【2025年】鳥取県内鉄道のICカード乗車券対応エリアはどうなったのか?【やっぱり要注意!】

2025-05-05たび旅, 鉄道

昨年(2024年)のこの時期に、こんな記事を書きました。

2024年5月当時は、鳥取県内のほとんどの地域でICOCAなどICカード乗車券が使えなかったのです。

昨今はチケットレス特急券も一般的になり、乗車券はICOCAで精算するという乗り方もできるようになってきました。しかしながら鳥取県内で降車する場合はICOCAが使えません。自分自身への注意喚起のために書いた記事でもあります。

鳥取駅、そして倉吉駅へのICカード乗車券導入が決定され、、、

2025年3月15日に、ついに鳥取駅~倉吉駅間でのICカード乗車券の利用ができるようになりました

さて、それでは鳥取県内でのICカード乗車券対応状況は、現在どうなっているのでしょうか?

ご利用可能エリア│ICOCA:JRおでかけネット

2025年3月15日現在の情報がこちら↑。

1年前の状態と比べてみましょう。左が2025年3月15日現在、右が2024年3月14日現在です。左の方が線が増えている(=対応エリアが増えている)ように見えますが、鳥取県内に関していえば鳥取~倉吉間がICOCA対応エリアになったのみの変更です。

なーんだ、たったこれだけか・・・と思ってしまいそうですが、ICカード乗車券対応にはコストが掛かるのはもちろんだし、JR利用者の層によってはキャッシュレスに抵抗があることもあるでしょう。限られた対策予算の中で、このエリアが対応の後回しになっているのも仕方がないのかもしれません。

ひとまず現在の状況を知っておくことは鉄道ユーザーにとっては大切です。例えば関西方面から特急スーパーはくとに乗る場合、上郡の先は鳥取までICカード乗車券で降車できません。一方で鳥取駅、倉吉駅では降車できますし、鳥取駅で普通列車に乗り換えた場合でも倉吉駅までの駅ならICカードで降車できます。

倉吉より西で降車する場合は、スーパーはくと車内で目的駅での降車手続きをしておくか、倉吉駅で一旦下車し目的駅までの切符を購入する必要があります。倉吉駅でICカード乗車券の降車手続きをしてくれるかもしれませんね。ともかく、ICカード乗車券はちゃんと降車手続きをしておかないと次に乗る時にエラーが出て大変面倒なことになります。

一番面倒くさくなく、確実なのは、乗車券は切符で買っておくことでしょうか。リアルな切符があるとなんか旅情も湧きますしね。乗車券もe5489(JR西日本予約サイト)で予約できます。

予約・お支払い方法、予約条件│e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット

乗車券は乗車前に発券が必要なので、受取場所は事前に想定しておきましょう。北海道内のJR駅では受け取れませんよ!

たび旅, 鉄道

Posted by Hermitcrab