IIJmioひかりを新規契約したので備忘録。TP-Link Archer A10の再設定も行った。

2025-09-23PC, きまぐれ雑記

2ヶ月のwifi難民を経て、2025年9月よりIIJmioひかりユーザーとなりました。契約関係や起きたことを記録しておきます。

回線工事まで

新規のネット回線をいれるには、原則として回線工事と工事のための事前下見、そして賃貸住宅のため管理会社の了承が必要になります。管理会社に必要な事項を伝えてIIJに伝え、まずは事前下見の日程調整を行いました。これらの調整はIIJ本体ではなく工事を請け負っている業者と行います

5月半ばからこれらの調整を行っていたのですが、諸々遅れに遅れ、下見の日程は7月初旬となりました。すでにauひかりは解約となっておりwifi難民生活が始まった頃です。

下見は30分ほどで終わり、現状で自宅内外にある設備のチェックがありました。auひかりの回線と光コンセントはそのまま残してあったので、もしこれを流用できるなら大掛かりな工事は必要ないとのこと。今後、工事を行う場合の図面(つまり賃貸物件たる我が家にどのようなメスを入れるのか)を作成し管理会社に送付、管理会社(つまり大家さん)の了承を得たあとに工事日の調整、となります。

ここからまた状況が遅々として進まなくなりました。図面は業者から回線を提供するNTTに上がり、NTTが管理会社に送るという流れなのですが、数週間経っても管理会社に図面が届きません。ユーザー(つまり私)がコンタクトを取れるのは業者と管理会社だけですが、業者は「(NTTが)送っているはず」と言い管理会社は「(NTTから)届いてない」と言う状況。こういうのを調整するのって私の本業に近いので、思わず半笑いです。「全部オレに調整させろ!」と言いたい気持ちをぐっとこらえ、粘り強く確認を進めました。

結果的には、NTTからの図面送付も業者が把握していた期日より遅くなり、かつ管理会社の図面確認処理もかなり遅かったです。管理会社とはメールでやり取りしてるのですが、埒が明かないので電話したら翌日ぐらいに図面の確認が終わり、回線工事は進めても良い、ということになりました。これが8月上旬のこと。wifi難民生活も1ヶ月を過ぎ、だいぶ板についた頃です。

回線工事

翌日には業者に電話し、工事OKの連絡を入れ、具体的な工事日の調整に移行しました。1週間後くらいに工事日の提案の連絡を入れるとのことで、さらに1週間。お盆明けに業者から電話が来て、打診された最短の工事日がなんと9月上旬!約3週間後です。どれだけ時間が掛かるんだ!と思いつつも、了承するしかありません。

工事日の決定と同時に、工事が完了すればその時点でネットが開通する、接続設定等は申込時に送られてきたメールに書いてあるので再確認しておくようにとの話がありました。

前日にリマインド電話が来て、いよいよ9月上旬の某日に回線工事。立ち会ってもらったパートナーによると、屋外の工事は無く屋内にONUを置いたのみとのこと。結果的には物理的な工事も工事図面も不要だったということです。

いや確かに、作業に万全を期し、工事日に工事が終わらないという事態を避けるため、下準備という意味では必要な作業だったと思います。工事業者さんも手が足りないという事情があったのかもしれません。とはいえ何ヶ月も時間がかかるって・・・ちょっと仕事を薄め過ぎじゃないでしょうかねぇ???

レンタル機器

気を取り直して、工事の結果を確認しておきます。auひかり時代のONUはレンタル品で返却してしまったので、新たにONUを入れています(無償貸与)。よく見ると、光コンセントはauひかりが残していったものをそのまま流用してますね。蒸し返すようですが、結果的にはONUと光コンセントを接続し、ACアダプタを繋げるだけの作業だったということです。

ざわ、ざわ・・・

・・・まあプロの業者さんの仕事ですから、専用機器を使った開通確認、信号の品質チェックとチューニングなど、されたはずです。これくらいの施工なら素人でもできる、とは言いませんけどね!

こちらが今回レンタルしているONUです。NTTのロゴ入りです。

裏面はこんな感じ。撮影し忘れましたが、写真右側の面にLANケーブルを刺すポートがあります。

接続設定

IIJmioひかりは従来のPPPoE接続に加え、IPoE接続にも対応しています。まずは慣れ親しんだPPPoE接続で設定していきます。

wifiルーターはもともと持っていたTP-Link Archer A10を使います。5年前に購入した当時としても安価ながら、IPoE、IPv4 over IPv6にも対応している、意外と高機能なルーターでした。

このwifiルーターを再設定していきますが、もともとの設定が生きていると何かとトラブルの原因になりますので、リセットしていったんまっさらな状態にします。

ルーターの設定には自分で書いたブログが大変役立ちましたw

なお以前はレンタルしていたルーターを挟んでwifiルーターを使用していたため、wifiルーターは単に回線を分岐するだけのアクセスポイントモード(ブリッジモード)で使用していました。今回は、ONUから直接wifiルーターに信号を入れますので、ルーター機能も担うルーターモードで運用します。

念のためかんたん設定ガイドにも再度目を通しておきます

またIIJmioひかりの簡単な設定方法はこちらにもあります。PPPoE接続に必要なユーザー名、パスワードは書面で届いていました。

こちらはweb版設定画面の様子。Archer A10の大まかな設定手順は次のとおり。

  1. wifiで接続する(初期SSID、パスワードは機体裏に記載あり)
  2. PCの場合:ブラウザからhttp://192.168.0.1/にアクセスし、tp-linkアカウントとパスワードでログイン(アカウントが無い場合は作成)
  3. スマホの場合:Tetherアプリを起動。tp-linkアカウントとパスワードでログイン(アカウントが無い場合は作成)
  4. インターネット接続タイプをPPPoEとし、接続用ID、パスワードを設定
  5. ネットに接続できたら、SSIDなどを好きなように変更

Tetherアプリで見るとこんな感じ。接続クライアントが16個もあるってw

PPPoE設定とwifi設定はこんな感じ。

IPoE接続設定

IPoE接続の場合は、インターネット接続タイプをDS-Liteに、AFTR名をgw.transix.jpとして保存すればOK。

なお自動検出ボタンを押せば自動で設定されました。大変簡単でした。

DS-Liteとは

DS-Lite(Dual-Stack Lite)は、RFC6333で規定された通信規格で、本機能を利用することにより、IPv6のみの通信環境においてIPv4 over IPv6技術を利用し、IPv4での通信も可能となります。DS-Lite対応の通信機器をご用意いただければ、一台の機器でIPv6/IPv4双方の通信が可能となります。また、通信速度はIPv6ネットワークの通信速度に準じますので、ご利用回線によっては、IPv4 PPPoE接続での通信速度よりもより高速な通信をご利用いただけます。

IIJmio:DS-Liteについて

IPoE接続にしたからといって、回線速度が劇的に速くなるわけではありません。とはいえ混雑時間帯にも安定した速度が出るのがIPoE接続の強みだそうなので、この設定のまま様子を見たいと思います。

雑感

IIJmioひかりはNTT光回線(フレッツ光)を間借りしたサービスで、IIJは光コラボレーション事業者なので、今後は回線はそのままでプロバイダだけ乗り換えるということが可能になり、独自サービスを求めてプロバイダを移動したりすることができるようになります。

auひかりは一応独自回線で、光コラボレーション事業者ではありません。そのためプロバイダを乗り換えるということは基本的に不可能で、今回のようなau解約→他社と契約、という流れが必要になります。

とはいえ、実のところはauというかKDDIが独自の光回線網を持っているのは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部地域のみだそうです。ではその他の地域はどうなっているのかというと、実はNTTの光回線網を借りているのだそう。auひかりで設置した光コンセントをIIJmioひかり(NTT光回線)がそのまま使用しているのは、そういうわけなのですね。

しかし今回の回線変更には大変な時間が掛かりました。工事日などの調整が電話のみだとか、NTTから管理会社への図面送付が郵送のみ(電話で聞いたところメール不可とのこと)だとか、提供しているサービスは最先端に近いものなのに作業はアナログというか、スタッフさんの頑張りでなんとか持っているかのような印象を受けました。省エネという時代の流れに取り残されている印象ですね・・・

PC, きまぐれ雑記

Posted by Hermitcrab