オリエントスターWZ0051DAを酷暑に日差計測してみた。

腕時計ORIENT

暑い日々が続いていますが皆さんお元気でしょうか。暑いということは、機械式腕時計の進みいつもより緩やかになる・・・ということで、久々に日差計測してみました。

使うのはマイファーストオリエントスター、セミスケルトンモデルのOrientStar WZ0051DAです。

2022年3月に日差計測した際は+7.5秒という好成績でしたが、夏なのでこれより進み具合は緩やかなはず。さてどんな結果になるでしょうか。

計測方法

いつもどおりではありますが、タイムグラファーアプリなどは使わず、日常使いしながら正確な時計との差を目視で記録していきます。正確な時計として利用するのはTime.isというサイト。

計測する時間は、朝8:00と夜20:00が目標。できるだけこの時間に計測し、記録していきます。

計測結果

8/28 9:00 0(0) 21:00 -3(-3)
8/29 9:00 +3(+6) 21:00 -1(-4)
8/30 9:00 +5(+6) 20:30 +1(-4)
8/31 9:00 +8(+7) 19:00 +5(-3)
9/1 8:20 +12(+7) 21:00 +8(-4)
9/2 8:30 +13(+5) 20:00 +11(-2)(この後は平置き放置)
9/3 8:30 +18(+7) 20:00 +23(+5)
9/4 8:30 +28(+5) 17:40停止

本当はもう数日前に計測開始していたのですけど、2日ほど連続で記録を忘れるというミスを犯したため、8/28朝から改めて記録をつけ直しました。なので、すでにゼンマイはある程度巻いている状態からのスタートです。

基本的に、朝装着し、夜外して文字盤を上にした状態で保管、というサイクルを繰り返しています。

考察

このデータで分かることは次のとおりです。

着用で遅れ、平置きで進む。遅れ度合いより進み度合いが大きいため、全体として進み傾向

②8/28朝~9/3朝(丸6日間)の平均日差は+3秒。9/4朝までのまる7日間だと+4秒。カタログ上の日差+25秒〜-15秒を充分に満たしている。

③2022年3月(冬)に日差計測した際は+7.5秒だったが、今回(夏)の日差はそれより小さくなった

④ゼンマイ全巻状態から約45時間稼働した。カタログ上の数値は40時間以上。

夏より冬のほうが機械式時計は進むという機械式時計のセオリーをきちんと再現した、まさに教科書どおりな結果になりました。しかし日差+3秒程度とは、素晴らしい成績です。すごいぞ!オリエント!!

おまけ

冒頭のこの写真、なんか違和感ないですか?そうです。右手にWZ0051DAをはめて撮影した写真です。

腕時計は左手派な小生ですけど、戯れに右手に付けてみた途端、WZ0051DAの重さをずっしりと感じました。実測で重量127gなWZ0051DAですが、左手に付けている普段は、慣れてしまっているせいか重さを感じません。でも左肩が常時凝っている感じがしてて、身体は腕時計の重みを感じているかのようです。

WZ0051DAはすでにディスコンなので、新品購入ならパワーリザーブが50時間に延びた後継モデルのRK-AU0006S(並行輸入品ならRE-AT0003S)をオススメします。

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Posted by Hermitcrab