CITIZEN NB1050-59Lを冬期にも着用中。日差はドンな感じ?

腕時計CITIZEN

CITIZENロゴとデイト表示のみのシンプルなブルー文字盤、バー状のインデックスとハンド(針)で、キラリと光る個性を主張するCITIZENの機械式腕時計NB1050-59L

昨年5月に日差を計測したところ、+10秒というまあまあな進み傾向でした。

先月の12月末、まあまあハードな仕事が続いていた時期をNB1050-59Lと過ごしました。

その際に日差計測データを取ってみました。冬期なので日差は更に進み傾向だと予想できるのですが、はたしてどうでしょうか。

計測方法

タイムグラファーアプリ等は使いません。いつもどおり、time.isとの差を目視で計測し、記録していきます。

計測はできるだけ8:00と20:00に行います。日中(8:00-20:00)は装着し、夜間(20:00-翌8:00)は外して文字盤を上にした平置きで保管します。

計測データ

※前日から着用
12/21 8:30 +0(+0) 20:00 +3(+3)
12/22 8:30 +11(+8) 23:00 +17(+5)
12/23 8:00 +25(+8) 20:00 +29(+4)
12/24 9:30 +41(+12) 20:00 +43(+2)
12/25 8:30 +53(+9) 22:30 +58(+5)
12/26 7:30 +4+60(+6) 0:00 +10+60(+6)
12/27 8:30 +15+60(+5) 0:00 +20+60(+5)
12/28 +24+60(+4) 20:00 +29+60(+5)(以降放置)
12/29 7:00 +37+60(+8)
12/30 20:05停止

12/21の8:30を計測の起点としています。前日から着用し、ある程度ゼンマイが巻かれた状態=トルクが安定している状態からのスタートです。

今回は仕事の都合で、20:00の計測がなかなかできませんでした。また途中で進みが1分を超えました。1分進んでいるのが分かっていて放置するのは気持ちが悪いので、12/26の着用時に1分止めました。データには遅らせた分の1分(60秒)を加算しています。

考察

今回の計測データからわかることは次のとおり。

①全体に進み傾向。着用時より平置き時の方が進みが大きい。

②12/21 8:00~12/29 7:00(ほぼ8日間)の平均日差は+12秒。昨年5月の計測時より進みが大きい。

③12/28 20:00以降放置し、12:30 20:05に止まっていた。48時間動いた。

①は大抵の機械式腕時計と同じ傾向です。②は冬期なので予想どおり。ちなみに12/27と28はホテル住まいでした。夜間は10℃を下回る自宅に比べ、ホテルの部屋は少なくとも20℃くらいあり、夏の夜間と同じくらいですから、保管時の進み具合は27,28の方が少なかったのも合点がいきます。

③48時間も動いたのはやや意外でした。なおカタログスペック上のパワーリザーブは42時間です。

全体的にはやや地味な NB1050-59L なんですけど、愛用しているオリエントスターのどの時計とも違う個性があり、ときどき着用したくなります。冬期の日差は+12秒と、やや進み傾向が大きいですが、その傾向がわかれば対策も講じることができ、運用でカバーできます。

購入時の記事はこちら。

ブラックとホワイトのカラーバリエーションがあります。視認性抜群のブラックも、トコトン控えめなホワイトも、好いですね。

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Posted by Hermitcrab