オリエントスターRK-AU0306L ペプシカラーの本格ダイバーズ中古購入レビュー!

200m空気潜水にも耐えられるオリエントスターのダイバーズウオッチを入手しました。現行商品ですが今回も中古購入です。
RK-AU0306Lとは。

| RK-AU0306L | 91,300円(83,000円+税) |
| 駆動方式 | 機械式 自動巻(手巻き可能) |
| キャリバー | F6N47 |
| 精度 | 日差+25秒~‐15秒 |
| 駆動時間 | 50時間以上 |
| ケース材質 | ステンレススチール(SUS316L) |
| ガラス材質(表) | サファイアクリスタル(AR コーティング) |
| ルミナスライト | あり |
| バンド材質 | ステンレススチール(SUS316L) |
| バンド幅 | 22mm |
| 中留 | プッシュダブルロック三つ折式 |
| 重さ | 205g |
| 縦径/横径/厚み | 51.1mm/43.6mm/14.0mm |
| 防水 | 200m空気潜水用防水 (ISO規格準拠) |
| 耐磁 | 1種 |
| その他特徴 | パワーリザーブ表示機能、秒針停止装置付き、22石 回転ベゼル (逆回転防止構造)、替えバンド付き |
| 発売年月 | 2020年3月 |
現行商品なので公式情報が充実しています。RK-AU03シリーズ(と便宜的に呼びます)はベゼルカラー、文字盤カラー、ベルト材質、換えバンドの有無によりいくつかのライナップがあります。

小生はベゼルがレッド×ネイビーのいわゆるペプシカラーに塗られたRK-AU0306Lを中古で探し、購入しました。
ファーストインプレッション。

中古ですし実用品としての購入なので、腕時計本体以外は無くても別に良いのですが、元箱と純正シリコンベルトが付いてきました。


シリコンベルトはこんな感じ。G-SHOCKなどにはない手の込んだ表面処理がされていますが、ホコリが付きやすいのが玉に瑕。使用予定はないのでしまい込みます。

RK-AU0306Lを拝みます。200m防水でコマも全部付いていることもあり、ずっしりとした重みがあります。カタログスペックによると、重量は圧巻の200g超え!オリエント カマスがコマ調整後でも150gちょっとあるのですけど、それを遥かに超える重量感です。

インデックスやハンドは角が丸まった独特なデザインです。ダイバーズウオッチは無骨なデザインが多いですけど、RK-AU03シリーズはそれとは一線を画す柔らかい印象です。ベゼルやパワーリザーブインジケーターの数字フォントも特徴的ですよね。

文字盤上部。インデックス内部には蓄光塗料が盛られています。またベゼルの12時位置にも蓄光があります。
12時位置にパワーリザーブインジケーター、3時方向には日付表示がレイアウトされています。日付窓は縁取りのないシンプルなデザインです。

文字盤下部。文字盤にはわずかにサンレイが出ています。何度見てもユニークなハンドです!
ベゼルは20分のところで塗り分けられています。そしてイエローの別フォントで記されたDIVER’S 200mの文字が、ともすれば愛らしい印象すらあるこの腕時計のデザインをキリリと引き締めています。可愛く見えたって実はすごいんだぞ(^_-)-☆、と。
6時位置には小さな字で、JAPAN F6N4 -UAFO R 7と記載されています。

回転ベゼルの断面は斜めにカットされ、溝が細かく刻まれています。リューズトップにはオリエントスターのロゴ入り。
しかしフルコマであることといい、傷の無さといい、前オーナーはほぼ未使用で手放したようですね。これを購入できたことは大当たりでした。

9時方向のケース側面には何もありません。ラグ側面からバネ棒にアクセスできるので、ブレス交換作業は捗りそうです。

ブレスは疑似三連ですが重厚な印象。バックルはダブルロックの三つ折式で、微調整穴は4つ。

普通のダブルロックバックルだとこのように開くだけですが、RK-AU0306Lのバックルは、ただのバックルではありません。

なんとこの部分も可動するようになっており、ここを開放するとブレス長を1cmほど伸ばすことができます。
折りたたみ式エクステンションバックルとも呼ばれるこの機構は、分厚いウエットスーツを着ても普段と同じ腕時計を着用できるようにするために設けられた構造で、本格ダイバーズウオッチならではの機能なのです。

200m空気潜水防水を実現するため、機械式でよくあるシースルーバックではなく、無垢ステンレスねじ込み式の分厚い裏蓋になっています。

弓カンも無垢ステンレス。ケース、ブレスともに、ステンレスの中でも耐食性に強い(より錆びにくい)SUS316Lという素材が奢られています。
高耐食ステンレス鋼(SUS316L, SUS316) | 特殊金属エクセル
一般的なステンレス素材はSUS304です。ステンレスは錆に強いことで知られていますが、海水や塩水にさらされると錆びてしまうことがあります。SUS316LはSUS304に比べより強い耐食性を持つため、海中での使用が前提の本格ダイバーズウオッチには欠かせない素材なのだそうです。
ちなみにロレックスには更に耐食性も値段も高いスーパーステンレスSUS904Lが素材として使用されているそうです。
【時計の素材研究】ロレックスが採用!最高のステンレスとは? | 宝石広場ブログ

蓄光塗料はこのようにグリーンに光ります。面積が広いこともあり視認性抜群です。

当たり前ですけど、真っ暗闇でなくても蓄光塗料は視認性の良さを提供してくれるから、好きなんですよね。
ブレス長調整、装着。

ブレスのジョイントはCピン方式。小生の腕に合わせて、合計4コマ抜き、バックルの微調整穴をひとつ内側に入れました。

4コマ抜いてもなお重量は180gくらいあり、装着した左手にずっしりとした重さを感じます。一方で遊び心のある配色のおかげで、平日はもちろん休日の装いにも合う楽しい印象。

文字盤にはサンレイが走るほか、外周部にかけてのグラデーションも見られ、色の変化は見ていて楽しくなります。冬によく合う寒色系の配色にレッドの差し色が、不思議な温かみを感じさせてくれます。

自作スタンドに載せてみました。レッドの差し色がやはり華やかですね。
精度をチェック。
1週間をかけて装着と平置きを繰り返し、精度の傾向を見てみました。
データは以下のとおり。いつもどおりTime.isで基準日(1/8 9:30)にきっちり合わせたのち、8:00と20:00にTime.isとの差を目視で計測。8:00に装着し日中活動、20:00に外して平置きを繰り返しました。データは基準日との差を記載し、ひとつ前のデータとの差をカッコ内に記しました。
1/8 9:30 +0(+0) 20:30 +7(+7)
1/9 8:00 +9(+2) 20:00 +16(+7)
1/10 8:00 +20(+4) 20:00 +29(+9)
1/11 8:00 +31(+2) 20:00 +40(+9)
1/12 8:00 +42(+2) 21:00 +50(+8) 以降平置き
1/13 20:00 +60(+10)
1/14 8:00 +67(+7)
1/16 2:30停止
基本的に進み傾向なのと、平置き時の進み具合より装着時の進み具合の方が大きいのは、カマスと同じ傾向ですね。
なぜか1/15の計測を失念していたようですが、1週間でおよそ70秒進んだので、平均日差は+10秒となります。カタログスペックを充分満たしていますし、むしろ冬季間にこの成績であればオールシーズン平均なら日差はもっと小さくなると思われます。そしてゼンマイ全巻き状態で53時間半稼働していますので、これもカタログスペックを満たしています。
半日の装着でパワーリザーブインジケーターはゼロからほぼフルの状態になりました。自動巻き性能の良さはさすがオリエントです。
まとめ。RK-AU0306Lは才色兼備な優等生ダイバーズだった!

遊び心がありつつも実用的な性能を備えたRK-AU0306Lです。200m空気潜水防水は小生には完全にオーバースペックですけど、それが正しく機能しているか確かめんがためにダイビングを初めてみようかな、なんてことも思ったり、思わなかったり。休日の装いのほか、多少崩したビジネススタイルにも似合いそうで、いつでも持ち出したくなります。
なお購入経費はおよそ29,000円でした。ただでさえ他社に比べコスパの良すぎるオリエントスターのほぼ新品の商品が、定価の1/3の値段で手に入ってしまう・・・しかも出会いは一期一会・・・腕時計の中古市場はハマると恐ろしい、まさに沼!沼です!!近づきすぎないよう自制せねば。
おまけ。

実は、RK-AU0306Lに先駆けてRK-AU0303Bを中古で手に入れていました。写真右がRK-AU0303Bで、ラバーバンド(シリコン製)仕様です。
もちろん日常的に使う目的で購入し、記事で紹介しようとブツ撮りもしたのですけど、ラバーバンド仕様の腕時計を運用し続けるのに不安を覚え、腕に通すこともほぼ無いまま赤字価格で売却してしまいました。
ラバーバンドはどうしても経年劣化で切断の危険があります。ラバーバンド仕様しかなければ諦めもつくものの、RK-AU03シリーズにはRK-AU0306Lのようにステンレスブレス仕様もありますからね・・・長期運用を視野に入れるにはやっぱりステンレスブレスの方が良いと思い、せっかく見つけた良品だったものの売るなら早いほうが良いと思って速攻で売却した次第。
金銭的には損をしたことになってしまいましたが、僅かな時間でもRK-AU0303Bを手元に置けたことは良かったし勉強になった、と思うほかありません。こんな失敗もしながら、腕時計を楽しんでいます。






ディスカッション
コメント一覧
突然のコメント失礼します。
ブログ楽しく読ませてもらってます。
>元箱と純正ウレタンベルトが付いてきました。
ウレタンではなくシリコン製だと思われます。
コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございました。
樹脂バンドはウレタン一択と思いこんでいましたが、公式にも記載の通りシリコン製ですね。
記事を訂正しておきます。
今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m