【タイパ最高】コーヒーミルを電動化してみた。

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手回しコーヒーミルを電動化させてみました。

電動化の手順は目次のとおり。

ミルの心棒を六角ナット化する

小生が使用しているのはハリオのコーヒーミルです。手回しでゴリゴリ挽く、なんとものんびりとしたコーヒーミルです。

このコーヒーミルを電動で回すために、ミルの心棒と電動ドリルとを接続する方法を考えます。

ハンドルを固定する上部のナットを取り外すと、ミルの心棒が見えてきました。見てのとおり、心棒にはネジが切ってあります。

このネジはM6という規格で切ってあるため、M6のナットをここにねじ込むことができます。

ホームセンターでM6ナットを購入してきました。小生が立ち寄ったホームセンターではなぜか投げ売りされてて、購入価格は税込み79円でした。

ネジのサイズは同じで、外側は六角形の形状になっています。

規格が同じなので問題なくハリオのコーヒーミルにねじ込めます。そして外形の六角形も、対辺10mmという規格サイズ。つまり、対辺10mmのソケットでこのナットを回すことができる、というわけです。

10mmソケットを電動ドリルに取り付ける

またまた出ました!weraツールチェックプラス!ときどき出番があるのでなかなか手放せない、魔性の子です。

このツールセットの中から、ビットホルダ(ラピダプター)、ビットアダプタ、そして10mmソケットを組み合わせ、電動工具用のソケットを作ります。

まあ普通はこういうソケットを使うのが、値段的にも強度的にもベターでしょうね。後日買いました。

このソケットを電動工具に取り付けます。使うのはマキタのドライバドリルDF333Dです。

電動工具でミルを回す

役者は揃いました。あとは電動工具をミルに装着し、回すだけ!

回転方向に注意し、いざ、回転!

SNSに動画も上げましたのでよろしければ!

感想、あるいは、どうしてこんなことをやったのか

手動でミルを回しているときは、3杯分の豆だとある程度集中して回しても2~3分かかっていました。ですが電動ミルだと、十数秒で豆を挽き終えられます。準備に時間がかかることを考慮しても、明らかに時間短縮となりました。

電動時にも手回し用のハンドルをなぜ残しているかというと、例のナットが締まる方向に回すので、豆を挽き終えたときはかなり固く締まってしまうからです。ナットを緩めるときにも電動工具を使うのですけど、ハンドルが無いと心棒の回転を押さえる場所がありません。そのためハンドルを残しているわけで、ウケ狙いで残しているわけではないのですw

もちろん、手回しでゴリゴリとゆっくり挽くのも心のデトックスになりマインドフルネス的にも最高なのですけど、手持ちの電動工具を工夫して使うのも達成感があり味わい深いものです。市販の電動ミルでは味わえない楽しみですね。