【TRUEFREE EarFit DS1】音質と装着感にこだわったオープンイヤー型イヤホンレビュー。

2025-10-28ガジェット, 音楽TWS

オープンイヤー型イヤホンTRUEFREE EarFit DS1のレビューです。装着面にこだわりつつも迫力の音質にもこだわった良機種です!

割引クーポンを提供していただきました!

Amazonクーポンコード:TFDS108B01
対象商品:TRUEFREE EarFit DS1
クーポン有効期間 2025/8/1 00:01 – 2025/9/4 23:59
クーポン割引率:5% ※Amazon商品ページ掲載のクーポンと併用可能です
通常価格: 5,380 円

概要

公式画像を引用して製品の概要をチェックします。TRUEFREE EarFit DS1は耳掛け式のオープンイヤー型イヤホンです。ドライバは12mm×17mmの大口径タイプで、余裕のある出音が期待できそう。

通話時のノイズ低減機能と、音漏れ抑制技術を導入しているとのこと。音漏れ抑制技術は逆位相の音を外部に出す仕組みとのことで、どれほどの効果があるか気になりますね。また最大2台のデバイスとのマルチポイント接続機能も搭載。音楽やYouTubeなどを再生すると自動でそちらの機器に切り替えてくれる、便利な機能です。

イヤホン単体で10時間、充電ケースと併用して最大40時間の再生が可能。IPX5相当の防水性能があり、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響を受けません。水没はNGですけど、装着状態でのシャワーや降雨などの影響を受けない設計になっています。

本体操作はタッチ方式で、操作方法はこの手のイヤホンほぼ共通です。充電ケースには%での残量表示があるほか、見慣れないシリコン製音導パーツ(イヤーピース)を備えています。イヤーピースがあるということは、耳に若干挿入するのでしょうか??

付属品はこんな感じ。首掛けアダプターと前述のイヤーピースがどんなものか、気になりますね。

1. 本製品には(S/M)2サイズのイヤーピースが付属しています。 イヤホン本体にはSサイズ、充電ケースの蓋にはMサイズがそれぞれ最初から装着されています。

2. Sサイズは主に開放感と快適さを重視した設計、一方でMサイズは主に音漏れ防止とフィット感を重視した設計という特徴があります。

3. イヤホンの先端をシリコン製ネックバンドアダプターに差し込んで装着すれば、ネックバンド型イヤホンに早変わり。様々なシーンでお使いいただけます。

公式情報によるイヤーピースと首掛けアダプターの説明がありました。

取扱説明書はこちらからダウンロードできます。日本語にも対応しています。

開封

提供いただいた製品を開封していきます。ホワイトとオレンジの化粧箱は過去にレビューしたTRUEFREE F2TRUEFREE O1と同じです。

化粧箱の裏面にはいろいろ情報が書いてあり、時には公式サイトに書いてない情報があったりするのでチェックしときましょう。

スペックを見ておきます。

  • Bluetoothバージョン 6.0
  • 周波数特性 20Hz-20kHz
  • 最大動作距離 10m
  • 再生時間 イヤホン単体で10時間、ケースと併用して最大40時間
  • 充電容量 イヤホン70mAh、ケース600mAh
  • 技適あり

Sound in Heaven!

内容物はこんな感じ。取扱説明書はこちらからダウンロードできます。日本語にも対応しています。

外観チェック

TRUEFREE EarFit DS1のケースはこんな感じ。表面は粗めのザラザラな処理がされていて、布貼りのケースのようなファブリック感があります。この手のイヤホンは大抵ツルツルのケースですけど、それとは一線を画す高級チックな見た目にテンションが上がります。

ケースの充電はUSB Type-Cで行います。

ケースを開けてみました。

イヤホンはこのように収まります。

ケースのフタには技適表示あり。両サイドの丸いドーナツ型の物体は、後述するイヤーピースです。

イヤホン本体をチェック。最初に絶縁シートを剥がしておきます。

表面の銀色の部分にTRUEFREEロゴと接続状態を表すLEDが仕込まれています。銀色の中央部分あたりがタッチセンサーになっています。

裏側はこんな感じ。デフォルトでは薄めのイヤーピースがはめ込まれています。ドライバ周辺の小さな穴は通話用マイクかな。スリットは音を逃がすベント穴のようですが、逆位相音を出力する仕組みがある・・・のかな?

重量は実測で、イヤホン単体で9.3g、ケース込みで75.2gでした。

イヤーピースと首掛けアダプター

薄めのイヤーピースの高さはこれくらい。

イヤーピースを外すとこうなります。

後付のイヤーピースは2サイズが添付されています。

ケースのフタについてるイヤーピースが左、それよりやや大きイヤーピースが右。いずれも、デフォルトのイヤーピースよりかなり大きいです。

首掛けアダプターはこんな感じ。全体が柔らかいゴムのような素材でできています。

イヤホンの耳掛け部分の末端に差し込むことで、いわゆる首掛けイヤホンになる、というギミックです。イヤホン単体での取り回しの良さは失われてしまいますけど、こうしておけばメガネストラップのようにイヤホンを一時的に外して首から下げておく、という使い方も可能になります。イヤホン落下や紛失の危険を無くすために首掛け式にするのもありかも。

充電

試用前にフル充電しておく、というのが中華ガジェットのお約束⚡️

なお付属のケーブルはType-C to Aタイプでしたが、両端Type-Cケーブルでも充電可能でした。

ケースの充電中は、このように残量表示の1の位が点滅します。現在は93%くらいで、3が点滅しているという状況です。

イヤホンの残量と充電状態は、両サイドの4つのメーターで表示されます。

ペアリング

ペアリングは簡単です。ケースを開けるとペアリング待機状態になるので、端末側に表示されたTRUEFREE EarFit DS1をタップすればOK。

接続できました。デフォルトではSBC接続となります。

AACコーデックに切り替える設定があるので、それを適用すれば・・・

AAC接続できました。

マルチポイント接続

2台のデバイスに同時に接続できる機能がマルチポイント接続です。何が便利かというと、例えばPCとスマホに接続しておいてPCで音楽を聴いているときに、スマホに着信があったら自動的にスマホに切り替わって通話が可能になる、という運用ができます。

マルチポイント接続はとても簡単で、上の取説にあるとおり、デバイスAに接続している状態でAのBluetoothをオフにしてペアリング待機状態にして、デバイスBで接続、Bに接続できたらAのBluetoothをオン、Aにも再接続して完了。

同じ手順で、簡単にスマホとPC両方に接続できました。スマホで曲を流している状態でPCからも曲を流すと、音声はPCに切り替わります。またスマホで音楽を掛けると音声は再びスマホに切り替わります。つまり、最後に音声を出力したデバイスに切り替わるという動作になっているようです。

試聴

最初に試聴する音源はもちろんこれ!Silent Jealousy!!

イヤホンのレビューって難しく、その大きな理由の1つが音質を好き嫌いで語ってしまうこと。そして耳はイヤホンに慣れていってしまうということ。イヤホンから出る音自体は物理的に計測できるものですが(もちろん小生には無理ですけど)、耳を通り鼓膜を揺らし蝸牛で電気信号に変換され脳で音として処理されるわけですから、脳がどう判断するかは人によって千差万別なわけで、基準もなにもあったものではありません。さらには、使い続けるうちに耳がイヤホンの音に慣れてきてしまう、という問題もあります。

こう考えると、客観的なレビューはほとんどの人には無理ですし、もちろん小生にも無理です。ただし小生がいつもSilent Jealousyで試聴するのは、最初に聴く音源を一定にすることでほかのイヤホンとの違いが分かるから。言葉を変えれば、Silent Jealousyを心地よく聴かせてくれるかどうかが小生にとっての基準となっています。基準があれば比較ができますからね。

閑話休題。いつも書いてますがSilent Jealousyはまさに音のごった煮!たくさん重ねられたギター、うねるベース、手数の多いドラムにToshiのキレッキレのヴォーカルにストリングスと、かなりの情報量があります。凡庸なイヤホンではごちゃごちゃするだけで細部まで聴き取るのは難しい、イヤホンレビューにもってこいの音源なのです。

TRUEFREE EarFit DS1をEQなどいじらないデフォルト状態でSilent Jealousyを聴いてみると、程よく豊かな低音と余裕のある中高音を感じました。やはりドライバサイズが大きいことで、無理やりドライバを鳴らさずとも音がしっかりと出る印象。一方でオープンイヤー型の宿命で、外界の音に弱い点はあります。室内利用なら問題ありませんね。

続いて聴くのは、同じアルバムからWhite Wind From Mr.Martin ~Pata’s Nap~Voiceless Screaming。前者はPATAのアコギ多重録音で、まるで目の前で演奏しているかのような生々しさまでリアルに録音されています。後者はアンプラグドな録音で、こちらもギターやフルートなどの生楽器の真に迫る録音が白眉。TRUEFREE EarFit DS1で聴くと、いずれも程よい迫力で心地よく聴けました。

ほかの音源もいろいろ聴いてみました。TRUEFREE EarFit DS1は基本的に低音強調系なので、リズム感の強いロックやテクノなどはかなり心地よく聴けます。一方で装着の軽さから、クラシック音楽などの長い曲でも聴き疲れしません

イヤーピース、音漏れ、接続性能

イヤーピースが付属しているオープンイヤー型イヤホンって珍しくないですかね?こちらの取り換え用イヤーピースだと、まるでカナル型のように耳に挿入できそうですが、実際は挿入出来るほどのサイズではありません。

小生が試した感じだと、このイヤピを装着することで、耳の穴ではなく穴の手前の出っ張り(耳珠)にイヤピが引っかかり、イヤホン全体を耳にフィットさせることができ、かつサウンドホールが耳の穴に近いちょうど良い塩梅の場所に来ることで、結果的に音が良くなる感じがしました。イヤピのサイズによる違いはあまり感じませんでしたが、デフォルトのイヤピよりフィット感向上と音質向上を感じたので、中サイズのイヤピの方を装着して使用を続けています。

音漏れについては、常識的な音量ですと耳を近づけない限り音漏れは感じません。最大音量にすると当然音漏れしますが、最大音量にしないと聴けない状況では、難聴防止の観点からもオープンイヤー型を使うべきではないでしょう。音漏れ抑制技術については効果の程がまだ良くわからず、検証を続けます。

Bluetooth6.0による接続性能についても必要充分で、2時間ほどの連続使用では接続は一瞬たりとも途切れませんでした。

アプリの使用感

TRUEFREEアプリでEarFit DS1のバッテリー残量が分かるほか、各種設定ができます。タッチ操作には任意の機能を割り当てられるほか、タッチそのものを無効にすることも可能。小生はタッチ操作が苦手なのと誤動作でイライラしたくないため、タッチを無効にしてしまおうかな~と思ったりしてます。

イコライザはデフォルトでいくつか登録されているほか、カスタマイズでは周波数帯ごとに持ち上げたり下げたりも可能。いろいろ試した結果、プリセットのクラシックが妙なクセがなくいちばん好きな感じでした。

ダイナミックEQがどういう仕組みなのかよく分かりませんが、これも有効にすることで低音の豊かさとスッキリした中高音を楽しむことができたので、プリセット:クラシック&ダイナミックEQ有効という設定を基本にしておきます。

また通知音(音声メッセージ)はデフォルトでは英語ですが、日本語にすることも可能でした。言ってる内容はconnectedとかgame modeとか、結局は英語なのですけど、コネクテッドとかゲームモードとカタカナ読みで話してくれるので、結果的に聞き取りやすくなってます。

遅延

ノーマルモードだと結構な遅延が発生します。こちらの映像で検証したところ、あくまで素人計測ですが500ms=0.5秒くらいの遅延がありました。音楽リスニングにはまったく問題ないですが、映像作品の鑑賞には厳しいです。

ゲームモードに切り替えると、こちらも素人計測ですが遅延は50ms~100ms=0.05秒~0.1秒くらいまで低減しました(公式にはゲームモード時の遅延は66ms=0.066秒)。これくらいなら映像作品の鑑賞にも支障は少ないです。

実際のMVで遅延のチェック!Jinが熱唱するSuper Tunaです。歌詞に合わせて振り付けもあるので、遅延がどれくらい発生しているか実感するのにちょうど良い素材です。Jinかっこいいし😍

さすがにジャストタイミングというところまではいかないけど、ゲームモードに設定することで遅延はほぼなくなっている印象です。ゲームモード時はほんの僅かに音質が劣化しているように感じる、というかノーマルモードの方が音がきれいな感じがするので、必要時以外はノーマルモードで運用します。

まとめ

軽くしっかりとした装着感と、大口径ドライバによるどっしりとした出音で、楽しめる音を提供してくれるTRUEFREE EarFit DS1。オープンイヤー型イヤホン初心者の方にはもちろん、複数の端末を常時活用している方にはマルチポイント接続の恩恵も大きいはず。おすすめです。

割引クーポンを提供していただきました!

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対象商品:TRUEFREE EarFit DS1
クーポン有効期間 2025/8/1 00:01 – 2025/9/4 23:59
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通常価格: 5,380 円

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Posted by Hermitcrab