XLRコネクタ比較その1~クラシックプロのマイクケーブル

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XLRコネクタ比較ネタの初回は、クラシックプロ(Classic Pro)のマイクケーブルに付いているXLRコネクタです。

音屋さんことサウンドハウスのプライベートブランド、クラシックプロのマイクケーブルは、しっかりとした作りなのにも関わらず安価なのが特徴です。例えば小生がよく買っている10mのマイクケーブルは税込み900円!

ケーブルの折り癖が取れづらく、コネクタが固い(若干抜けにくい)のが難点ですけど、実用上は特にトラブルもなく使えています。

これがマイクケーブルに付いているXLRコネクタです。クラシックプロでは単体でもXLRコネクタを販売しており、今後紹介する予定ですが、マイクケーブルについているこのXLRコネクタと、単品販売されているXLRコネクタとは、形状が異なるのですよね。

ITTのXLRコネクタに似た形状に見えますが、どうでしょうか。検証のためバラしていきます。

このXLRコネクタは、根元と中央部がネジ止めされています。ネジはプラスの1番。

ナメやすいので良い工具を使いましょう。お気に入りのPB SEISS TOOLSプラスドライバーを登場させました。

メス側からバラしていきます。根元の2本とコネクタ中央の1本のネジを外すと、インサート部分が外側に出てきます。

インサートの根元部分には絶縁のため透明なチューブで覆われていました。

インサートは、樹脂製の中央部とステンレス製の外側とで構成されています。外側パーツは、中程が少し膨らんでいて、ハウジングに挿入した際に抵抗となり確実な固定に役立っていると思われます。

ケーブルの心線にも透明なチューブが。手が込んでいますね。

ピンには番号が振られています。

ピン配置は、1番=GND(グランド)、2番=HOT、3番=COLD です。

オス側も、3つのネジを外すことでバラすことができます。

こちらもピンのそばに番号が振られています。

ケーブルを取り除きインサートだけにするために、接続部分のハンダを外します。

見てわかるとおり、シャーシグランドが取れる構造になっていますが、取られていません。

シャーシグランドの要不要はよく分かりません。市販のマイクケーブルは取られていないことが多いそうなので、推して知るべし、というところでしょうか。

オス側もハンダを外していきます。

このXLRコネクタはマイクケーブル作りに再利用します。多く残ってしまったハンダは適量だけ残して、ハンダ吸い取り線で除いておきました。

ケーブルが外せましたので、単体で観察してみます。まずはメス側から。

ケーブルをはんだ付けするこちら側にもピン番号が記載されていました。

はんだ付け作業時に番号がすぐ分かるのはありがたいですね。

先程も書きましたが、インサートは樹脂製の内部とステンレス製の外側とで構成されていて、外側パーツには縦にスリットが入っています。

抜け防止スイッチもインサートに直付けされる構造です。

こちらはオス側インサート。

オス側も、はんだ付けする側に番号が振られていました。

インサートの突起とハウジングのくぼみを合わせて挿入し、ネジ止めする構造です。

ハウジング根元のゴムブッシュ(ブッシング)を、2本のネジと別パーツとでクランプし、ケーブルを固定する設計です。

詳細がわかりましたので、とりあえず組み直しました。

重量はこんな感じ。このXLRコネクタは単品販売されていないので、この情報はたぶんどこにもないでしょう(笑)

ちなみにクラシックプロのマイクケーブルは、編組と2本の心線というシンプルな構造です。

心線には絶縁用のチューブが付けられています。手が込んでますね。

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Posted by Hermitcrab