【Logicool MX KEYS】Logicoolの上質キーボード中古購入と使用感レビュー。旧モデルだけど基本性能は新型と同じだもんね!
キーボードを買い替えました。Logicool MX Masterシリーズより、MX KEYS(KX800)です。
2023年6月に新バージョンのMX KEYS Sが発売開始になりましたが、小生が手に入れたのは2019年9月に国内販売開始された旧モデルのMX KEYSです。KEYSのあとにSが付いてるのが新モデル、Sが付いてないのが旧モデルです。ややこしい・・・
自宅PC用にはもともとThinkPadトラックポイントキーボードを使っていました。かなり小スペースなキーボードなので気に入っているのですけど、テンキーが付いてないので数字入力に面倒さを感じていました。
それに自宅にはトラックボールLogicool ELGO M575Sがありますので、このキーボードの特徴であるトラックポイント(赤ポッチ)を使う機会が皆無です。
そこで検討の俎上に上がったのがLogicool MX KEYSです。値段は定価19,690円(税込み)とかなり高価なキーボードですので購入はためらいまくっていました。そんな折、新モデルMX KEYS Sが出たことで旧モデルMX KEYSの中古価格が下がってきました。
実は新モデルと旧モデルの違いは、基本的には以下の3つなのです。
- USBレシーバーの違い(新:Logi Bolt 旧:Unifying)
- ファンクションキーに割り当てられたショートカットの変更
- 新モデルには従来のグラファイトに加え、新色のペールグレーが追加
本体のデザインはもちろんのこと、パンタグラフ式というキー構造やタイピング感などの基本構造は同じなうえ、バックライトやバッテリー容量も同じ。
さらにいえば、MacbookなどUSB-Aを持たないマシンではBluetooth接続するしか無いのでUSBレシーバーは関係ないですね。ファンクションキーのショートカットは、ユーティリティアプリLogi Options+で変更可能なので、新モデルと同じ配置にすることも可能です(もちろんキートップのプリントを変えることはできませんが)。ということは、小生的には旧モデルで全然オッケー!となったわけです。
ファーストインプレッション
購入したのは程よく使い込まれた中古品。破損等はなく普通に使えるものだったのですが、手アカやホコリでほんのり汚れていました(笑)爪楊枝などを駆使して丁寧にクリーニングしました。付属品も全て付いて購入金額は8,500円でした。
すでに1ヶ月ほど使っていますが、静かなタイピング音、中央がややくぼみ指に馴染むキートップ、程よい角度などでタイピングが非常に快適になり、目新しさもあってすぐに気に入りました。
充電ポートがType-Cなのは好いですね。
キーボード裏のプリントを載せておきます。技適マークも付いています。
Logicool製品は往々にして型番や品名が複数あって分かりづらいことがあります。旧モデルMX KEYSの型番はKX800のはずですが、ここにはYR0073という表記もありますね。中古サイトではYR0073という表記しか無いところもありますが、実はMX KEYS SにもYR0073の表記があるようです。つまりYR0073だけでは旧モデルか新モデルか区別がつかないので、中古をネットで買うときはファンクションキーの画像などをチェックして、どの製品か見分ける目が必要です。
ちなみに説明はココに書いてあることが全てです。紙では入っていません。
こちらにも接続方法や取説的な情報がありました。英語です。
MX KEYSはUnifyingレシーバーでPCと接続します。ちなみに小生所有のUnifying機器はトラックボールのM575Sです。
前述のとおり、USB-Aを持たない機器ともBluetoothでよろしく接続できるよう設計されているんでしょうから、小生はUnifyingレシーバーは使わずBluetooth接続で運用を続けています。
なおキーボード本体にUnifyingレシーバーを収納することはできません。これはプチ残念ポイント。
感想①ctrlキーの位置に迷う
ショートカットで頻出のctrlキー。ブラインドタッチできずとも、左手小指は自然とctrlキーに添えられるようにしたいものです。
自宅にあるキーボードたちを並べてみました。上はThinkPadトラックポイントキーボード、真ん中はELECOMのワイヤレスキーボード、下がMX KEYSです。見て分かるとおり、トラックポイントキーボードは左下がFnキーで、その隣がctrlキーになっています。
自宅でブログ執筆しているときはトラックポイントキーボードを使っていましたので、ctrlを使いたいときは自然と左下から2番目のキーに小指が当たっていました。そこにきてMX KEYSを使い始めると、ctrlキーが左端なので、ショートカットを使おうとすると一瞬迷うんですよね。
こんなキーボードをオフィスでは使っています。平凡なJISキーボードですけど、ctrlキーは左端。でもこれに慣れていました。つまり、オフィスでは左端がctrl、自宅では左端から2番めがctrlと、自然とキーの位置を脳内切替しているんですね。不思議!
でも考えてみると、ctrlキーが左端じゃないのはトラックポイントキーボードだけ。ということは、トラックポイントキーボードがむしろ特殊なレイアウトなのかも・・・
感想②オフィスに持ち出した感想
オフィスでも使ってみたくて、自宅から持ち出しました。オフィスのPCにもBluetoothで接続しますが、接続は非常にスムーズでした。Easy-Switchキーの2番で接続したのですけど、自宅に持ち帰ったら1を押せば自宅PCにすぐに接続でき、またオフィスに持ち出したときは2を押せばオフィスのPCに接続できます。いちいちBluetooth接続から始めなくてよいので非常に快適です。
一方で、オフィスのデスクではタイピング音が気になりました。MX KEYS自体は静音キーボードで控えめなパチパチ音が心地よいのですけど、キーボード自体は重量があり非常に剛性があるため、タイピングによる振動がそのままデスク天板に伝わります。ガッチリとしたデスクなら音が響くことはないのですけど、オフィスのヤワヤワなデスクだとタイピング音がドンドンという低い音になってデスクに響きます(笑)安価なデスクを見分けるキーボード、それがMX KEYSです(笑)
キーボードに重量があることはメリットでもあります。どんなにタイピングしてもずれ動く心配は皆無です。
感想③個人情報漏洩がちょっぴり心配
キーボードで情報漏洩?と思われるかもしれませんが、ちょっと気になったことなので記録しておきます。
小生が手にした中古MX KEYSですが、Logi Options+アプリのEasy-Switchを見てみるとこんな表示が。ぼかし部分にはそれぞれ接続している端末の名前が入っています。
1番と2番は小生のPCなんですけど、3番にも謎の文字列が。前オーナーが設定していたと思われる、教育機関のiPadを想像させる文字列が入っていました。ここには下手すると個人名が入ってたりしそうですね。売却するにしても廃棄するにしても、手放す際は接続している端末の情報は消去してからにすべきでしょう。
感想④windowsキーの位置に迷う
windowsキーは、左下にあるウィンドウズアイコンがプリントされたキーです。これまたショートカットで多用するキーですけど、トラックポイントキーボードでは左端から3番目、MX KEYSを含めその他のキーボードは左端から2番目です。
MX KEYSの大きな特徴の一つが、macと共用のレイアウトのため、一部キーにはmacとwindowsの両方の機能が刻印されていることです。
左端から2番目のキーは、opt|スタートとの刻印があります。左のoptがmac用、右のスタートがwindows用です。スタートキーはすなわちwindowsキーなんですけど、大抵のwindows用キーボードにはwindowsロゴが記載されているので、スタートとカタカナで書かれるとちょっと戸惑います。しかも左右並列表記なうえ、右隣のcmdの上のマークがwindowsロゴに見えて仕方ありません。まあこれも慣れるまでの我慢でしょうが。
ちなみに新モデルのMX KEYS Sはこのように上下並列表記です。特にwindowsユーザーには、この方が見やすい気がしますね。
感想⑤半角/全角キーの大きさについて
IMEを切り替えるために使用する半角/全角キー。レビューでは小さいという評価があり、たしかに小さいとは思いますが、小生はあまり気になりません。なぜなら、最近は無変換キーと変換キーでIMEのon/offを切り替える設定にしていて、半角/全角キーを触ることはほとんどないからです。
まとめ。
軽快で静かな打鍵感、手を近づければ自動点灯するインテリジェンスなバックライト、頑丈な筐体など、MX KEYSはクオリティの高いキーボードです。バッテリーもバックライトoffなら最長5ヶ月持つとのことで、リチウムイオン電池がへたる前に本体が壊れるんじゃないかという気がして、長く使えるキーボードだなと感じました。
持ち歩くのはちょっとしんどいので、オフィス用にもう1台欲しい気がします。
オフィス用に2枚目のMX KEYSを買いました!
旧モデルのMX KEYSはディスコンなので、Amazonで割高な新品を購入するのはオススメしません。新品購入したいならこの次に紹介している新モデルを選びましょう。中古でもよければ、Amazon、メルカリなどで10,000円程度で買えます。
こちら新製品のMX KEYS Sグラファイト(KX800sGR)です。グラファイトカラーを新品購入するならこちら。
デスクトップ周りがホワイト基調な方なら、ペールグレーのMX KEYS S(KX800sPG)を。きれいな色ですね。
テンキーを排しコンパクトになったMX KEYS miniシリーズもあります。小生はテンキーが欲しかったので今のところ眼中にないですが、Androidスマホなどで外出時にブログ執筆するならありかも。キー配列がMX KEYSと微妙に異なるのでまたもや慣れが必要ですね。miniはLogi Boltレシーバーが別売りなのも一応知っておきましょう。
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