近ハマっている機械式腕時計に通じるものがあるかもしれませんね。生産性ゼロ。だけど、なんか感性を刺激してくれるアイテムたちなのです。

↑今気になっているのは、今となっては数少なくなってきたいわゆる古典インクであるペリカンのブルーブラックインク。古典インクはプラチナ万年筆のブルーブラックカートリッジをプレピーに入れて使っているだけで、まだ本格的に手を出していないので、ボトルからコンバーターに吸わせてたっぷり使ってみたい!!

ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. 20F (2021年3月) これでやっと趣味文vol.55の呪いが解けました。 – 趣味と物欲

万年筆DIY, Pelikan, TWSBI

TWSBI Diamond miniのインクを使い切ったので、違う色のインクを入れるため分解掃除を行いました。

この万年筆は胴軸本体にインクをストックする吸入式。ですので、しっかりと洗浄するには胴軸内の吸入機構をバラす必要があります。

TWSBIの吸入式万年筆には、このような分解工具が付属しています。ユーザーによる分解を推奨するツールは日本製品ではあまり見かけませんね。

これを使って、分解し洗浄していきます。詳細は以下から。

万年筆TWSBI

TWSBIツイスビーと読み、2009年にできた台湾の万年筆ブランドです。小生はTWSBIのDiamond Mini ALミントブルーを所有しています。ショートモデルの万年筆ですがデザインや金属ニブの書き心地が気に入ったため、フルサイズのDIAMOND 580も購入しました。

DIAMONDシリーズはショートモデルのMiniシリーズ通常サイズの580シリーズがあり、今回購入したのは580シリーズです。580にはノーマル、AL、ALRの3つのサブモデルがあり、ALRはほかのシリーズではシルバーになっている王冠・キャップ・テールリングにもコンセプトカラーが施されているのが特徴。さらに!今回購入したカラーはPrussian Blue(プルシアンブルー)!!

日本語名で紺青と呼ばれる青色顔料は、1704年ドイツのベルリンにおいてディースバッハによって発見された。そのため、顔料の発見地ドイツの旧王国名・州名プロイセンに由来してプルシアンブルーと呼ばれるのが一般的である。

紺青 (色) – Wikipedia

ただでさえ青系のカラーが好きな小生なのに、なんとも雅なプルシアンブルーという響きに撃ち抜かれ、思わずポチってしまいましたლ(´ڡ`ლ)