腕時計スタンドを自作する。その4~試作2号機を量産したよ!!

2021-12-13腕時計DIY

前回の記事の続きです。

試作2号機が思いのほか良い感じで製作できたので、同型の腕時計スタンドを量産することにしました。

材料はこちら。

例によって、ホームセンターで手に入れてきた4cm角の端材です。最初の試作2号機では小さめの端材をつかいましたけど、今回は長めのものをチョイスしました。

ご想像どおり、角材を中央で斜めにカットし、1本から2つのスタンドを製作しよう、という目論見です。

製作開始。

まずはケガキから。試作機の形を角材に写し取っていきます。

角材に斜めの線を書き込みました。

試作機は色々と事情があり室内で切断作業をしましたけど、今回は屋外に持ちだし、ノコギリでせっせと切断しました。このとおり、4つのベースが出来上がりました。斜めになったり割れたりしちゃってますけど、現段階では気にしません。

腕時計のブレスを通す部分をケガきます。左側を1cm残し、幅1cmを切り取る設計にしてみました。

スコヤを使ってできるだけ直角が出るようにケガきます。小生の工作精度ならここまでの精度はオーバースペックですけど、電動機械などを駆使して製作される方には必須の作業です。

ここまで精度の出たケガキはオーバースペックということがわかる写真です。ノコで垂直に切り込みを入れるなど、素人には正気の沙汰ではありませんwフリーハンドの鉛筆書きで充分でしたwww

でも気にせず作業しますよ。不要な部分をカットするために、愛用のRYOBI電動ドリルで穴を開け・・・

糸ノコでなんとなく整形します。

斜め部分もカットして、切削完了。手前が試作機、後ろの4つが量産機。昔のビジュアル系バンド風に並べてみました。

こういうイメージね。懐かしい~~!!

腕時計を置いて確認!

腕時計を並べてみました。ゴチャッと置いていたときと比べ、なんという清潔感でしょう!

各部の形状はこんな感じです。ブレスを巻きつける部分の大きさは、コレくらいが小生のサイズにちょうどよいようです。

試作1号機も交え、記念写真。1号機と2号機では、文字盤の角度が違うことが分かります。

市販品には無いコンパクトさが小生の自作スタンドの特徴でもあります。このように指でつまめてしまいますから。

あんまり振り回して腕時計を落下させないように注意しないといけないくらい。

まとめ。

一言でいって、満足度の高すぎるDIYでした。端材を使った製作なので完成サイズはおのずと決まってしまいますが、1個あたりの材料費20円くらいで工夫しながら楽しめるDIYで、しかも生活の役に立つ作品作りになりました。

あまりに満足してしまったので次に進む気が今のところ起こらないのですけど・・・各部の仕上がりはとても雑なのでキレイに仕上げてみたい気もします。各面のヤスリがけ、面取り、塗装など、気が向いたときに作業を進めたいと思います。

腕時計DIY

Posted by Hermitcrab