腕時計スタンドを自作する。その2~試作1号機を製作したよ!
前回からの続きです。
市販の腕時計スタンドは汎用サイズなので、小生の腕時計にマッチしたジャストサイズの腕時計スタンドを自作するという今回のネタ。実はすでに公開した記事中の写真で試作1号機を紹介しています。

SEIKO SARB033とSARB035を並べて紹介したこの写真、実は試作1号機に載せて撮影していました。野趣あふれる素朴なこのスタンド、ただの試作機で磨きも塗装もしていないままですが、意外と気に入ってたりします。
自作腕時計スタンドのコンセプトは、安価な材料で作ること!
スタンド自作のもう一つのきっかけには、市販品は割と高価、ということもあります。
確かに、職人さんの手仕事で作られるものですし、ニッチな商品でもあり、商売として成立させることを考えると妥当な価格だと思います。ただ、実用品レベルなら素人が製作することもできるのでは、と考えたりもしたのでした。
大した下調べもせず向かったのは、ホームセンターの木材コーナー。

ホームセンターで木材を買う時は、寸法を指定してカットしてもらうのが日曜大工の鉄則ですが、カット後に残った端材がこのようにバラ売りされていたりします。端材を見ながらいろいろ考えるの、楽しいんですよね~ლ(´ڡ`ლ)
完成品を想像しながら、端材をチョイスし専用の袋に詰め込んでいきます。

こちらが税込み327円でゲットした端材たち。どのように組み立ててみましょうか。
組み立て。

端材3つを取り出しました。

こんな感じで、土台と支柱、腕時計をホールド部分を組み合わせてみることにします。

ドリルで下穴を開けたのち、木ネジをねじ込んで固定します。電動ドリルはRYOBIの有線タイプがお気に入りです。

組み上がりました。とても雑な仕上がりですが、木の匂いをほのかに感じ、なぜか満足感があります。

木ネジの頭が出ちゃっていますが気にしません。
では腕時計を掛けてみましょう・・・!
腕時計を掛けてみた。

何ということでしょう!SARB035がバックルを閉じた状態でぴったり収まりました!!

あまりにもワイルドな作りのスタンドなのに、違和感なく収まってしまうのはSARB035の普遍的なデザインの底力でしょうか?

文字盤アップの撮影もはかどります。

小生の腕周りは約16.5cm、たまたま購入したこの端材の断面は1辺約4cm=1周約16cmでしたので、偶然にもぴったり過ぎるくらいピッタリと収まった、という次第。

腕時計2本掛けももちろん可能です。ただケースやリューズがお互いにぶつかり合うのでちょっと注意が必要そう。

オリエントカマスはバックル周辺のパーツがSARB035より大きいため、バックルを閉じた状態では収まりませんでした。ブレス長は概ね同じなんですけど、ブレスの構造によってこのようなことがあるんですね。バックルを開いた状態であればこのように収めることができます。
まとめ。

SARB033とSARB035を載せてデスクに置いてみました。ショボいスタンドですけど、それなりに味がある気がする・・・のは、自分で作った品だからでしょう☆彡
この程度のものなら、それほど時間も労力も掛けずに作れますし、いろいろと工夫や応用のやり方がありそうです。さて、次はどんなスタンドを作ろうかな?
つづく。
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