【GST-B1000D購入レビュー】TPO問わず着用できて、ドレッシーだし、でもG-SHOCKなんだぜ!と密かに楽しめるG-SHOCK!

久々に腕時計を買いました。中古購入することが多いですけど、今回は新品です。購入したのは、2025年10月28日に発表され、同年11月21に発売されたばかりの新製品、GST-B1000D-3AJFです。G-SHOCKのメタル外装シリーズ"G-STEEL"ラインナップの新製品です。
若干衝動買いにも近かったですめど、何日か悩んだものの欲しい気持ちが変わらず、また発売して間もないため中古市場にもほとんど出ていないので、思い切って購入しました。

文字盤カラーがブラック、ブルー、グリーンのカラバリがあります。型番の末尾の数字がカラバリを示していて、1がブラック、2がブルー、3がグリーンです。
精悍なブラック、青好きな小生にはたまらないクールなブルーと大変迷ったのですが、青い腕時計はいろいろ持ってるし(笑)、遊び心のあるグリーンをチョイスしました。
数日着用していますがかなり気に入っているので、写真多めにレビューしてみます。

今回は楽天市場で購入しました。もろもろ割引などが適用されて実質40,888円になったのも、購入の後押しになりました。
開封




箱はG-SHOCKの汎用品だし、撮っても仕方ないのですけど(笑)、一応記録として残しておきます。

GST-B1000D-3AJFが出てきました!


タグも一応記録しときます。
ちなみにタグや取扱説明書に書いてある5748という数字。G-SHOCKに限らずカシオの腕時計ユーザーにはおなじみのモジュール番号というものです。
特にG-SHOCKはカラバリが膨大にありますが、時計のモジュール自体は共通、ということがあります。G-SHOCKのモデル毎に取扱説明書を用意するのは大変、逆にモジュールが同じなら取扱説明書も同じで良い、ということで、例えばネットで取扱説明書を探す場合もモジュール番号で検索すれば良い、という仕組みになっています。
GST-B1000Dのモジュール番号は5748ですので、取扱説明書もオンラインで探すことができます。こちらにあります→公式

蝶プラ工業のスタンドに載せて、まじまじと眺めますよー!
各部チェック

まずは正面からまじまじと眺めます。
12時の方向にG-SHOCKの文字、3時方向に24時間計、6~9時方向に曜日・タイマーなどのモード表示する計器が付いています。4~5時の方向にデイト窓があります。

ケース全体は八角形(オクタゴン)で、これはG-SHOCKの初代モデルDW-5000Cの意匠を受け継いでいるとのこと。

この面にはボタンが2つと竜頭があります。後述しますがGST-B1000DはスマホとBluetooth接続することで時間を自動修正するので竜頭は基本的に不要なのですが、竜頭を使った時刻合わせもできるとのこと。
上ボタンはライト点灯のほかストップウォッチのスタート・ストップ、下ボタンはストップウォッチのリセット、アラームのオンオフ切り替えなどの機能が。
ケースはサイドのネジで本体に固定されているようですね。ネジの近くのくぼみなんかも、初代DW-5000Cの意匠なんだそう。

こちらの面は下方にボタンがひとつ。このボタンはモード切替やスマホ接続などの機能があります。

インデックスにはG-SHOCKらしいゴツさが出ていますね。

文字盤のレンガパターンは立体的なので、光の加減によって表情が大きく変わります。TOUGH SOLAR(タフソーラー:太陽光発電)なので文字盤に太陽光発電パネルが配置されているはずですが、このデザインに組み込むのはすごい技術ですね。

秒針の先端にはイエローとレッドがあしらわれています。時針と分針、そして12時・3時・6時・9時のインデックスには夜光塗料が配されています。

ステンレスバンド(ブレス)は専用品。ヘアライン仕上げの要所要所がポリッシュ仕上げされており、硬質でソリッドな印象のバンドです。

裏面はこんな感じ。ケース裏面は黒っぽいカーボンファイバー樹脂で整形され、バンドとの接合部分はウレタン樹脂でできています。この面を見ると、ああ、G-SHOCKなんだな、って思いますね。

裏蓋の記載がよく分かるように撮影してみました。腕時計でありながらBluetoothを搭載した通信機器でもあるので、そういう類の表示もぎっしり刻印されています。ムーブメントは日本製、組み立てはタイとのことです。
ここにもモジュール番号(5748)が書かれているのが分かります。

三つ折れバックルで、微調整穴は4つ開いています。

ライトを点灯するとこんな感じ。LEDライトをライトが5~6時に仕込まれているので、12時方向はどうしても影になってしまいます。ただインデックスや針にはバッチリ光が当たっているので、時間を見るという用途には充分な明かりです。

蓄光はこんな感じ。
バンド調整

バンドの長さ調整を行います。下は2008年に購入し、もう20年近く付き合っているオシアナスです。3つ折れバックルであることなどサイズ感が近いので、オシアナスを参考にバンド調整します。

GST-B1000Dはバネ棒式で、バンド側面の穴を細い棒で突いてやることで中のバネ棒が収縮し、コマが外れる仕組みです。
たぶん安全ピンの針などでも作業できるのでしょうが、専用工具があると作業が安全確実に済みます。明工舎のバネ棒外しをずっと愛用しています。

不要なコマを外していきます。ただしバンドの長さだけを重視して闇雲にコマを外してはいけません。原則として12時方向のバンドを長めに残し(コマは少しだけ外す)、6時方向のバンドを短めに詰めます(コマを多めに外す)。
その理由は、12時方向、すなわち着用者から見て上のバンドが長めになることで、文字盤が着用者に正対しやすくなるからです。腕時計を見るときは腕をねじりますが、少しねじっただけで文字盤が自分の方向を向いてくれるので、文字盤が見やすく、腕への負担も少なくなるのです。この観点から、オシアナスもそのようなチューニングを行っています。

ブレス調整中だけにしか撮れない写真📷️

何度か試行錯誤し、上側を1コマ、下側を3コマ外すことにしました。これだとまだ緩いので、バックルの調整穴を2つ内側にずらして、だいたいジャストな感じになりました。

手首とのクリアランスはこんな感じ。指1本入るくらいの隙間が空くのがちょうどいいバンド長といわれています。ひとまずこれで様子を見ることにします。
写真のとおりGST-B1000DはG-SHOCKにしてはかなり薄く、一般的なドレスウオッチと変わらないくらい。付け心地も非常に快適です。


4コマ外して、全体の重量は110gとなりました。ちなみにフルコマだと実測124gでした。
風防は無機ガラス

GST-B1000Dの風防(文字盤を覆っている透明な覆い)は無機ガラスです。G-SHOCK最高級ラインのMR-Gはサファイアクリスタルですが、それ以外は基本的に無機ガラスの風防です。
GST-B1000Dへのネガティブなポイントの一つがこの点で、無機ガラスはただのガラスなので破損が心配です。風防はベゼルより1mmくらい沈んでいますので、風防に直接何かをぶつける危険は少ないですが、やはりサファイアクリスタルだと安心して長く使えそうな気がします。
とはいえ、これまで無機ガラス風防のG-SHOCKを何本か所有しましたが、風防を割ったり傷つけてしまったことは無いのですけどね・・・
CASIO WATCHES APP

GST-B1000DはスマホアプリCASIO WATCHES APPと連携することで、いくつかの機能が解放されるほか、アラーム設定など時計単体ではやや煩雑な設定が簡単にできたりします。

時刻合わせは、アプリを介してカシオ独自の方法で世界中のタイムサーバーから時刻を取得し、時計と同期するという、Accurate Time Systemなんだそうです。

ちなみに時刻の同期は手動でアプリと接続したタイミングのほか、6:30、12:30、18:30、0:30の1日4回、ペアリング歴のあるスマホと自動的に接続して時刻を補正します。電源の入ったスマホが近くにあることが前提にはなりますが、これなら毎日時刻を補正しているといっても過言ではないでしょう。昔ながらの標準電波受信ではないことに若干不安はありましたが、ほぼ杞憂ですね。

ライトの点灯時間はデフォルトだと1.5秒ですが、ちょっと短か過ぎに感じたので3秒にしてみました。
CASIO WATCHES APPはAndroid版とiOS版とがリリースされています。時計の設定などには使いやすくて良いのですけど、いただけないのはホーム画面。


このようにG-SHOCKに関する広告がやたらと多い!G-SHOCKが好きすぎてG-SHOCKのあらゆる情報が欲しい人には最高にクールなアプリなんでしょうけど、設定をちょこちょこっと弄りたい人には無用の情報が多すぎます。
そのせいか、アプリのサイズもなんと239MB!カシオにとっても重要な広告媒体になっているアプリなのは理解できますが、なんとかならないものでしょうか。
GST-B1000Dは技適無し!?

GST-B1000Dの裏蓋の写真を再掲します。これまで書いてきたとおりGST-B1000DはスマホとBluetooth接続しますので、電波を発する機器に分類されます。電波を発する機器に必要なのは技適(技術基準適合証明)ですが、GST-B1000Dの裏蓋には技適マークがありません。

取説にはこのように、GST-B1000Dは電波法に基づいている製品であることが記載されています。

また取説によるとBluetoothの最大送信電力は0dBm(1mW)とのこと。総務省電波利用ポータルサイトによると、免許及び登録を要しない無線局に発射する電波が著しく微弱な無線設備という規定があり、別のサイトでは200mW以下なら著しく微弱とされるという記載もあります。GST-B1000Dの最大送信電力は1mWなので、著しく微弱な無線局と判断され、技適表示は不要、ということかもしれません。詳しい方教えて下さい。
他機種と比較しつつ雑感など

初号機DW-5000Cの流れをくむスクエアケースのGW-M5610PC-1を横においてみました。G-SHOCKといえばベゼルに大きく書かれたロゴが特徴で、G-SHOCKのアイデンティティともいえます。過去にベゼルにG-SHOCKって書いてないモデルがあったのでしょうか?それくらい、G-SHOCKのアイコンを潔く廃したGST-B1000Dです。
G-SHOCKといえば、ロゴのほかにもタフでマッシブなデザインも特徴ですよね。


小生が所有していたG-SHOCK、Baby-G、PROTREKたち。PROTREKは別としても、これぞG-SHOCKって感じのデザインばかり。G-SHOCK好きな方はこういうゴツゴツしたデザインに惹かれると思うので、シンプルでクールなGST-B1000Dへの違和感はあるのではないでしょうか。

以前、フルメタルカシオークが欲しくなったけど思いとどまった話。という記事を書きました。カシオークと呼ばれるGM-B2100も、G-SHOCKとしてはシンプルなデザインですが、ベゼル上部にはやはりG-SHOCKの刻印が配されています。
GM-B2100もドレッシーな部類だと思うのですけど、GST-B1000Dはさらにドレッシーで、TPOを選びません。TPOを気にせず着用するのがG-SHOCKとも言えますが、GST-B1000Dは、見た目はシャープでドレッシー、でも中身はG-SHOCKの血潮が脈々と流れている・・・そんな鬼子のようなGST-B1000Dなのです。

気を取り直して、オシアナス(OCW-M800TBJ-1AJF)と並べてみました。見た目といい本体の薄さといい、これに近い感じです。
左のオシアナスは2008年に新品購入したモデルで、この時代のオシアナスにはTOUGH MVT. (タフムーブメント)が搭載されていません。アナログ針ということもあり衝撃にはそこまで強くないと思われるので、G-SHOCKのようなラフな運用は控えながら使っていました。
GST-B1000Dは、こんな見た目(笑)でも正真正銘のG-SHOCKなので、耐衝撃性能はバッチリ。

G-STEEL特有のステンレスベゼルの下には、カーボン樹脂製のボディとウレタン樹脂のショックアブソーバが仕込まれています。
耐衝撃構造の時計の場合(G‑SHOCK/BABY‑G/G‑MS)は腕につけたままでチェーンソーなどの強い振動や、激しいスポーツ(モトクロスなど)でのショックを受けても時計には影響ありません。
取説にもこのように明記されています。こんな見た目(2回目)なのに耐衝撃構造なんて・・・GST-B1000D・・・恐ろしい子・・・
まとめ

見た目はクールでドレッシー、中身は耐衝撃構造を具えたG-SHOCKという、まるで爪を隠した鷹、あるいはギリシャ神話の怪物キメラ、そんな印象のGST-B1000D。G-SHOCKらしくないという意見もあるようですが、逆にG-SHOCKの進化の一つの形ともいえ、なんだか見守っていきたい魅力をまとっています。

購入後毎日着用しているので、バックルに少しずつ傷がつき、ベゼルにも薄い打ち傷を付けてしまいました。実用腕時計と割り切って購入していますので多少の傷は気にしません。薄い傷なら研磨して消すこともできますしね。
なにより、この見た目(3回目)でG-SHOCKってのがたまらないんですよ。時刻も常時あっていますし、いつでも動いています。機械式時計にはないこの便利さ、そしてこの見た目(4回目)。なんかとっても新鮮なのです。
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