オニツカタイガーを洗濯する①洗濯~感想~手入れ

オニツカタイガー セラーノ(Onitsuka Tiger SERRANO)の洗濯を行いました。

数年前に購入して以来、一度も洗っていない小生のセラーノです。春~秋の土日しか履かないのでそこまで汚れていないですが、もとが白なので薄汚れてきた感が出てきました。

つま先のスエード部分はやはり汚れやすく、黒ずみが目立ちます。
セラーノは天然皮革、合成皮革、合成繊維などの複合素材でできていて、天然皮革は普通のスムースレザーのほかスエードも使われています。各素材に対応したケアをきちんと行おうとすると、実は大変なのです。

つま先、靴ひもの穴部分、かかとはスエード、かかと内部はスムースレザー、その他は合成繊維です。

靴底はこんな感じ。クラシックなランニングシューズをモデルにしていますので、ソールは比較的平板な作りになっています。
そして見るたびにがっかりしていたのが、左足前方にある黒いシミ!今年の5月に某所で踏んだガムです!噛んだガムをそのまま捨てやがって!!ボーっとしてそれに気づかなかった自分にも腹が立ちます!!!

さてセラーノをどうやって洗っていきましょうか。前述のとおり複合素材で構成されていて、特に天然皮革を使っていますので、取り扱いには注意が必要です。どうしたものでしょうか。
こちらで、明記されていませんがオニツカタイガーと思われるスニーカーを使っての洗浄方法の紹介がされていました。
こちらの方はコインランドリーの靴洗濯機にメキシコ66を突っ込んでいます。メキシコ66はアッパーが全て天然皮革でできている、いわゆる革靴なんですけど・・・
こちらの方もメキシコ66ですが、おしゃれ着洗い用の洗剤を使って丁寧に洗っていました。
天然皮革は濡らしたあとのケアをきちんとすれば、実は水で濡らしてもOKなのです。小生は石鹸を泡立てて優しく洗い、汚れが気になる部分は歯ブラシでブラッシングする手法を取りました。石鹸はダイソーで買ったマルセイユ石鹸です。

洗い終わったセラーノ。脱水機は使用せず、タオルを生地に押し当てて少しずつ水分を取っていきます。

ある程度水分がなくなったら、つま先に新聞紙を詰めて乾かします。新聞紙は数時間おきに取り替えます。

熱風や直射日光での乾燥は厳禁ですが、サーキュレーターで弱めの風を当てるのはたぶん大丈夫でしょう。

丸一日でほぼ乾きました。

写真でも実物でも、あまり変わった感が無いのですが(笑)、それでも甲やベロのナイロン繊維部分についていた汚れはある程度きれいに取れました。

スエードは繊維が若干潰れてしまったっぽい。気にしなければどうということないレベルですけど。

スエードには保革クリームの類は使えないので、固めのブラシでブラッシング、スムースレザー部分には保革クリームを塗り込むというのがセオリーです。
スエード用のブラシは持っていないので、手持ちの固めのブラシでブラッシングして起毛させるにとどめました。内側のスムースレザー部分にはデリケートクリーム(皮革用保クリーム)を塗り込んであります。
次回の記事ではシューレース(靴紐)を取り付けます。
つづく。
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