XLRコネクタ比較その2~クラシックプロXLRコネクタ

XLRコネクタ比較連載の第2回は、クラシックプロのXLRコネクタです。

クラシックプロ(Crassic Pro)は、サウンドハウスのプライベートブランドです。大手メーカーと比べ安価な製品を揃えています。製品のクオリティは値段なりな部分もありますが、実用上は問題のない品質を提供してくれるので、貧乏クリエーターもどきの小生も2015年頃から大変お世話になっています。
クラシックプロからは、こちらのXLRコネクタがラインナップされています。値段は税込みです。
- CXL1 XLRメス シルバー 100円
- CXL2 XLRオス シルバー 80円
- CXL1B XLRメス ブラック 120円
- CXL2B XLRオス ブラック 100円
この他に5ピンタイプや3ピンL型タイプもありますが、それらは省きます。
どうでしょうか、平均すると税込み100円ですよ!100円ショップよりも安価なプライスタグです。Aliexpressにもこれほどリーズナブルな製品は存在しません。シルバーに20円を追い銭したらブラックになる、という感じ。

クラシックプロのXLRコネクタは、このように組み上がった状態でひとつずつシュリンクされています。

パッケージから取り出して並べてみました。右の2つはマイクケーブルに付いてるXLRコネクタです。

オス側のCXL2(シルバー)とCXL2B(ブラック)をまず比較してみます。左から、ハウジング、ブッシング、チャック、下のパーツをインサートと呼び、相手方のコネクタと接触する金属パーツをコンタクト(接点)と呼びます。
このように見てみると、ハウジングの色以外にシルバーとブラックとの違いはなさそうですね。

各パーツの拡大写真をいくつか載せていきます。

インサートはケーブル側から挿入する方式。ハウジング先端にはレセプタクル側のロックピンが嵌合する穴(ロック窓)が空いています。

インサートにはピン番号が刻印されています。シャーシグランドも取れる設計です。

インサートの樹脂部分の工作精度で、3本のコンタクトの並行を出しているんですね。こちら側の面にはピン番号の表示はありません。

ハウジング内部には2本の溝があり、インサートやチャックが規定の角度で嵌まるようになっています。

シルバーはザラザラとした梨地のような仕上げで、触り心地は大変良いです。ブラックの方は若干光沢があります。
ブラックとシルバーとで性能差はなさそうなので、どちらを選ぶかはシチュエーション次第ですかね。値段は上記のとおりブラックがそれぞれ20円高いです。

メス側のCXL1(シルバー)とCXL1B(ブラック)です。

分解するとこんな感じ。こちらも、ハウジングのカラー以外は共通のパーツのようです。しかも、ブッシングとチャック(右の2つのパーツ)はオス側と共通です。

インサートはこんな形状。前後両サイドにピン番号の刻印あり。

ハウジング先端側。首?の部分に黒いラバーリングがあります。単純なOリングではなくL型のリングです。

ハウジング内部側。

インサートはこのようにハウジングに入ります。

再び組み直しました。先端にピン番号の刻印があります。

このように、クラシックプロのXLRコネクタは、マイクケーブル付属のコネクタ(右の2つ)とは全く異なります。マイクケーブル付属の方は単品購入できないので、どうしても欲しければケーブルごと購入する必要があります。
それぞれサウンドハウスが独自開発したわけではなく、モデルになったXLRコネクタがあると思われます。この後の比較記事で書こうと思います。

マイクケーブル製作用に、それぞれ2個ずつ購入しました。
とりあえず1個入りのパッケージに強引にもう一つ入れて、ケーブル製作まで保管しておきます。



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