【TRN BT20s Pro】既存のイヤホンを高音質TWS化できる夢のアイテム・・になればいいな!
去年の独身の日セールにAliexpressから購入したTWSの3つ目は、TRN BT20s Proです。
やんごとない理由のため、紹介がこのタイミングになりました。
Amazonでもちろん流通しています。
ただAmazonでは0.78mm2pin仕様とmmcx仕様しかありません。Aliexpressではこの2つ以外に0.75mm2pin仕様と0.75mm C pin(いわゆるqdc互換)仕様があります。
後述しますが接続コネクタはAmazondでも流通している別売りに交換できるので、Amazonだけで4種類の接続タイプを揃えることも可能。
小生はBT20s Pro本体と交換コネクタを1セット購入しました。
小生は0.78mm2pinタイプをチョイス。これであればmmcx以外のイヤホンに接続できますからね。
マニュアルに日本語もありました。
さて早速ケースを開けてみましょう!ワクワク・・・!
TWSモジュールがピッタリとケースに収まっていました。フタ側には充電用USB-Cケーブルが入っています。後述しますが、これは専用ケーブルです。
モジュールをケースから取り外すと自動でペアリングします。ケースの充電容量は700mAh、左右モジュールは80mAhで、最大9時間の再生が可能とのこと。
モジュール前面にはクリック感のあるボタンがあります。
ボタン操作も含め、詳細はいつもお世話になっているbisonicrさんのサイトが詳しいです。
裏面には充電端子が。
モジュールとコネクタは取り外せるようになっています。
コネクタ部分だけ取り替えればmmcx仕様にもなる、というわけです。
コネクタの接続部分も2pinチックな造形。
白日イヤホンとか呼ばれているKZ AS6を取り付けてみました。全体がモノトーンで似合いますね。
イヤホンを取り付けたままでもケースに戻すことができますが、大きすぎるイヤホンだと蓋が閉まらない恐れがあります。また無理に蓋を閉めるとイヤホンやケーブルに負担を掛けそうで心配ですね。
trn bt20s proのケースが小さすぎてハウジングが大きいイヤホンが入らない問題、中身を取り出して似たようなサイズのケースに移植して解決した。 pic.twitter.com/JNpBzQ6lPQ
— hogehige (@hogehige) January 31, 2021
ケースの中身を大きなケースに移植する猛者がいらっしゃいました!
ケースの下には充電用USB-C差込口がありますが、実はこの差込口、一般的なUSB-Cケーブルがささりません・・・!
比べてみるとよく分かるのですが、上の汎用USB-Cケーブルに比べ、下の付属ケーブルのほうが、差込口が長いです。
どうしてこのようになっているかというと、ケースのUSB-Cコネクタが表面から奥まったところに配置されているので、一般的なケーブルでは届かないんですね。そのために、わざわざ特殊なUSB-Cケーブルが付属しているということのようです。素人考えですが、特殊なUSB-Cケーブルを用意するより、ケースの作りを見直したほうが良いのではないかと思うのですが・・・
TRN BT20S PROのケース、Type-Cの差込口がキツくて市販ケーブルが刺さらない件。
— 客相吾朗 (@complain2us) November 26, 2020
差込口の金具ってコジッたら外せるよー。こういうデバイスが好きな俺たちガジェヲタはもうやってるだろと思ってたら意外と専門店の人も知らなかったみたいなので書いときます。
コテの上にあるのが金具。 pic.twitter.com/gZwhJFadTV
これまた簡単なDIYでなんとかできるようですので、運用が軌道に乗ったらやってみます。
一緒に購入した、qdcタイプコネクタです。
モジュールとコネクタをバラバラにして・・・と。
CCA C12を接続してみました。
CCA C12は中華2pin接続ももちろんできるのですが、qdcタイプコネクタのほうが納まりが良いです。
使用感を書く前に、ここまでの経緯をば。
最初にAliexpressのセラーから届いたものは、Bluetooth接続がうまく行かない不良品でした。スマホとの接続はおろか、左右モジュールの接続もすぐに途切れてしまうのです。
④電源を入れると、左右ペアリングが自動で始まりその後ペアリングモードに。
— 福耳 (@hukumimimimimi) October 25, 2020
以上です。
リセットしても状況は変わらず。いろいろ試してみると、Bluetooth接続して左右のモジュールから音が出ているものを、耳に装着したところで接続が途切れてしまうことが判明。その後も検証してみると、モジュールを手のひらで握り込むだけで接続が途切れてしまうことが分かりました。
そもそも人間の体は水分を多く含んでいるため、電波にとっては厳しいシチュエーションです。TWSは左右のモジュールもBluetooth電波で通信しているので、人間の頭部という水溜まりの両端に置かれるというのは過酷な状況と言えますけど・・・でもそこで通信できなければTWSとは言えないわけです。しかも手で握り込んだだけで電波がカットされるというのは、どう考えてもBluetoothが設計より弱いと結論付けられます。
これらのことをAliexpressのセラーにチャットで伝え(もちろん英語で)、動画も送ったりして色々交渉した結果、最終的には返品して代替品を送ってもらうことになりました。
で、届いた代替品が、これまた当初は満足行くものではなかったんですね。
端的に言うと、KZ S1やokcsc Sabbat X12 Ultraに比べて電波が弱く、ゴキゲンな音楽が途切れがちに・・・
せっかくお気に入りのイヤホンを付けて良いサウンドを得られてるのに、こりゃダメかな・・・なんて思いながら、ときどき使ってみたり、またお蔵入りになったりを繰り返していたのですけど・・・
なんとなく、モジュールをケースに収めたままケースを満充電してみると・・・なんか接続状態が良くなってきた感じ!?
中華ガジェットは手に入れたらまず満充電するのが基本であることをすっかり忘れていました・・・Bluetoothモジュールは電池残量が少なくなると接続も不安定になるということも聞いたことがあるので、充電はこまめに行なったほうが良さそうですね。
それからとても些末なことですけど、モジュールを左右逆にケースに入れるレイアウトというのも・・・ね。
さて接続の具合が多少良くなったBT20s Pro、疑いようがなく便利なのでもう少し付き合ってみようと思います。
左右独立型耳掛け式Bluetoothレシーバー「UTWS3」発売のご案内
— FiiO Japan (@FiiO_Japan) January 29, 2021
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Qualcomm QCC3020 | TWS+&aptX | MMCX/0.78mm2ピンコネクターの2種類を用意 | 独立したアンプ回路を搭載 | 専用アプリ | 大容量バッテリー搭載の充電ケース | 合計再生時間30時間
詳細は以下をご覧ください。https://t.co/JhYVrFoWa7 pic.twitter.com/SEn2L4RwYG
FiioからUTWS3という製品がでるそうです、というかAliexpressではすでに流通していますね。
BT20s Proに比べ高価ですけど、イヤホンを収めるためのスペースがあったり、TWS+に対応したりと、よりアップグレードした製品になっていて、とっても気になります!
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