マコII風防交換再び。バンビのDバックルでレザーバンドアップグレードもしてみた。

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壊してしまった裏蓋閉じ器を買い直し、オリエント マコII(ORIENT MAKOII AA02001B)の風防交換に再度チャレンジしました。

風防取り外しまでの手順は前回の記事をご参照ください。新しく購入した裏蓋閉じ器で、斜めに取り付けてしまった風防を取り外すところから、作業を紹介します。

風防の取り外しと再取り付け

いちど取り付けたサファイアクリスタル風防を取り外します。

風防内側にはARコーティングされていますので、コーティングに傷を付けないようセーム革で覆い、上のコマを少し小さいものにして作業しました。

新しい裏蓋閉じ器はピストンが短く、コマを普通にセットするとストロークが足りず風防まで届かないので、このようにコマを奥までセットしない状態にして作業しています。

風防が外せました。外すのにそれなりの力が必要でしたので、前回の作業でもある程度しっかり取り付けできていたと思われます。

再度、風防を慎重に圧入していきます。

何度か付け外しを試みたのですが、何度やってもまっすぐに入りませんでした・・・

また工具を壊してしまう前に、この程度で妥協することにします。

横から見たところ。目視で0.5mm以下の段差なので、ぱっと見ただけではわからない程度に収まっています。前回の作業よりは、うまく行っている感じ。

簡易防水試験

簡単な防水試験をしてみることにしました。裏蓋とリューズをしっかりねじ込んで・・・

次の夏に向けて休眠中の無印良品アクリル冷水筒内で水没させてみました。

水深は約20cm。気圧は0.02気圧となります。

8時間ほど水没させたのち、急速に冷やしてみます。ケース内部に水分があると、急速冷却により結露するはずです。

試験の結果、ケース内部に結露は見られませんでした。こんな試験では○気圧防水なんて言えませんが、水がかかる程度なら浸水しない防水性能は有していることが分かりました。

ムーブメント取り付け

こちらも作業内容は前回の記事をご参照ください。何度も着脱した風防なので、ムーブメント取り付け前に汚れやホコリを入念に取り除きます

うーん、まだ歪みはあるけど、たぶん前回よりも良い感じに仕上がりました!

レザーバンドのDバックルをバンビ製に取り替える

あとはバンドを取り付ければ完成なのですけど、Dバックルをデフォルトの観音開きタイプからバンビ(BAMBI)製の三つ折れタイプに取り替えてみました。

上が400円程度の中華レザーバンドに付いていた観音開きタイプ、下がバンビの三つ折れタイプです。

このレザーバンドはラグ側22mm、尾錠側20mmなので、バンビは20mmタイプをチョイス。

野暮な話ですが、上(中華)は下(バンビ)の1/10くらいの値段です。

Dバックルを開くとこうなります。左側を親側バンドの尾錠(美錠)に、右側を剣先側の小穴に固定し、アームを戻すことで腕時計を装着します。

観音開きタイプは両方に開くため、個々のアームは三つ折れタイプに比べ短め。

開閉イメージは、この写真で伝わるでしょうか?

三つ折れタイプはアームが1本なのでパーツは大きめです。プッシュボタンで、アームの開放と小穴に固定する部分の開放を行うことができます。

バンビDバックルを取り付けたら・・・

マコIIカスタム、ひとまず完成!!

バンビ三つ折れDバックルの装着感

小穴に固定する部分を開放し、好みの長さにセットします。小生は細腕のため、とりあえず一番短くなるようにセットしてみました。

装着してみると、一番短くなる小穴でも緩すぎる!仕方ないので、さらに10mmほど内側に小穴を開け、そこにDバックルをセットしました。

Dバックルはこんな感じでバンド内に収まります。

全開放するとこれくらい広がります。

Dバックルを閉じた状態を真上から眺めてみると、いろいろなことが見えてきますね。

小生の細腕に合わせているため、Dバックルを付けている方のバンドが長すぎ、Dバックルが12時側(写真上側)に行き過ぎています。手首のあたりは俵形の断面をしているので、Dバックルは俵のなだらかな部分に沿ったほうがフィット感は良いはずですが、これでは俵の急角度の方にDバックルが当たっています。

ステンレスブレスなカマスと比較。どちらも三つ折れバックルなので形状は酷似していますが、カマスのバックルは文字盤と正対する最適な位置に来ています。ブレス長調整の際、コマを両方からバランス良く抜いているためです。

中華観音開きバックルのままのオリエントスターエレガントクラシックWZ0341ELと比較。バックル位置がだいぶ異なることが分かります。

まとめ

風防交換はコレにて完了。普段はクリア、光が当たるとブルーに輝き、TPO選ばず装着できるマコIIになりました!

平面ガラスの風防は全てドーム型サファイアクリスタル風防に取り替えたいくらい、できあがりに満足しています。本体カラーにARコーティングのカラーを合わせるのも楽しそう。

Dバックルについては・・・

バンビのほうが中華Dバックルより10倍くらい高価なので、着けた感じもきっと10倍くらい良いはず!

無意識にそんな風に思ってしまいます。認知的不協和ってやつです。お金を出したのだから良いもののはずだ!自分の選択に間違いはない!(そうじゃなきゃ高いお金を払った自分は愚か者になってしまう!)と思うのは人間のサガですね。

ですが、身体に直接身につけるものである以上、そして身体は千差万別である以上、ある一つの工業製品が万人にフィットすることはありえません。

なんとなく小生の細腕だと、バンビDバックルより、数百円の中華Dバックルのほうがしっくり来るような気もしています。

ただいかんせん安価な中華レザーバンドですからね・・・バンド長が適正であれば、バンビDバックルはより良い装着感を提供してくれるかもしれません。バンドやバックルの選択も意外と奥が深いので、皆さんもいろいろ試してみることをオススメします。

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Posted by Hermitcrab