【TWSBI DIAMOND 580 ALR Prussian Blue】台湾万年筆の古参TWSBIフラッグシップモデル!

2024-11-19万年筆TWSBI

TWSBIツイスビーと読み、2009年にできた台湾の万年筆ブランドです。小生はTWSBIのDiamond Mini ALミントブルーを所有しています。ショートモデルの万年筆ですがデザインや金属ニブの書き心地が気に入ったため、フルサイズのDIAMOND 580も購入しました。

DIAMONDシリーズはショートモデルのMiniシリーズ通常サイズの580シリーズがあり、今回購入したのは580シリーズです。580にはノーマル、AL、ALRの3つのサブモデルがあり、ALRはほかのシリーズではシルバーになっている王冠・キャップ・テールリングにもコンセプトカラーが施されているのが特徴。さらに!今回購入したカラーはPrussian Blue(プルシアンブルー)!!

日本語名で紺青と呼ばれる青色顔料は、1704年ドイツのベルリンにおいてディースバッハによって発見された。そのため、顔料の発見地ドイツの旧王国名・州名プロイセンに由来してプルシアンブルーと呼ばれるのが一般的である。

紺青 (色) – Wikipedia

ただでさえ青系のカラーが好きな小生なのに、なんとも雅なプルシアンブルーという響きに撃ち抜かれ、思わずポチってしまいましたლ(´ڡ`ლ)

中古品を購入しましたので、前オーナーがインクを入れたままにしてくれました。インクの銘柄は不明なものの、グリーンとブルーの中間のような、深みのあるインクがタンクにたっぷり入っています!

コンセプトカラーで仕上げられた真鍮製キャップリングには、DIAMOND 580 ALRTAIWANとプリントされています。

キャップリングのもう一方にはメーカーロゴ。高級感漂う金属製のキャップリングは、負担のかかりやすいキャップに強度を与え破損を防ぐという実用性も兼ね備えています。

コンセプトカラーのリングが施された王冠(天冠)。TWSBIのロゴマーク入りです。

ALRの特徴であるコンセプトカラーの3か所目は、このテールリング。わずかにふくらんだこのリングは、ペンを硬い机においた際に衝撃がポリカーボネイト製の同軸に伝わりにくくするものと思われます。

キャップを外した姿がこちら。ペン先はM。首軸にもコンセプトカラーのパーツがあしらわれています。

キャップはネジ式。Oリングが備えられており、キャップをした状態ではキャップ内部が密閉され、乾燥しにくい状態になります。

ペン先の裏側。ペン芯のスリットはこういう造形です。

横から見るとこんな感じ。

吸引式のタンクは2mlの大容量。一般的なインクカートリッジやコンバーターの容量は0.5ml程度ですので、通常の約4倍の容量をチャージすることができます。

透明なボディはポリカーボネイト製で、さらに樹脂コーティングされていて傷つきにくいのだとか。写真ではわかりにくいですが胴軸は多面体カットされていて、これがDIAMONDの名前の由来だそう。

すでに所有しているMiniと比較してみました。

Miniはミントブルーカラーのものをチョイス。やっぱり青系を選んでましたლ(´ڡ`ლ)

キャップを装着した様子。Miniは尻軸側もネジ式で、Oリングも付いているのでしっかりと固定できます。一方で580は、軽く差し込むだけでしっかりと固定できる感じはありません。重量バランスなどから想像すると、キャップを尻軸に挿す設計ではないのかも

580(上)はMニブ、Mini(下)はEFニブです。エラとも呼ばれるペン先の横幅は、580とMiniで異なるそうです。

実際に使ってみると、M(中字)という程よい太さでインクフローも良く、インクの濃淡も出やすく書いていて楽しい万年筆でした。ペン先がキャップを外した状態でペンのバランスも良く、設計に無理もありません。

ペン先はスチールということでやはり硬めを想像しますけど、Mということもあるのか、EFのMiniに比べても紙への当たりがよく、羽のように軽い筆圧でどんどん書けます。昔の文豪はフローの良いこういうペンで次々と文字を綴っていったのかな・・・なんてことを想像してしまうくらい。

実は手に入れてもう2ヶ月近く経つのですけど、使用頻度はそれほど多くないものの堅牢なキャップとOリングのおかげか、ほかの万年筆のようにインクが乾燥していく気配がありません。キャップを外せばすぐに書き出せる安心感を与えてくれる580です。

また今回は特に紹介しませんでしたが、TWSBIの万年筆は分解掃除のための専用工具が付いています。メンテナンスを自分でできる設計なのは、個人的には嬉しいですね。

TWSBIにはDIAMONDシリーズ専用のインクボトルがあります。DIAMONDシリーズは首軸を工具不要で取り外すことができ、このボトルにセットすることで、手を汚すリスクを最小限に減らしてインクの吸引ができるのだとか。

この空ボトル、値段は約5,000円!PILOTのボトルインクなら十本くらい買えそうな高級インクボトルですが、TWSBIヘビーユーザーなら導入する価値があるかもしれません。

万年筆TWSBI

Posted by Hermitcrab