1台のマウスで2台のPCを行き来できる異次元体験!PC間のデータ移行が捗るLogi Flowとは。

Lenovo IdeaPad Pro 5i Gen9と同時期に、LogicoolのマウスM750も購入していました。
過去に記事でも紹介したM650に、ポイント速度切り替えスイッチと3台のマルチペアリング機能が追加されたモデルです。
一般的なBluetoothマウスは、1台目のPCとは別のPCと接続する場合、2台目のPCとのBluetooth接続を改めて行わなければなりません。そして1台目のPCと再接続しようと思っても、再度最初からBluetooth接続をやらなければならず、頻繁にPCを切り替えるときは接続作業がかなり煩雑になります。
ですがマルチペアリングに対応したM750は本体裏のスイッチを押すだけで接続するPCを切り替えられるため、Bluetoothを都度行う必要がないのです。これが大変便利な機能なのです。
そしてLogicoolはマルチペアリング機能を更に進化させました。なんと、2台のPCに同時に接続し、マウスの共用はもちろんのこと、ファイルのコピー/ペーストなども行えるようになったのです。それがLogi Flowなのです。
これまでLogi Flowのことは知っていましたが、使いたい場面がイマイチ思い浮かばず使用には至りませんでした。ところがこの度ノートパソコンを買い替えたじゃないですか。2台のPCをシームレスに移動できたらデータのバックアップもやりやすいはず、ということで、初めてLogi Flowをセットアップすることにしました。

Logi Flowのセットアップには、ユーティリティソフトLogi Options+を使用します。

1台目のPCにM750を接続した状態で、一つ上の画面でFLOWのセットアップをクリック。こちらの画面の手順に書いてあるとおり、2台目のPCにLogi Options+をインストールし別のチャンネルでM750を接続、そして同じwifiネットワークに接続します。

これらがうまく行けば正常に接続済みと表示され、画面上に2台のPCが表示されました。左に表示されているのが2台目のPC。なんかランダムな名前が付けられてますね。

この画面ではマルチモニタの設定と同じようなイメージで、画面の位置関係を実物と同じように設定することで、このコンピュータの画面右端にマウスポインタを持っていくともう1台のPCの画面左側からポインタが現れます。なかなかの感動です。

Logi Flowの設定画面はこんな感じ。データのコピペを許可するにはここで設定します。
PCのデータ移行って面倒ですよね。小生もメインノートをThinkPad X260からIdeaPad Pro 5i Gen9に変更すべくセットアップを続けていますけど、データ移行はとにかく面倒。抜けがないようにしないといけないと思いつつも、とにかく億劫です。
データ移行は旧PCに外付けSSDなどを接続してデータをコピーし、そのSSDを新PCをに接続してデータを戻す、という手順が一般的ですけど、Logi Flowを使うと、旧PCでコピー→新PCにペースト という手順で行えるため、フローが非常に簡単になります。データ転送は実際のところwifi経由で行うためSSDを使ったデータ移行より転送速度は大幅に遅くなりますけど、手順が簡単になるのは良いことです。
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