この手にポータブルPCバッテリーがッ!CIO SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20K購入レビュー。

2025-10-28PC, ガジェット, スマホ・Android, 便利グッズCIO, Lenovo

CIOから100W給電できるモバイルバッテリーが発売されました。SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kという名称で、容量は20,000mAh(約74Wh)、ポート設計は使いやすい2C1A(Type-C2ポート、A1ポート)タイプ。Cableの名のとおり、充電用ケーブルも内蔵しています。

現在のメインパソコンであるLenovo IdeaPad Pro 5i Gen9は電力食いな100W給電なので、充電には少なくとも65W程度の電力が必要なのですけど、このバッテリーならPCへの給電も可能になります。モバイルバッテリーでPCへ給電できるとは・・・すごい時代になりました。

発売直後にAmazonプライムデーで大幅値引きされていたので、さっそく買ってみました。

開封

パッケージ側面。PSEマークは底面にありました。

開封しました。バッテリー本体のほか、取説ともろもろ情報ペーパーが入っていました。

取説は>こちら<からダウンロードできます。

各部チェック

CIO SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kはブラックとホワイトの2種類ありますが、ホワイトを購入。

本体サイズはスペック表によると149.5mm × 68.5mm × 25.7 mm、重さは実測で401g(スペック表だと約390g)です。

一般的なカードと比べるとこんなサイズ感です。重量のこともあり、若干の鈍器感を感じなくもないです。ホワイトなのでまだ良かったけど、ブラックだとかなりの力強さかも。

右側面にはビルトインUSB Type-CケーブルとUSB-Aポート、ディスプレイ表示切替ボタン。ちなみに上部(写真右)にUSB Type-Cポートが1つあります。

ビルトインUSB Type-Cケーブルは実測で約9cmの長さです。

ケーブルは取り外すことも可能。バッテリー本体と同様に、ケーブルの各部分の表面もシボ加工されています。そこまでするか、という感じ。

ケーブルを取り外したときのUSB Type-Cポートはこんな感じ。もちろん汎用のUSB Type-Cケーブルを差して使えるのですが・・・

スキマが狭いため、コネクタ部分が太めのケーブルだと刺さらないかもしれません。いざというときに困らないように、手持ちのケーブルでテストしておくことをおすすめします。

ちなみにAnker PowerLine III Flow 240Wケーブルは問題なく使えました。

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ディスプレイを見ていきます。側面のボタンを押すことでディスプレイ表示が切り替わり、3ポートの詳細も表示可能。

そしてなんと加速度センサー搭載で、本体を横置きするとディスプレイも横になります。そこまでするか(2回目)

この画面では、複数ポート使用時に電力を最適に振り分けるNovaIntelligence作動状況と、過熱防止などの安全性能であるNovaSafety作動状況が表示されます。

バッテリー裏面には各種情報がプリントされています。

アップにしてみました。最下部の文章に思わず目が行きます。

警告:バッテリーの分解・改造などを必ずしないで下さい。

CIOは日本のメーカーなのに、ここだけ一昔前の怪しい日本語になってますね😂

製品仕様

製品仕様と急速充電早見表を引用します。USBポートを2つ以上使ったときの電力振り分けだけチェックしときましょう。

2ポート充電時、最大出力は65Wとなり、しかもC1ポート=ビルトインケーブルのポートが65W出力可能となります。3ポート使用時も同様。繰り返しになりますが小生のPCには65W入力したいので、複数ポートを使うときはC1ポートをPC用に使うという運用が必要となります。

PCへ給電する

ビルトインケーブルをPCに接続。特に問題なく、92Wを給電してくれました。

簡単にやってくれちゃってますけど、モバイルバッテリーで100W近くを出力するなんて、一昔では考えもしなかったことです。何度も言いますが良い時代になりました。

詳細表示にしてみると、このタイミングでは20.2V4.31Aの出力を確認できました。

なおビルトインケーブルは短いので、こんな風にねじれます。端子に負担を掛けてないかちょっと心配。

C2ポート単体でも、問題なく91Wを出力していることを確認。

バッテリーへの充電チェック。思ってた以上の爆速!

SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kの容量は20,000mAhなので、バッテリー自体への充電時間も気になります。従来の10W程度の充電で20,000mAhのモバイルバッテリーを充電しようとすると半日以上掛かりますので、運用には計画的な充電が必要になりますが、

SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kでは、100W出力の充電器を使うことで約70分で満充電できるとのこと。100W出力もすごいですが、100Wで入力できるのもすごいです。

実際にテストしてみました。残量0%まで放電させたのち、同社の100W充電器NovaPort QUAD2 100Wに接続しました。ケーブルは先程と同じAnkerの240Wケーブルです。

チェッカーを見て分かる通り、接続した直後から95.5Wというほぼフルスペックでの入力ができています。

本体にもワット、ボルト、アンペアが表示されてます。小さいですが。

45分ほど経って様子をチェックしてみました。電流が約3Aまで落ちて約65Wでの充電になってますので、ある程度充電が進んだのかな~と思ってディスプレイを見ると・・・

80%充電できてる~~~!!!😍😍😍

なんと45分で80%まで充電できてます。時間がないときでもとりあえず充電しておくという使い方が充分実用的となりますね。

充電を続けます。51分で90%まで充電できました。この時点での電力は約55W。

1時間で99%まで充電できました。70分で満充電との売り文句でしたが、この時点で取り外して持ち出しちゃってもまったく問題ないですね。

せっかくなので100Wまで充電してみました。99%からはなかなか進まず、結局69分で満充電となりました。

充電容量の%表示は制御ソフトウェアで決めているので、カップに99%水が入っているイメージのように事は簡単ではありません。言葉を変えれば、メーカーの設計思想によって%表示が変わることは充分ありえます。そう意味でも、100%の満充電にこだわらず充電したいだけ充電しておくという適当主義的な運用が精神衛生上も良さそう。

その他機能と仕様

製品画像を拝借してその他機能をチェックします。

多ポートあると各ポートの電力振り分けバランスが非常に重要となります。SMARTCOBY Pro CABLE 100W 20Kでは、CIOの独自制御技術であるNovaIntelligenceを搭載し、バランスの良い電源制御が可能。小生のシチュエーションだと、左画像下のようにPCに65W、その他のガジェットにその他を、という使い方が一番マッチしそう。

そしてパススルー充電にも対応しています。バッテリーとバッテリーに接続したデバイスとを同時に充電できる機能で、おかげでバッテリーとスマホ、どちらを先に充電するか、なんてことに悩む必要がありません。デバイスを充電するための電力がバッテリーセルを経由しない完全パススルー対応と動画で言っていましたので、バッテリーをより長く運用することができます。

型番CIO-MB100W2C1A-20K-C
JANブラック:4570188384491
ホワイト:4570188384507
バッテリー容量Total Cell Capacity:20000mAh
定格電圧(Rated Voltage):5V
定格容量(Rated Capacity):11000mAh
サイズ約 149.5 × 68.5 × 25.7 mm
重さ約 390 g
入力[USB-C内蔵ケーブル/USB-C]
5V⎓3A/9V⎓3A/12V⎓3A/15V⎓3A/20V⎓5A (100W Max)
出力[USB-C内蔵ケーブル/USB-C]
5V⎓3A/9V⎓3A/12V⎓3A/15V⎓3A/20V⎓5A(100W Max)
PPS:3.3-11V⎓5A(55W Max)
[USB-A出力] 5V⎓3A/9V⎓2A/12V⎓1.5A(18W Max)
[USB-C内蔵ケーブル+USB-C] 65W+30W/30W+65W(95W Max)
[USB-C内蔵ケーブル+USB-C] 45W+45W(90W Max)
[USB-C内蔵ケーブル+USB-A] 65W+18W(83W Max)
[USB-C内蔵ケーブル+(USB-C+USB-A)] 65W+15W(80W Max)
[USB-C+USB-A] Total Max 15W
対応急速充電規格PPS / PD3.0 / QC4.0+
サイクル回数約300回
蓄電時間約70分(100W以上の充電器使用時)
ケーブル長内蔵ケーブル長さ(全長):約108mm/有効長:約70mm
付属品本製品、取扱説明書、専用脱着式充電ケーブル(USB-C to USB-C)

仕様を表にまとめました。定格容量が5Vで11,000mAhになるのは知っておきましょう。

まとめ。PCのお供に連れて行こう。

20,000mAhで100W給電可能なモバイルバッテリーは、約400gという重量感もありスマホやタブレット、イヤホン等の充電がメインな日常では役不足も良いところ。やはりこのバッテリーが真価を発揮するのは、PCと一緒に持ち出したときでしょう。

個人的な事例では、神戸空港からフライトする機会があったときに数時間の待ち時間があったので、どこかでPCを開いて作業したい事がありました。そのときはIKEA神戸店にも立ち寄っていたのでそこのレストランで作業したかったのですけど、IKEAのレストランにはAC充電スポットがありません。そのため、IKEAでの作業は諦めて早めに神戸空港に行くことにし、搭乗口付近のAC充電スポットを活用して作業した、ということがありました。

このバッテリーがあれば、広々としたIKEAでゆったり作業できたはず。ほかにも、自宅内やオフィス内でも電源ごとPCを持ち運べるようなものですから、動画編集などの重たい作業も場所に縛られずに作業できます。この自由感がこのバッテリーの魅力ですね。