肩痛のその後。リハビリに通いとりあえず完治。

十年来付き合ってきた肩の痛みが爆発し、帰省先の病院に駆け込んだことで今年の年始は始まりました。応急処置が劇的に効いて激痛は一気に緩和されたものの、その後も慢性的な痛みと可動範囲の制限は続き、1月末に地元の整形外科を受診。痛み止めや湿布を貼っての様子見の日々が続きます。
その後、5月から6月に掛けて再度精密検査を受けたうえでリハビリを行うことになり、都合1ヶ月くらいでほぼ痛みはなくなりました。備忘として記録しておきます。
5月中旬に再受診。リハビリを視野に入れ後日再検査することに。
前回の受診から約3ヶ月半。激痛は全く無いものの、前回の受診から良くなった感じはありません。処方された貼り薬が終わったあとは、痛みが気になるときは市販の貼り薬を数日貼れば若干持ち直します。ただ鈍痛はすぐにおきてくるので、QOL(quality of life:生活の質)は相変わらず下がったまま。
このまま一生過ごすのはヤダ!なんとかしたい!と思い、意を決して前回訪れた地元の整形外科を再受診しました。
現在の症状と前回受診からあまり様子が変わらないことを話すと、応急処置として前回と同じヒアルロン注射とジクトルテープの処方を受けました。そのうえで、リハビリをやってみることに。リハビリ開始のためには重大な病気がないことを確かめるため精密検査を受ける必要があり、後日再受診に。
精密検査~MRI
4日後、その病院の院長先生による精密検査を受けました。先生は肩の専門医でもあるそうです。
問診のあと超音波(エコー)検査で左肩を診てもらうと、石灰と思われる小さな影を2つ発見されました。
小さな石灰なら通常は自然に吸収されるそうなので今回は不問となりましたが、さらにMRI診断も行うことに。その病院にはMRI設備がないため、提携している病院のMRIをその場で予約してもらいました。
翌々日にMRIの病院へ。人生初のMRIです。
受付して検査着に着替えたあと、MRL撮影室へ。室内はオルゴールの曲とリズムのみの曲が大音量で流されていました。ベッドでは左肩が動かないようにガッチリ固定され、右手に非常コールスイッチを持たされました。撮影中に気分が悪くなったら押してください、とのことでしたが、平気だと思っていても油断できないそう。MRIの中に入ってから実は自分が閉所恐怖症だったということが分かる人も意外といるのだとか。
その後ヘッドホンを装着されてMRIへ。ヘッドホンからはオルゴール調の曲が聴こえます。MRI内では眼の前10cmくらいに壁があるので、確かに不安は感じるかも。ただMRI内部は真っ白でちょっと距離感を失いそうな感じもあり、「工事現場のような騒音がします」と言われていたとおり、定期的に鳴るブザーとガンガン音、ガガガという打刻音が時々リズミカルに聴こえる、ちょっと非日常な世界です。こんなリズムの曲を作ったらどうだろうとか考えたり、SFに出てくる冷凍睡眠槽ってこんな感じかしらとか考えたり、時々ウトウトしたりまた起きたり・・・個人的には初めての体験に好奇心のほうが勝っていたせいか、非日常なサイバー空間を逆に楽しんでしまった感じ。特に問題なく30分が過ぎました。
撮影後結果の入ったDVDを渡され、この日は終了。
MRI結果とリハビリ開始
MRIの結果を持って整形外科を再受診。時は5月下旬となっています。
この日は都合により先にリハビリから。担当の作業療法士さんと初顔合わせ。問診、腕の可動域チェックのあと、左肩を中心に腰、腿にかけて入念に動かしてもらいました。時間を掛けて丁寧に動かしてもらったところ、肩の可動域が広がってきました。さすがプロ!
これらの運動で可動域が広がるということは、関節に問題があるのではなく、やはり筋肉や腱の炎症の可能性が高いそうです。またもみ返しで数日間は痛みが出る可能性がありますが、通常は自然と治まるはずとのこと。
さらに、自宅でできるストレッチを2つ教わりました。
- 鎖骨の下をグリグリ、少し強めに押すようにマッサージ。
- 肘を体側に付けたまま90度曲げ、胸を広げるように腕全体を開いたり閉じたり。筋肉で持っていこうとせず、肩の動きに注目しながら。
素人の見様見真似なストレッチと違い、ポイントを押さえた指導に大変感動。次回のリハビリ予約を行いこの日のリハビリは終了。
続いて先生の診察です。MRI画像を見た限りだと腱板炎はないとのこと。石灰が筋肉を刺激していたり、関節や骨の変形も無し。処置として、肩をエコーで見つつ注射をしてもらいました。
この日の注射はケナコルトA筋注用関節腔内用水懸注40mg/1mL 1瓶と、キシロカイン注ポリアンプ1% 5mL 1管。投薬はなし。
リハビリ2回目
約1週間後、2回目のリハビリに通いました。
教えてもらったストレッチをまめに行ったせいか、はたまた注射がよく効いたのか、可動域はかなり広くなり、慢性的な痛みも少なくなっていました。リハビリでは以前と同様に肩全体を動かしてもらいつつ、自宅でできるストレッチをもう一つ教わりました。
- 腰に手を当て肘を約90度に。身体をやや前傾にし、魚のヒレのように肘を前後に動かす。肩周辺や腱板の伸びを感じるように。
リハビリ3回目。リハビリ終了
次回のリハビリはやや期間の空いた2週間後となりました。肩の調子はかなり良く、長年感じていた違和感はほぼ無い感じ。朝起きたときに関節が固まったような痛みはあるものの、起床後にゆっくりとストレッチすることでかなり改善します。とりあえずリハビリは終了しても良いのかも・・・という思いを胸に病院へ。
このようなことを担当の作業療法士さんに伝えると、では今日でリハビリは終了しましょうか、という話になりました。念のため先生に診察をしてもらった方が良いため、リハビリ後に診察も入れてもらうことに。
リハビリではいつもの運動療法をしっかりしてもらいました。
急遽入れてもらったため診察までやや待ったものの、先生の問診を受け、とりあえず治療は終了となりました。
その後。時々痛むものの慢性化はしてない模様。
肩酷使の原因の一つは、業務で時々行っている写真撮影だと思われます。α7IIIにSIGMA 70-200/F2.8を付けた約2kgくらいのカメラを静かな現場に持ち込んで撮影するので、カメラ操作音はもちろん足音すら立てないよう、自然と身体が固まってしまいます。撮影のあとは肩が痛みそうな予感がすることもあるのですが、毎朝の入念なストレッチと日中にときどき行う鎖骨マッサージなどでしのげています。慢性的な痛みに移行する前にセルフケアできてる感じ。
再発への不安はゼロではありませんけど、回復までのルートが見えたため安心も感じています。セルフケアと早めの受診で、QOLを上げていくぞー!
おまけ。MRI診断データの入ったDVDの中身は?
どうしても気になるので、DVDを病院に提出する前にデータをパソコンにコピーしちゃいました(*ノω・*)テヘ
データの中身は・・・ざっくりいうと特殊なファイル形式で保存された画像データと、それを閲覧するためのビューワーでした。MRI画像はただの2次元画像データではなく、撮影部位の構造をあらゆる角度から観察できる3次元データなので、一般的な画像閲覧ソフトで見ても仕方がありません。なおかつ互換性の問題でデータが見れない!ということを防ぐため、データとビューワーとを一括でやり取りするのだと思われます。
ビューワーはさすが専用ソフトだけあって、簡単操作で小生の左肩内部をあらゆる角度で観察できました。これまで知らなかった世界です。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません