あの日を忘れないために。自宅避難訓練をまた実施した。

2024-09-18きまぐれ雑記防災

今年3回目の自宅避難訓練を9月5日(日)に行いました。折しも翌6日は北海道胆振東部地震から3年目にあたります。地震だけではなく頻発する水害など、いつどこで被災するかわからない昨今、こうして何度も避難シミュレーションを行うことで、実際の災害への心構えができると信じています。

今回の自宅避難訓練で想定した状況、制限はこちら。

①電気・ガス・水道の使用は原則NG

②トイレの水は流せない

③パソコンやテレビは、情報収集目的でなければ使用OK

④前日から多忙だったことと、翌日朝にはなんとワクチン接種を控えていたため、実施は8:30~20:30の半日間のみ

条件面では前回に近いですが、久しぶりにトイレを制限下においてみました。そして、前日から続いていた用事や翌日の準備などあったため、約半日の実施としました。

8:30 自宅避難訓練開始、朝食準備

2リットルのペットボトルの水を2本用意。ウエットティッシュが乾燥していたので、水を少し垂らして復活させる。LEDライトを用意。トイレの準備(後述)。お皿にラップを張って朝食の用意をする。

朝食はこんな感じ。たまたま昨日たくさん茹でていたゆで卵、たまたま昨日買ってきていたきんせい堂さんの唐揚げ弁当の残り、梨、ブランフレーク入りのヨーグルト、スムージー。

梨は包丁で皮をむいたんですけど、使い終わった包丁はウェットティッシュで拭き取ります。箸は使い捨ての割り箸。

食後はやっぱりコーヒーを飲みたい!ということで、まいどおなじみのカセットコンロ!

結果的にこの日もガスボンベは1本も使い切らなかったのですけど、セオリーとしては1日1本使用と考え、10本程度ストックしておくのが良いそうです。

100円ショップで購入した紙コップとカップホルダーで、淹れたてのコーヒーを楽しみます。

水を使っての洗顔はできないので、メイク落としをコットンにつけて顔を拭き取り、化粧水を付けて洗顔に代えました。

前後するけどトイレの準備とか

洋式トイレに大きなゴミ袋を掛け、さらにもう1枚重ねてペットシーツを敷き用を足す、というのを基本に、さらに方策を検討してみました。

まず用意するのがおむつが臭わない袋、通称BOS袋

ペットシーツ入りのゴミ袋を処理するにはMサイズのBOS袋がジャストサイズです。Sサイズの方はというと、

SサイズのBOS袋には中に吸水樹脂を入れて、直接用を足してみました

購入したCP-1という吸水性樹脂のスペックはこのように記載されています。

標準添加量

〇水道水の場合:500mlに対して2〜3gで緩いゼリー状になり、10g弱で流動性がない状態になります。

〇人の尿の場合:500mlに対して​5〜10gでゼリー状(この状態で廃棄できます)になり、20g以上で流動性のない状態になります。

高吸水性樹脂(簡易トイレの吸水材、流動性廃棄物固化に最適:1gで水300ml以上を吸水)

目的は尿の凝固で、体感として1回の尿は200mlもありませんから、この粉を5gほどBOS袋に入れることにしました。重量を測ってみると、小さじ1杯が約2.5gでしたので、小さじ2杯と覚えておくと便利ですね。

このスペシャルBOS袋に尿を入れてみると・・・尾籠な話、プルプルの温かいゼリーができました!!BOS袋のおかげで全く臭いがしませんし、ゼリーから液体が染み出してくる気配も一切なし!何も知らなければこれが尿とは思わないくらい。翌々日の可燃ごみ収集日まで、臭いも流出なども一切なく、周りを汚すこともなく汚物を保持してくれました。

トイレのことはデリケートな問題であることに加え、気軽に用が足せなければ健康面への悪影響が出てくるという、非常時においても高い優先順位で解決しなければならない課題です。定期的にシミュレーションすることがとても大事だと、改めて感じました。

11:00 非常持ち出し袋をチェックし、背負って出掛けてみた

食料、着替え、モバイルバッテリーやLEDライトなどを入れた非常持ち出しリュックを作っています。久々に中身をチェックしてみると・・・羊羹もウィダーインゼリーも賞味期限が切れていました(笑)。SOYJOYも賞味期限切れ間近だったので、ローリングストックで中身を入れ替えました。

このリュックは、非常時は背負って逃げなければなりません。というわけで、いつもの散歩コースをリュックを背負って歩き、重すぎたりしないかチェックしてみました。

13:00 昼食

昼食はこんな感じ。残りのゆで卵、きゅうりとトマト、パンとハムとチーズ、春雨スープ。食器にはことごとくラップ!まるでラップモンスター!略してRM!!

RM (ラッパー) – Wikipedia

BTS繋がりというわけではありませんが、先ほどの散歩の際に韓国料理などで使われるステンレス箸を買ってきました。木製の箸に比べ滑りやすい面もありますが、当然再利用が可能ですし、洗うのもウエットティッシュなどでひと拭きすればOKなので、非常時には特に重宝します。

ダイソーでは組み立て式のステンレス箸をアウトドアコーナーで見かけました。確かに、ゴミをなるべく出したくないキャンプでは、コンパクトなステンレス箸はありがたいですよね。

19:00 夕食

夕方まではいろいろと忙しくしていました。

暗くなってくると活躍するのがLEDライト。ランタン型のLEDライトも所有していますが、このような撮影用LEDライトも役立ちます。

充電式バッテリーで稼働するものであれば何でも良いです。

撮影用LEDライトは基本的に高出力なので、災害時の照明用としては約不足なくらい。最も明かりを暗くした設定でも充分なことが多く、その場合だとフル充電で10時間以上持つので、ストックしておくととても心強いです。是非買いましょう。

RM韓国箸ときたので、夕食は韓国のジャンクフードといきましょうか。カセットコンロに火を入れて、インスタント麺の調理をします。ノグリとはどういう意味でしょう。

わかめの入った不思議な麺料理でした。昔風ラーメンに近いかも?

スープを鍋に戻し、パックご飯を入れて煮込んだら・・・

ノグリ雑炊の完成~~!ビビンバスプーンでいただきます。

20:30 自宅避難訓練終了

前述のとおり翌日は仕事があるのと、1回目のコロナワクチン接種を控えていたため、これにて避難訓練終了。電気や水道のありがたさを噛み締めながら、後片付けを行いました。

まとめ

今回は半日のシミュレーションでしたけど、意義のあるものとなりました。

・水の使用量は、やはり1人あたり2リットル程度だった。

・トイレの準備は重要。トイレのあとも手をキレイにしたいなぁ。

・普段から夜間の明かりを暗めにしておくと、非常時の限られた明かりでの生活に順応しやすいかも。

この時期や3.11の時期は防災関係の特番が多く小生も興味深く見ますけど、やはり自分でやってみることが大事だと思うのですよね。

小生のやり方も含め、紹介されている方法が全ての方の最適解というわけではありません。

まずは真似てやってみて、自分なりの非常時の過ごし方を模索してみてはいかがでしょうか。

胆振東部地震発生から1ヶ月後に発売された報道写真集。小生は11/7発行の初版第3刷を買いました。