持ち運び用マイクケースを作る。

ガジェット, 写真・カメラ, 工具, 音楽DIY, Sennheiser, ZOOM

マイクや機材を現場に持ち込むためのケースを作りました。

ゼンハイザー(Sennheiser)のMKE600MKE200、そしてまだ紹介していませんがワイヤレスシリーズ(XSW-D)など、集音機材を導入しています。 MKE600MKE200 には簡易的なケースというかポーチが付いています。

MKE600 には、こんな横長のペンケースのようなポーチが。

MKE200 は巾着袋が。

ペンケースはまだしも、フニャフニャの巾着袋では、大事なマイクを守ることはできませんし、なにかと慌ただしい現場では。マイクごとにケースが分かれていると扱いづらいです。マイク関係を一括して納めることができるケースがあると、マイクを安全に、かつ素早く扱うことができるようになります。

そこで、こんなケースを買ってみました。

筐体は硬質かつしなやかなプラ素材、内部はウレタンスポンジがギッシリ詰まった、どこかで見たことがあるようなケースです。

持ち運びがしやすい取っ手付き。中央には、気圧調整弁っぽい謎のツマミがあります。

一応、南京錠を取り付けられる穴は開いていました。

ケースを開けてみました。

安物なので気密性を高めるOリングは付いていません。Oリングっぽい構造はありますが、ケースと同じプラ素材です。防水性能は日常生活防水程度と考えておきましょう。

スポンジはそこそこしっかりとしたものが奢られていました。左から、内部用、ふた用、底面用の3層構造です。

内部用のスポンジには、15mmくらいの間隔で格子状の切れ目が入っています。収納するものの形に合わせてカットすることができるようになっています。正式な名称は分かりませんが、ブロックスポンジとか、ペリカンケースウレタンフォームとかで検索すると、いろいろ商品がヒットします。

MKE600とSXW-Dポータブルラベリアセットの送受信機、そしてピンマイクを仮置きし、収納パターンをイメージします。長さがおよそ25cmもあるMKE600は、このケースにはギリギリ入るサイズでした。

このように、1列分のスポンジをカットしてみました。手で簡単にちぎれますが、適当にちぎると周りまで取れてしまうので、慎重にカットしていきます。

この1列のくぼみに、MKE600が収まれば万々歳なのですが、どうでしょうか。

ちょっと窮屈ですが、なんとか入りました!

ケースの一番奥にMKE600を納めることができたので、手前側スペースがまだ空いています。

このあたりに、SXW-D送受信機を収めてみましょう。

なおこのケースのスポンジは、穴を開けると底まで貫通してしまいます。まあ底面にもスポンジがあるので衝撃吸収の観点では問題無いのですが、取り出したスポンジを再利用して底面に敷くことで、底上げすると同時に衝撃吸収性能をアップさせることも可能です。

サクサク作業し、こんな感じで機材を納めることができました!

正面から見るとこんな感じ。MKE600とSXW-Dポータブルラベリアセットの2系統のマイクを入れ、インタビュー収録に使う細かな機材を一括して持ち込むことができるようになりました。マイクスタンドや長尺XLRケーブルなど大きめ機材は、別に収納します。

ちなみにMKE600用のケーブル(KA600っぽい自作ケーブル)は自作ケーブルですが、これ以上スポンジに穴を作ることが出来なさそうなので、この位置にそっと載せることにしてみました。ふたを閉めると上下からスポンジで押さえつけられるので、多少の振動では動かなそうです。

見た目はチープなケースだけど、大事な機材の入ったケースになりました。

残ったスポンジの欠片たち。サイズが整ってるし、なにか再利用できないかな。

インタビュー収録を終え、雪道を意気揚々と引揚げるの図。

非常に使いやすいケースなので、他の用途にも導入を目論んでいます。

ZOOM F3というレコーダーを導入したので、コイツとショートマイク、ショートマイクブームなどを収納できるケースを考えています。

ちなみに察しの良い諸兄はお分かりでしょうが、こういうケースは米国ペリカン社のケースが業界標準らしいです。ペリカンケースという名称がもう一般名詞になるくらい、同社のケースは頑丈かつ使い勝手が良く現場での実績や評価も高いようですが、いかんせん高価なので気軽に買うことはできません。まあ MKE600 よりは安いんですが・・・

でも諦めません!いつかはペリカン・・・!