工具をただただ愛でる。その3。VESSELボールクイックキャッチャー

やられました。工具好き、便利グッズ好き、そして小さなアイテム好き・・・いろいろな好きにマッチするアイテムを見つけてしまい、悩んだ末にポチりました。
それが、VESSEL(ベッセル)ボールクイックキャッチャーです。

ボールクイックキャッチャーは、この画像にあるとおりネジ締めできるビットホルダーです。ビットを保持し素早く取り出せるクイックキャッチャーはベッセルをはじめ各社から販売されていますが、そのクイックキャッチャーでねじ回しまで行えるようにしたというのがベッセルのアイデアですね。

ビットを差し込むだけでオートロックというのもボールクイックキャッチャーのアドバンテージです。一般的なクイックキャッチャーは、取り出し時だけでなく差し込み時も本体のロック機構を動かさなければなりませんが、ボールクイックキャッチャーはビットを差し込むだけでロックしてくれます。
またネジ締めが行えるように本体をボール形にしたのもベッセルならでは。
ベッセルには電ドラボールというベストセラー商品があり、グリップがボール型になった特徴的な意匠を引き継いでいるものと思います。ボール型グリップのおかげでスタビドライバー感覚でネジを回せます。M4以下のネジに使用可能とのことであまり大きなネジや高トルクで締められた木ネジなどは回せませんが、小型家電のネジくらいなら問題なく回せそう。

素材にもこだわって製造されているそうです。
レッド、イエロー、グリーン、バイオレット、ブラックのカラバリがあり、カラビナ付きの2個セットでも販売されているほか、、、

2022年11月よりアースカラーを意識したダルグリーン、ダルレッドも販売開始されました(プレスリリース)。ちなみにダルとは鈍いとかくすんだという意味です。色彩検定で勉強しました😤
工具にまで流行りのくすみカラーを取り入れるとは、さすがのベッセルです。

前置きが長くなりましたが、小生がゲットしたのはくすみカラーのダルレッドです。

ベッセルの工具は基本的に日本製なのですが、ボールクイックキャッチャーは中国製でした。

本体だけだとこんなにコンパクト!ボール部分はしっとりした樹脂製で手によく馴染みます。

ビットをリリースするときは、本体をやや引っぱるように下げます。

とりあえずビットをキャッチしてもらおうと思います。こちらは同社の剛彩ビットから、プラス2番とマイナスの両頭タイプのビットです。
このビットは2本セットで300円程度で買えます。プロにとってはビットは消耗品でしょうから安いに越したことはないでしょうけど、我らのような日曜大工用途ならこの高精度なビットは十年単位で使えるでしょう。ほかのビットもカラフルで安価なのでたくさん揃えたくなる、そんな恐ろしさが剛彩ビットにはあります。

全長約85mmのミニ工具の完成です。しかもプラスとマイナスの差し替え式!
ダルレッドのボールクイックキャッチャーにレッド(というかこちらもダルレッド?)に塗装されたビットがよく合いますね。

リングが付いたドライバーってあまりないですよね。工具を絶対に落下させてはいけない現場もたくさんありますから、安易にリングを付ける必要はないのかもですけど、こういった小型工具はリングがあるおかげで携帯性が爆増します。

様々なビットを接続できるほか、小型を活かしてキーアダプターなんかを取り付けて、便利なキーホルダーとしても使えるとのこと。

こういう使い方もまた便利ですね。

他社製のビットやキーアダプターは保証対象外になっていますが、インパクトドライバ用のくびれのあるビットなら基本的に使えますし、ロック機構も問題なく作動するようです。
ただし全長が25mmくらいしかないショートビットは使えませんので、絶対に入れないようにしてください!ビットが奥まで入り込んでしまうと上の写真のようになり、ドライバとしての使用は不可能なのはもちろん、ビットをリリースするのが至難となります。真似しないように!
どうしてもショートビットを使わなければならないときは、インパクト対応のショートビットホルダを併用しましょう。

手に馴染むスタビドライバーの出来上がり!このサイズならピッキング防止法にも引っかかりませんし、キーホルダーに付けてもじゃまになりません。お一ついかがですか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません