【SmallRigマジックアーム付きカニバサミクランプ】だいたいどこにでも取り付けられるラブリーなクランプ!

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SmallRigのこんなクランプを購入しました。固定用クランプと1/4ネジ付きボールヘッドアームのセットです。

SmallRig製品には製品番号が振られていて、このカニバサミは735、ボールヘッドアームが2163。2つを組み合わせた当セットは2164だそうです。

いずれのパーツも金属製でガッシリしています。

クランプには1/4ネジ(上)と3/8ネジ(下)が開いています。1/4にはボールヘッドアームを取り付けます。

クランプは最大これくらい開きますが、公式情報だと掴める対象の範囲は15-40mmとのこと。

ボールヘッドアームはこんな感じ。中央のネジを緩めることで左右のボールヘッドの角度を自在に変えられます。

カメラ等に取り付ける1/4ネジの台座には滑り止め付き。

パーツ全部合わせて約200gでした。小さくがっしりとした金属塊、という感じ。

まず考えられるのはこんな使い方。何らかのパイプにクランプし、良い塩梅の位置にカメラを固定するわけです。

同じことが三脚を使えば可能なのですが、近くに他人がいるときなど三脚を気軽に置けないシチュエーションってままあるんですよね。そういうときにこのクランプを使います。

一応耐荷重は1.5kgとなっているので、軽めのレンズを付けたフルサイズ一眼もなんとか対応可能。ただシャッターショック(ミラーショック)による振動でクランプが緩む可能性があるので、かなり注意して使用する必要があります。

クランプはパイプだけではなく、家具の板状の部分にも取り付け可能。もちろん注意深くね。

カメラ以外のものでも、アイデア次第でいろいろ使えます。これはZOOM H1essencial。32bit float対応の軽量コンパクトなレコーダーです。動画撮影時にカメラ三脚に取り付けたり、ガチ録音のバックアップ録音用にマイクポールに付けておくとか、マイクを被写体に近づけられないシチュエーションで、背後の柱などに仕込んでおくなど、アイデアは無限大。ちょっと重いけど、常時持ち歩きます。

ちなみにこの部分は1/4ネジで固定されています。ごく普通のネジなので、時計回りに回せば締まり、反時計回りに回せば緩みます。

上の写真のようなアングルで使っていた場合は、閉まる方向は手前側、すなわちカメラの前方です。つまりカメラ前方にやや荷重がかかるように固定すればこの部分が自然と緩んでいくことはありません。逆に、カメラ後方に荷重がかかると不用意に緩んでしまうおそれがあります。

撮影中にこの部分は絶対に緩まないようにしたいところですが、このようなセッティングにすれば緩む心配はほぼないでしょう。

SmallRig スーパークランプ ボールヘッドアーム マジックアーム付き蟹バサミクランプキット Ronin-M/Ronin MX/Freefly MOVIなど対応-2164

この部分の緩みを気にするレビューは結構あり、中にはタップを切って回り止めビスを取り付ける猛者もいました。ボールアームを取り外すことがないのならこういう処置や、ネジ止め剤を入れてしまうのもありですね。

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Posted by Hermitcrab