日常使いにちょうど良い塩梅!CIO SMARTCOBY DUO第2世代(シボ加工モデル)購入レビュー。

2025-10-28ガジェット, スマホ・AndroidCIO

容量10,000mAhのモバイルバッテリーが必要になったのでCIO製品を購入しました。SMARTCOBY DUO第2世代(シボ加工モデル)です。

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W A1257)をリコールで失ってしまったため急遽購入しました。セールで3,000円程度と、大手メーカーの10,000mAh級では手を出しやすい価格のモバイルバッテリーです。

定価は3,938円ですが、2025年7月のAmazonプライムデーでは2,980円に値下げられていたほか、執筆時(2025年7月26日)はAmazonポイントが1,024ポイント付いて実質26%引きの2,914円になっています。ほぼ過去最安値なので気になる方はポチってしまいましょう!

製品概要

CIO SMARTCOBY DUO第2世代(新型・シボ加工モデル・CIO-MB20W2C-N-10000)は、2022年7月に発売された初代(CIO-MB20W2C-10000)のアップグレード版で、2024年1月に販売されました。

基本的な性能は同一です。アップグレードのポイントは、本体サイズと形状(小さくなった)、表面仕上げ(シボ加工)、側面のボタンで残量表示が可能になったこと(初代にはボタンがなくケーブルを刺す必要があった)こと、急速充電規格が従来のPD3.0に加えPPSとQC4.0+に対応したことなどで、主にデザインと使い勝手が向上しています。

これから新品を買うなら第2世代一択ですが、同社の充電器のようなII(第2世代)という表記がないため、購入時はアップグレード版かどうか念のため注意しましょう。本体の見た目もパッケージデザインも異なるほか、型番を見ると第2世代にはN(NewのN?)の文字が追加されていますね。また公式サイトにはシボ加工モデルという表記があるほか、レビューサイトによっては新型と表記している場合もあります。

とはいえ第2世代も2024年1月に発売されたモデルですから、普通に新品を買おうとして初代がヒットすることはなかなかありませんけどね。

製品画像を拝借して性能をご紹介します。容量10,000mAh、2ポートのUSB Type-Cを備え、それぞれ最大20Wの出力が可能。パススルー充電可能。ドットLEDによる残量表示というギミック付き。

パススルー充電は、公式サイトによると接続したデバイスを優先的に充電する設計とのことです。上の画像の例だと、充電器からの電力はまずiPhoneに振り分けて、残った電力でバッテリーを充電する、ということなのでしょう。

取説には、急速充電対応充電器とケーブルを使った場合はパススルー時にも(バッテリー本体の)急速充電が可能との記載がありました。

パススルー充電のおかげで、1ポートしか備えていない充電器でもケーブルがもう1本あればスマホとモバイルバッテリーを同時に充電することができることになります。おかげで、スマホとバッテリーのどちらを先に充電するかという悩みや、スマホの充電が終わったらモバイルバッテリーに繋ぎ変えなきゃ、という煩わしさから開放されます。

PSEマークも当然付いています。製品仕様は右の画像のとおり。一応下にも引用します。

型番CIO-MB20W2C-N-10000
JANブラック:4570188380509
ホワイト:4570188380516
サイズ約 92 × 50.4 × 24.4 mm
重量約 192 g
バッテリー容量10000mAh
ポート構成USB-C × 2ポート
入力(USB-C1/C2):5V⎓2.4A/9V⎓2A/12V⎓1.5A (Max 18W)
出力(USB-C1/C2):5V⎓2.4A/9V⎓2.22A/12V⎓1.68A (Max 20W)
(USB-C1+C2):20W+20W (Total Max 40W)
対応急速充電規格PPS / PD3.0 / QC4.0+
パススルー機能対応
サイクル回数約500回
蓄電時間約2時間
付属品取扱説明書(日本語/English) , 充電ケーブル(USB-C to USB-C)

開封

もう1年半くらい前に発売されたモデルでネットには情報がたくさんあるので、開封の儀は記録程度に。

ブラックとホワイトのカラバリがありますが、ホワイトをチョイスしました。先日書いたモバイルバッテリーを高齢者にも使いやすくする記事以降、かっこいいブラックモデルより扱いやすいホワイトモデルばかり選んでいます。

両端USB Type-Cケーブルが1本付属します。別途調べましたが、60W充電できる高性能ケーブルでした。

残量を示すドットLEDははここにあります。シボ加工の表面にうまく隠れて、消灯状態だとほぼ見えません。そこまでするか、と思ってしまいますが、CIOのこだわりポイントなのでしょう。

なおブラックモデルのLEDはホワイトに、ホワイトモデルのLEDはCIOのコーポレートカラーであるパープルに点灯します。

USB Type-Cポートはバッテリー上部にあります。このポート、実はケーブルが外れやすいとのレビューが多いのです。後ほど検証します。

右側面には、この第2世代の大きなアップグレードポイントでもある残量表示スイッチが配されています。

背面には各種情報が。

ホワイトモデルだと何が書いてあるかよく見えますね!

充電性能チェック

2台同時充電可能ということで、Xiaomi Redmi Note 10 proを2台充電してみました。20W位を要求するちょうど良いガジェットを所有していないので、出力の検証は他記事にお譲りします😜

バッテリー本体への充電もチェック。10,000mAhの容量があるので、もたもた充電していると下手すると半日かかったりしますから。

公式スペック的には最大で12V1.5A=18Wで約2時間で本体へ蓄電できるとのことですが、実際に0%まで放電してから充電チェックしてみました。

最初は本体の表示が00だったのが、いつの間にか電池アイコンに変わってました。この時点でほぼフルスペックの17Wで充電できています。

取説によると、4段階のメモリで充電の進捗状況がわかるとのことです。

39分経ちました。アイコンは1メモリなので、約25%充電できたということになります。

1時間経ったところで、アイコンは先程と変わらず1メモリのまま。

ケーブルを抜いてみると、45%と判明しました。サイドボタンで電池アイコンと%表示が切り替えられるとモアベターかも。

65分で、メモリは2つ目に。50%を超えました。

97分で3メモリ目に突入。いよいよ75%を超えてきました。

133分でメモリはフルに。つまり100%充電できているはずですが、まだ10Wくらいで充電し続けてますね。

ケーブルを抜いてみると100%との表示が出ました。

バッテリー本体への充電にはスペックどおりほぼ2時間を見ておく必要がありそうです。爆速で充電できるSMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kには当然敵いませんが、あちらは用途が違いますからね。デカいし。

Anker A1257と比較

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W A1257)からの買い替えでもあるので、A1257とサイズを比較してみます。見た目の大きさはCIOの方が断然小さいです。

薄さではAnkerの圧勝。

重量はCIOの方が14g軽量でした。印象ではCIOの方が重く感じていたのですけど、Ankerの薄さは軽量という印象まで与えるみたい。

手に馴染む感じは、両者ともいい勝負です。

既知の問題:抜けやすいUSB Type-Cケーブルがある

AmazonなどでもUSB Type-Cケーブルが抜けやすいというレビューや、いつの間にか抜けていて充電できていなかったという怒りのレビューが散見されます。どうやら、USB Type-Cポートの周囲が斜めになっていて、ケーブルによっては奥までしっかり差さらなかったり、斜めに差してしまうことに原因があるようです。

この面がどうして斜めなのか・・・なにか設計的な理由があるのか、単にデザイン的なものなのかは分かりかねますが、少なくとも初代モデルは完全にフラットだったので、第2世代で加えられた変更であることはいえます。構造的には基盤やUSB Type-Cポートと外装とが直角を保っているべきだとは思いますね。

まあ文句を言っても詮無きこと。出来ることを粛々とやりましょう。手持ちのケーブルで接続に問題があるものがないかチェックします。

まずは付属のCIOケーブル。これは問題なく接続できました。ケーブル挿入完了時のクリック感もあり、簡単に抜ける感じはありません。この感覚をデフォルトとし、ほかのケーブルでもこの感覚で接続できるか、検証を続けます。

NIMASO 60Wケーブル(上)とAnker PowerLine III Flow 240Wケーブル(下)で検証。いずれも挿入やケーブルの固定感に問題はありませんが、Ankerの方はクリック感がやや弱い感じがしました。

mochitto(もちっと)60Wケーブル(上)とADTEC 100Wケーブル(下)で検証。下のADTECは問題ありませんが、上のmochittoケーブルでいよいよ問題発覚。挿入後のクリック感がなく、軽く引くだけでスルッと抜けてしまいそう。このケーブルにはこれまで問題を感じたことは全く無かったのですけど、このモバイルバッテリーで使うときは要注意です。

最後の検証は、安価なのに100W/10Gbpsに対応し取り回ししづらいことだけが欠点なVerbatim 100Wケーブルと、Anker A1257付属の60Wストラップ型ケーブル。AnkerはPowerLine III Flow 240Wと同じくクリック感がやや乏しいですが使用上の問題はなさそう。

問題はVerbatimで、クリック感がまったく無い上に固定感も微弱で、ケーブルが硬く取り回しがしづらいことも相まって、勝手にケーブルが抜けていってしまいます。このモバイルバッテリーには使えないケーブルであることが判明しました。

まとめ:普段使いに好い!ケーブルには気をつけよう

親指と人差指でつまめるほどのサイズ感は日常使いに嬉しいですね。USB-Aポートは無いものの、20W出力可能なUSB Type-Cポートを2つ備えていますので、USB-Aでしか充電できないガジェットが無ければ問題なし。

抜けやすいケーブルとの相性は最悪なので、一緒に持ち歩くケーブルは吟味しておきしょう。