久しぶりに自宅避難訓練を行った。楽しみなのはご飯!調理法もいろいろ試してみたよ。

2024-09-18きまぐれ雑記, 料理防災

2023年3月18日(土)に、久しぶりの自宅避難訓練を行いました。東日本大震災から12年たった2023年、この時期は防災意識が高まるものの、喉元過ぎて熱さを忘れてしまうのが人間。毎日いろいろ考えることがありすぎる現代ですから仕方ありません。

そこで必要なのは、定期的なシミュレーションだと思い、不定期に自宅避難訓練を行っています。その記録はタグ:防災を付けて残していますので、よろしければご覧ください。

今回想定したシチュエーションは次のとおり。

①停電、断水、ガス供給はストップしている

②スマホの充電は、ストックしているモバイルバッテリーのみ可

③停電なので電気で稼働する暖房、照明は使用不可

④情報収集以外でのテレビ視聴、パソコンの使用はOK

7:00起床。避難訓練開始

正直に言いますと、自宅避難訓練をすることを決めたのは起きたときでした。今までは「明日はやるぞ!」と気合を入れて寝ていました。ですので、今回はより実践に近い状況かと思います。

起きしな、状況を確認。停電、断水の状況下なので、まずはトイレをなんとかしなければ。とりあえず朝イチのトイレはタンクに残っていた水を使い切って行う。

2リットルのペットボトルの水を台所にスタンバイし、朝食準備。

ガス供給はストップしている想定なので、調理用にカセットコンロを準備。

安定のイワタニ風まる!ケース付きなので収納もしやすく、持ち出しやすい、本当に便利なカセットコンロです。

暖房は反射式ストーブを使います。停電時でも使え、電池やマッチで点火でき、強力な赤外線で空間をじんわりと温めてくれます。熱は上方にも上がるので、天板で調理なんかもできたりします。これまた冬の停電時は重宝します。

まあ急いでお湯を沸かしたいときは、反射式ストーブよりカセットコンロですけどね。

朝ごはんの主食のひとつは、尾西のアルファ米にすることにします。

小生のうちでは、尾西のアルファ米を賞味期限の異なる2セットを備蓄しています。

8:30朝食

朝ごはんはこんな感じ。作りおきの紅白なます鳥ささみのごまマヨあえ自家製ヨーグルト、たまたま残っていたメロンパン尾西のアルファ米(田舎ごはん)スープサバ缶スムージー

水洗いする食器を極力減らすために、ヨーグルトを入れる食器にはラップを敷き、サバ缶は缶から直接食べます。また箸は韓国風のステンレス箸にしました。これなら、ウエットティッシュなどで拭き取るだけでOKですから。

朝食の用意と並行して昼食の仕込み。かぼちゃがあったので、さつまいもを焼く要領で、濡れ新聞紙とアルミホイルに包みました。

これを反射式ストーブの天板に直接載せます。この方法ですごく美味しい焼き芋ができたことがあります。かぼちゃも同じように焼けないかなぁ。

人参、白菜、しめじ、鳥手羽元、大根を入れ、鍋キューブで味付けをした鍋も作りました。かぼちゃと一緒にじっくり火を通します。

料理が一段落したので、コーヒーで一息つきます。インスタントなら、お湯で溶かすだけなので簡単。ゴミも出ません。

スマホの充電はモバイルバッテリー縛りにしています。

トイレ対策を講じる

トイレに自由に行けない(行きたくない)ことが、避難生活で体を壊す大きな要因の一つです。とはいえ、いつでもトイレに行けるように準備をすることがとても大変なのも事実です。

小生は今、自宅が断水している状況に置かれています。すなわち、トイレはあるけど水で流せない状態です。

さてどうしましょう。

実は今回、お風呂に残り湯(というか冷たい水ですけど)がありました。この水をトイレのタンクに入れれば、一応水洗トイレとして機能します。ですので、残り湯をうちで一番大きな鍋に入れてトイレのそばに置いておき、用を足したらタンクに水を入れる、という方法を取ることができました。

とはいえ、トイレのたびにお風呂から水を汲み、タンクに入れるのはまあまあの重労働です。

簡易トイレの定番といえば、トイレに大きなビニール袋を2重にかぶせてペットシーツを敷き、用を足したら袋1枚ごと取り出して廃棄、新しい袋をかけて次の準備をしておく、というものです。

これも過去にやったことがあるけど、これはこれで面倒ですし、ゴミが大量に出るのが悩みどころ。

そこで今回も活用するのが、吸水ポリマーとBOS袋です。

吸水ポリマー5g(小さじ2杯ほど)をBOS袋に入れたものをいくつかトイレに用意しておきます。これに直接用を足してしまえば、10秒後にはプルプルの人肌ゼリーの出来上がり!BOS袋の口を縛っておけばニオイも一切ありません。状況さえ許せばもっともコンパクトに汚物を処理できる方法だと思います。

↑以前の自宅避難訓練でこの吸水ポリマーについて調べ、BOS袋に入れる量も検討しました。

12:00昼食

とにかく今回はメシの支度ばかりしていますw

仕込んでいた鍋が美味しく出来上がりました。

主食は餅です。いつもはオーブンで焼いていますが電気が使えない想定ですので、反射式ストーブの天板にオーブンの網を置き、こんがりと焼き上げます。

くっついたりストーブに餅が付いたりすると後始末が面倒なので、こまめにひっくり返しながら火を通します。

美味しそうに焼けました・・・!

昼食はこんな感じ。朝の残り物に加え、、ストーブで焼いたかぼちゃスムージー

かぼちゃは10数分火を通しただけで、竹串がスッと通るくらいになりました。こんな感じで、スプーンで割ることができるくらい、よく火が通っています。マヨネーズを付けていただきました。この焼き方はアリですね。

焼いた餅は鍋に載せて、いただきまーす!

食後のコーヒーは、今回はドリップ式にしてみました。ちなみに紙コップとカップホルダーはダイソーで買ったものです。

お菓子と一緒にコーヒーをいただきます。

午後は録画予約の整理、ブログ執筆など、忙しくしていました。実は翌日にクルマを手放すので、売却のための諸々準備をしたり、実は免許更新も近かったりするので、オンライン講習を受けたり、やることは多いです。これらは避難訓練とは関係ないので、電気を使いまくっています。

照明を考える

そうこうしているうちに日が落ちてきました。いつものランタンのほか、撮影用のLEDライトをスタンバイしておきます。

撮影用のLEDライトは対象を照らすものなので、そのままでは光があまり拡散しません。広い空間を明るくするにはひと工夫が必要です。

基本は、間接照明のように白い壁を照らすこと。壁自体が照明になったように、広い空間が明るくなります。

ペットボトルを載せるのも効果的です。

壁が明るくするのはとても効果的ですし、雰囲気も出ます。

こんな小さなLEDライトでも・・・

ペットボトルを載せればこのとおり。

玉子のパックも透明で無数のデコボコがあるので、LEDライトの光を効果的に拡散させてくれることがわかりました。まさに光のホットスポットって感じ。

台所のフックに引っ掛けて、調理中の手元を照らしてくれる照明にもなりました。

これは羽生結弦さんのnotte stellataランタンです。バッテリーはソーラー充電式。

19:00夕食

残りものや同じものばかりび食事では面白くないので、夕食はちょっと手間を掛けて用意してみました。

フライパンに水を少し入れ、細切りにした人参を入れてボイルします。

もやし、そして小松菜(少量の水で水洗いをし刻んだもの)を入れ、蒸し煮風に火を通します。

しっかりとした熱源が必要なので、登場するのはやはり風まるです。

全体に火が通ったら、別容器に移し替えて食卓へ。普段はゴマ油などで味付けをしますが、容器を洗う必要が出たときに油分があると厄介なので、味付けはここではしないことにします。

夕食はこんな感じ。お昼の残り物に加え、蒸し野菜尾西のアルファ米(白がゆ)担々麺カップラーメン。担々麺と白がゆには生たまごを割り入れタンパク質を摂取します。鍋には花椒赤から鍋の素で味変を。蒸し野菜はお皿にとってゴマ油と鶏ガラスープを振りかけ、ナムル風の味付けでいただきます。

やっぱ温かいものを食べられるのって、なににも代えがたいですね。避難中にいつも食べられればいいんですけど・・・

夜なのでカフェインレスコーヒーで締めます。

23:00就寝

今回の避難訓練の記録を書きつつ動画視聴していると23:00になりました。

明日は電気ガス水道が来てれば良いなと思いながら、おやすみなさい・・・

検証とまとめ

・水の使用量は、一人当たり2リットルだった。

・手を洗えないので、ウエットティッシュが大量に必要。

・手を洗えないので、お肉の調理時は直接触らず、アイラップを手にかぶせて触るのが良い。

・トイレ1回にBOS袋1枚は、貴重な避難資材のムダ使いか?

前述のとおり、吸水ポリマーを入れたBOS袋をいくつか用意しておきましたけど、BOS袋の枚数にも限りがあります。というわけで、1回用を足してゼリー1回分が入ったBOS袋にもう一度吸水ポリマーをふりかけ、それに再度用を足してみました

この方法で、1枚のBOS袋に3~4回用を足せることがわかりました。吸水ポリマーがしっかり吸収してくれているおかげか、袋が開いていてもそこまでニオイが気になりません。BOS袋節約には有効な方法だと思いました。

翌日は、使ったLEDライトやエネループを充電したり、食器を洗ったりして、自宅避難訓練の後片付けをしました。

こんな感じで、ゆるーくではありますが電気・ガス・水道の無い生活を送ってみました。訓練というと大げさになりますので、軽い気持ちで「やってみた」的に楽しみながらサバイバル生活を実践してみてはいかがでしょうか。

もう少し暖かくなったら、避難持ち出し袋だけで屋外で生活するなど、シミュレーションを行ってみたいと考えています。