電動ドリル&ピカールでヘッドライトを磨いた。満足度80%だけど反省点もあるので備忘録。
黄ばんできたヘッドライトを磨いてみました。仕上げのコーティングまで行ったところ、満足度80%くらいの仕上がりまで持っていくことができましたよ!初めての作業なので反省点もあるけれど、次回作業のために内容を記録しておきます。


現状のヘッドライトはこんな感じ。運転席側はそれほどではないものの、助手席側のヘッドライトは黄ばみと取れない汚れでくすんでいます。

助手席側の表面を水で軽く洗ってよく観察。なんか液ダレのような模様も付いています。まさかと思うのですが、ヘッドライトウォッシャー液の残りだったり・・・!?また、細かいひび割れも見えますが、これはたぶん全交換しかないと思うので、今回は黄ばみ、くすみ取りだけも目指して作業します。

ヘッドライトの周囲をマスキングします。

こちらは今回購入した研磨用パッド。

全部出してみました。製品サイトによると、スポンジには高度の違いがあって、白とオレンジは粗め、黄色と青は中くらい、赤と黒は細かめだそうです。たしかに触ってみると若干違いが無くもない・・・微妙な感じ。

スポンジの裏面とアタッチメントの表面は面ファスナーでくっつきます。

電動ドリルに取り付けるシャフトも、六角と丸棒の2種類付いていました。

荒めのスポンジにピカールを付けて磨いていきます。

ぐお~~~~~~

15分ほど格闘し、ここまでキレイにすることができました。

残ったピカールをウエスで拭き取ってひとまず磨きは終了。まあまあいい感じに黄ばみが取れたんじゃないでしょうか。


運転席側も磨きました。仕上がりはもともとダメージの少なかった運転席側のほうが良さそう。とはいえ、施行前とは比べ物にならないほどきれいになりました!

磨いた面を保護するためにコーティングを行います。コーティング剤はたくさん販売されていますが、使い切りのこちらをチョイスしてみました。


写真では分かりづらいですが、コーティングすると透明度が若干上がりました。表面の細かい傷にコーティング剤が入って平滑化したのでしょう。

パッケージの中にはコーティング液に浸された不織布が1枚入っています。素手で施工したため、手にコーティング剤がこびりついてしまいました!水や石鹸では溶けず、硬化してバリバリになったものをこそげ落とすような感じでやっと落とすことができました。

とりあえず作業完了!初めてにしては上出来じゃないでしょうか?


助手席側のビフォーアフター。くすみはかなり取れています。黄ばみはまだ若干残ってるかな。透明なパーツなので、黄ばみが少しでも残っていると内部で反射して見えてしまうのだと思います。


運転席側のビフォーアフター。写真ではあまり変わってないように見えますが、こちらもかなりきれいになりました。
反省点1. 研磨パッドはもっと固めがよかった

Amazonで買ったパッドは厚く柔らかすぎました。たぶん研磨作業にはもう少し固めのパッドが良いのでは、と思います。
さらに、ピカールを使う前に、やはり粗めのパッドでヘッドライト表面を効率よく削ったほうが良かったと思います。ピカールの研磨剤は4000番~5000番相当と言われていて、これは紙やすりで最も細かいとされる2000番よりはるかに細かい、ほとんど抵抗がないくらいの研磨効果です。指で触って分かるくらいざらついたヘッドライト表面には、ピカールはちょっと力不足なのかも。
こういうのを使って、粗め~中目~細かめと手順を踏んだほうが、結果的に短時間できれいに仕上がったことでしょう。
反省点2.コーティング剤の2度塗りは要注意
コーティング剤の裏面に、施工の手順が英語で書かれていました。Googleに翻訳してもらうと、
1.清潔で乾燥した表面をP3000研磨剤で研磨して準備します。ヘッドライトは滑らかに見えますが、まだ曇っている状態です。
2.使い捨て手袋を着用してください。
3.コーティング剤の袋を慎重に開けます。折りたたんだシートの端を使って、ゆっくりとコーティング剤を塗布します。少し重ねて塗布してください。
4.両方のヘッドライトに1回塗りします。5~15分ほど乾燥させ、触れる程度に乾かします。
5.乾いたら、2つ目を開き、この手順を繰り返して、両方の ヘッドライトに最終コーティングを塗布します。
6.運転または雨にさらされる前に、最低 1 時間の乾燥時間を確保してください。
コーティング剤の袋の中には、液をたっぷり含んだシートが折りたたまれた状態で入っています。小生はシートを開いて塗布しましたけど、手順書には折りたたんだまま、シートの端を使って塗布するように書いてありますね。
そして2回目のコーティングには新しいパックを使用せよ、と。小生はここでも間違えました。1回塗ったあとのシートはまだ結構液を含んでたので、同じシートで2度塗りをしてしまいました。結構液を含んでいた感じはしたものの硬化中の液だったので、2度塗りの際にかなりムラができてしまいました。ケチケチせず2回目の塗りでは新しいパックを使用すべきでした。
というわけで、次回への課題も見えたことだし、次はうまくいくよう、頑張るぞ!



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