【TRUEFREE O1】耳道を塞がず周囲の音も聴けるオープンイヤーイヤホン。16.2mmDD搭載で迫力のサウンド。聴き疲れしない「ながら聴き」もイケる!
オープンイヤーTWSのTRUEFREE O1のレビュー記事です。
クーポンコード:N74PUCKJ
対象商品:TRUEFREE O1
開始日 2023-9-15 17:00 JST 終了日 2023-9-24 23:59 JST
割引率:30%
通常価格: 5380 円 最終価格: 3766 円
こちら10%のクーポン、加えて、期間中Amazon商品ページ掲載のクーポンも併用すると30%OFFになります。
TRUEFREE O1は外耳道(要するに耳の穴)を塞がないオープンイヤータイプと呼ばれるイヤホンです。この製品画像でわかるとおり、耳掛け式ユニットの先端にスピーカーが付いているような形状。耳の穴のごく近くにスピーカーが付いているような状態なので、外部の音と音楽とが一緒に聴こえてくるというコンセプトです。
イヤホンやヘッドホンは、これまでは高音質化、高遮音性を求めて進化してきました。高音質なコーデックの開発や、密閉度の高い形状、ノイズキャンセル技術などがまさにそうで、外界の音をシャットアウトし、いかに音楽に没頭できるかが求められていました。
ですが最近では、外界の音をある程度受け入れるながら聴きイヤホンがもうひとつのブームになってきています。骨伝導イヤホン然り、オープンイヤータイプイヤホン然り。音楽の聴き方にも多様化の波を感じます。
長い記事なので、読み飛ばしたい方は目次をクリック!
特徴
Amazon掲載の製品情報をもとに TRUEFREE O1 の特徴を紹介します。
TRUEFREE O1の特徴はこんな感じ。
TRUEFREE O1はENC(Environment Noise Cancellation)技術を搭載しています。
サイトによって表現がまちまちだったり間違っていたりしますが、ENCは通話時の環境ノイズキャンセル技術です。音楽鑑賞時のノイズキャンセル技術であるANC(Active Noise Cancellation)ではないので、音楽鑑賞時はノイズキャンセルしてくれない・・・はず。
TRUEFREE O1はBluetooth5.3搭載。従来バージョンより省電力、接続距離、接続安定性の向上などが期待できます。
60ms(0.06秒)の低遅延でゲームや動画鑑賞を楽しめるゲームモード付き。
タッチ操作に対応しています。動作は以下のとおり。
左(L) | 右(R) | |
1回タッチ | 音量ダウン | 音量アップ |
2回タッチ | 再生/一時停止 (着信時)応答/終話 | 再生/一時停止 (着信時)応答/終話 |
3回タッチ | ゲームモード切り替え | 音声アシスタント起動 |
長押し | 曲頭/前の曲へ (着信時)着信拒否 | 次の曲へ (着信時)着信拒否 |
このほか、手動での電源オンは1.5秒の長押し、手動での電源オフは10秒の長押しで可能です。
イヤホン単体で10時間の連続再生、充電ケースと併用して45時間の再生が可能とのこと。実動時間はこれより少ないことがままありますが、充電ケースにインジケーターもついていますし、充電切れに遭遇することはあまりなさそうですね。
小生的に気になるポイントはこれ。16.2mmのDD(ダイナミックドライバ)を搭載しているとのこと。ドライバは大きければ良いというわけではありませんが、小さなドライバだと低音の出力に限界があるので、大口径DDを搭載した TRUEFREE O1 は余裕のある出音が期待できます。 ちなみに再生周波数帯は20Hz-20kHzとのこと。
いちど接続しておけば、ケースを開けるとすぐにペアリングしにいってくれるようなので、スムーズにリスニングできそう。
取扱説明書もAmazonで公開されていました。こちらで英語/日本語の取説を参照できます。
ワークアウト中に使用している画像が多いですが、イヤホンの防水性能についてはAmazon製品ページには記載がありません。他ECサイトの情報だと防水性能はIPX4だそうです。IPX4とすると、あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない(防沫形)防塵機能は省略ということになるので、ワークアウトで付いた汗を水で優しく洗う程度なら大丈夫そうですね。
音声コーデックは、製品タイトルに記載があるとおりAAC/SBC対応ということになっています。
クーポンコード:N74PUCKJ
対象商品:TRUEFREE O1
開始日 2023-9-15 17:00 JST 終了日 2023-9-24 23:59 JST
割引率:30%
通常価格: 5380 円 最終価格: 3766 円
こちら10%のクーポン、加えて、期間中Amazon商品ページ掲載のクーポンも併用すると30%OFFになります。
開封
提供していただいた TRUEFREE O1 を開封していきます。
TRUEFREE O1 の化粧箱はこんな感じ。ちなみに01(ゼロ・ワン)ではなく、O1(オー・ワン)が製品名です。オープンイヤーのOなのでしょうね。レビューサイトによっては01と間違って書いてあったりします。
化粧箱の裏はこんな感じ。
しれっと各種仕様が書いてあります。バッテリー容量をここで確認できます。イヤホンは60mAh、充電ケースは700mAhの容量があるとのことです。
下部にも重要な情報が。技適表示はここに書かれています。
Sound in Heaven!
内部の黒い箱を開けると、充電ケースが出てきました。奥の細い箱の中にはUSBケーブルが入っています。
USB-A to Type-Cケーブルが付属。
取説は各国語対応で日本語も書いてあります。pdfファイルでも公開されています。
充電ケースのサイズ感はこんな感じ。
ケースが大きくてびっくりというレビューが散見されますが、KZ AZ09のケース(右)よりちょっと大きいかな、くらいの印象です。
ケース正面にはLEDインジケーターあり。
取説によると、インジケータの点灯/点滅でバッテリー状態を知ることができます。
USB Type-Cは背面にあります。
ケースを開けると、このようにイヤホンが収納されていました。ケースのこのサイズ感もまあ納得です。
手前側にある丸いのは再ペアリングやリセットの際に使用するボタンです。
ケースから取り出してみました。ドライバユニットとバッテリーユニットとが繋がっているような形状です。充電端子には絶縁シートが貼られているので、まず外します。
充電端子はこんな形状。音の出口はまるでスピーカーグリルのようなおもしろいデザインです。
ケース側の充電端子はこんな形状。
O1片方で10g。ケースと左右のO1あわせて100gでした。
使用前にまず満充電するのが中華ガジェットのお約束です。
取説には、充電の際は5V1Aを超えないようにとの注意書きがあります。5V1Aはいまや低速充電のたぐいですが、一部の高機能充電器ではここまで低速な出力ができないものもあります。充電器は付属していないので、使用する充電器は事前テストしておいたほうが良いかも。
使用レビュー
初めてペアリングする際は、ケースのフタを開けた時点でO1のLEDが赤白に点滅し、ペアリングモードになります。
O1が別の端末とペアリングしている状態のときは、端末側から接続を解除するほか、充電ケースに入れた状態でリセットボタンを3秒長押しすればペアリングモードになります。
サクッとペアリングできました。なんと高音質コーデックのLDACで接続できています。スペック表にも製品ページにもLDAC接続可能とは書いていないので、もしかしたらLDAC対応を正式に謳えない事情があるのかも。
まず聴いてみるのは、やはりこの曲!
どんなイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどを試すときも、Silent Jealousyをまず最初に聴いてみることにしています。この曲が素晴らしいのはもちろんですが、いつも同じ曲を聴くことでイヤホンの性能を比較しやすくなると思うからです。
イヤホンの良し悪しは少なからず主観が絡みます。つまり、本人が良いと思ったら良いということになります。突き詰めると「好き」「嫌い」に収斂するわけで、一般的・客観的な判断基準もあったものではありません。
というわけで、小生の判断基準は、Silent Jealousyがどれくらい心地よく聴けるか、です😤
ドライバユニットの音が出る部分がなるべく耳の穴に近くなるように装着します。何度か行って良い装着感を見つけてほしいですが、小生の場合は耳に軽く引っ掛けたあと、バッテリーユニット側をやや下に引くことで良い感じに装着できました。
サウンドの印象は、やや平板で音場は広くないものの、低音から高音までバランス良く鳴る聴き疲れしない感じ。小生は基本的に原音主義でイコライザーなどをあまり活用しないのですけど、YOSHIKIの高速2バスもしっかり聴こえ、ギターやTOSHIのボーカルも突き刺す感じがなくナチュラルな印象です。
もちろん迫力のサウンドや隅々まで聴こえる解像感はカナル型には及びません。オープンイヤーなO1の強みは、そこそこ聴かせながらも長時間使用しても疲れにくいことですね。あまりに装着感が良いので、Silent Jealousyから続けて、Jealousyのアルバム1枚を最後まで聴いてしまったくらいです。
もちろん音量に注意する必要はありますけど、長時間使いやすいというのはクラシック音楽愛好家さんにも訴求するんじゃないでしょうか。
検証1.音漏れ
オープンイヤータイプなのでやはり気になるのは音漏れです。音の出口が耳の穴の外にあるので、大音量にすると音漏れは必ず起きてしまいます。問題なのは、リスニングに充分な音量のときに、どれほど音漏れするのか、ということですよね。
これも個人的な感覚にはなりますが、ごく普通の音量で再生している状態で耳から外し、スピーカーユニットに耳を近づけてみると、音はわずかに聴こえます。
すでに死語になった感のあるソーシャルディスタンスを取った距離だと、本当に静かな環境で耳を澄まさない限り聴こえません。周囲に人がいる環境では、常識的な音量なら音漏れを気にする必要はないのかな、と思います。
検証2.タッチ操作
ドライバユニットの中央部、LEDが仕込まれている部分にタッチセンサーがあるようです。
小生はタッチセンサー式は苦手なんですよね・・・タッチ位置は見えないので勘で触らないといけないのと、触ることでドライバユニットが動いてしまうのでタッチしにくいです。イヤホンの位置を直そうとするとタッチセンサーが反応してしまって意図しない動作をされるのも腹が立ちます。
とはいえ物理ボタンを備えたTWSはほとんどないので慣れるしかないんですけど・・・というか、タッチミスによる誤動作がイヤなので、操作はほぼスマホなど端末で行ってしまいます。
意図しないタッチ動作を防ぐために、O1装着時はこのように弦部分を持つのがおすすめです。
O1の位置を微調整するときは、弦とバッテリーユニットを掴むように持つと、センサーに触る心配もなく良い感じです。
ちなみにKZ AZ09は物理ボタンなんですよ!リケーブル仕様のイヤホンならAZ09は超おすすめです。
検証3.ゲームモード
Bluetoothなど無線接続はどうしても遅延が発生してしまいますが、動画鑑賞時や音ゲーの時は遅延を極力小さくしたいものです。そのためのモードがゲームモードです。
左ユニットをトリプルタッチでゲームモードに入ります。公称60msまで遅延が抑えられます。
遅延を確認するにはこのような動画を活用しましょう。ゲームモードに入ると、確かに遅延はほぼ感じられなくなります。
ただゲームモードは音が途切れやすくなる副作用もあるようです。音楽鑑賞時に遅延は関係ありませんので、遅延を無くしたいとき以外はゲームモードをオフにした方が良いです。
検証4.人混みでの使用感
地下鉄で使用してみました。そこそこ混み合っていましたが、スマホとの接続が途切れることは一度もありませんでした。もちろん環境にもよるでしょうが、Bluetooth接続性はかなり強いと思われます。
ただ・・・オープンイヤーなので当然なのですが、地下鉄走行中は騒音が大きく、音楽が全く聞こえません(笑)ノイズキャンセルされている様子もありません。騒音に負けない大音量にすると、地下鉄が停車した静かな状況だと盛大に音漏れしてしまいます。周囲がうるさい環境では素直にカナル型を使うべきでしょう。
地下鉄駅から出て屋外を歩いている時は、心地よくリスニングすることができました。
まとめ。
TRUEFREE O1を使ってみて、オープンイヤーイヤホンでの音楽鑑賞スタイルが一気に身近になった気がします。騒音の大きい場所など苦手なシーンはありますけど、なにかの作業をしながら音楽を聴く"ながら聴き"のしやすさは、カナル型やCIEMには無いものがあります。いつでも肩の力を抜いて音楽に触れていられる、そんなリスニング体験を得られるTRUEFREE O1は、音楽好きの方なら一つ持っていれば活用の場面は多いと思いますよ。
TRUEFREEアプリが現在開発中だそうで、このアプリがリリースされればいろいろと設定変更して楽しめそう。アプリの完成も待ち遠しいですね。
クーポンコード:N74PUCKJ
対象商品:TRUEFREE O1
開始日 2023-9-15 17:00 JST 終了日 2023-9-24 23:59 JST
割引率:30%
通常価格: 5380 円 最終価格: 3766 円
こちら10%のクーポン、加えて、期間中Amazon商品ページ掲載のクーポンも併用すると30%OFFになります。
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