Aliexpressでおまけに付いてくるウレタンイヤーピースを全力で紹介してみます!!
ポータブルオーディオ好きの人がはまる沼には、イヤホン沼、リケーブル沼のほかに、イヤピ沼というものもあるそうで、イヤピとはイヤーピースの略です。
イヤーピースとは、イヤホンの先端にくっつけるシリコンやウレタンでできたパーツのことで、イヤホンを耳道に固定する重要なパーツです。
耳道の形は人により千差万別ですし、イヤピの素材や形状が装着感はもちろんのこと、サウンドにも影響を与えるので、よりよい装着感、より理想のサウンドを求めていろんなイヤピを買い漁る・・・これがイヤピ沼という恐ろしい沼なのです。
イヤピの話は聞くものの、小生は今までイヤホンに付属してくるペラペラなシリコンイヤピのLサイズで間に合っていたのです。いたのですが・・・
ついにイヤピにこだわらなければならぬ事態が起きてしまいましたッ!
実は、愛用しているCCA C12のイヤピ(もちろん製品に付属のペラペラなシリコン製)が取れやすくなってしまったのです。無造作にイヤホンを外すと、耳の中にイヤピが残っている・・・なんてことが起こるようになって、は重大なトラブルに陥る前にイヤピをなんとかしなければ、と思うようになったのでした。
世間には定番のイヤーピースがいろいろあるようですが、そのひとつにウレタンゴムでできたものがあるそうで、コンプライというメーカーのものが定番だそうです。
こういうの。低反発素材でできていて、押さえるとフニフニと変形するのだとか。
・・・ん、なんかこれ、見たことあるぞ・・!?
あ、これだ!Aliexpressでイヤホンを買ったときに、ときどき付いてくるおまけのイヤピにそっくりだ!!
こういう感じで、おまけに付けてくれることがあるんですよ。
このイヤピ、今まで開けたことがなかったんですけど、せっかくですので開けてみます。
青、赤、グレー、黒の4ペアが1セットになっていました。見た感じ、サイズはすべて同じっぽいですね。
外側はカラフルなウレタンですが、内側は黒い別素材で構成されています。
見た目はまあまあ。オマケなので特にラベルや刻印は表示されてないんですけど、なんとなくこちら↑の商品ぽい気もしますね。
ノギスで計測。イヤピ内径は実測で4.6mm。
根元の直径は実測11.6mm。
高さは実測10.5mm。
件の商品のMサイズに近いサイズ感であることがわかりました。
指でギュッとつぶすと、時間をかけてもとに戻る素材です。ウレタンイヤピはこのように潰した状態で装着し、もとに戻る過程で耳道にフィットし遮音性、装着性を高めるのだとか。
ところでこのイヤピ、さわるとちょっとベタベタしましたw
触った手にシリコンオイルが残るような感触です。ウレタンイヤピってこんなものなのでしょうか。定番品(コンプライ製品)を知らないので比較のすべがなく、なんかスミマセン。。。
KZ ZSN Proに取り付けてみました。イヤホンのステムにがっちりフィットし、取れそうな感じはありません。
TRN BT20S Proの充電ケースにもなんとか収まります。
CCA C12ですけど、左右がわかりやすいように、右に赤、左に青を取り付ける、なんて使い方も良き。
付属のイヤピが一番貧弱なのはKZ S1なんですが、ステム径は4mmなので細すぎて取り付けられません。
・・・と思ったのですが、イヤホン本体までかぶせるようにすると、取り付けることができました。
イヤピを取り付けたまま充電も可能。ですが念のためイヤホンをグッと押し込んで、充電ランプが点灯することを確認したほうが良いでしょう。
装着感ですが、今まで使っていた柔らかいシリコンイヤピに比べ装着に少しコツが要ります。そのまま耳道に押し込もうとすると少し抵抗感があり、皮膚を傷つけそうなので、やはり若干潰してから素早く装着するのが良さそう。
いろいろな音源を聴いてみましたが、シリコンイヤピより遮音性があるので、全音域に渡って音圧をより感じ、特に低音がしっかりと出る感じになります。一方で圧迫も強いので、長時間装着した場合どんな感じになるでしょうか。今後試してみたいと思います。
またKZ S1に限っていえば、もともと貧弱なイヤピだったので頭や身体の動きにつられて少しぐらつく感じがあったのですが、ウレタンイヤピにすることで耳道にしっかり固定され、どんなに頭を振っても落ちる気配がありません。ウレタンイヤピへの交換はモアベターな選択だと感じました。
また耐久性ですが、ウレタンという素材の特性上シリコンより劣化しやすく、持って数ヶ月みたいなレビューもあります。またどうしても汚れやすかったりしますので、気になってきたらどんどん交換するのが良いでしょう。
百均にもウレタンイヤピがあるそうです。高価な定番製品も一度試してみたいと思いつつ、安く済ませられるならそうしたいという気持ちもあります。そのせめぎあいを楽しむのが、中華イヤホン沼なのでしょう。
あまり積極的ではないキッカケで使い始めたこのウレタンイヤピ、しばらく使ってみたいと思います。これでいいんじゃね、という結果になれば最高ですが、さてどうなることやら。
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