廃駅探訪:根室標津駅

根室標津駅に行ってきました。
根室標津駅は、1989年に廃止された標津線の終着駅です。標津線は釧網本線標茶駅から標津へ伸びる本線と、途中の中標津駅から厚床へ伸びる支線で成り立っていました。
難読地名ばかりですね。標津(しべつ)、標茶(しべちゃ)、厚床(あっとこ)と読みます。ちなみに北海道には士別という地名もあり読みは同じなので、混同を避けるために士別=武士の「士」から“さむらい"しべつ、標津=旧根室国にあることから“ねむろ"しべつ、と呼ぶこともあります。

標津町役場の向かいに旧根室標津駅があります。

転車台と、蒸気機関車C11 224が保存されています。

旧根室標津駅は、地元の保存会によって保存されているそうです。

転車台は人力で回転できるよう、整備されているとのこと。この上をC11 224が通ると思うと胸熱ですね。

標津線の終点のレール。エモい・・・

C11 224もきれいな状態で保存されています。後ろのビニールハウスに収納できるようになっているのかしら・・・?






運転台に登れるようになっています。





内部もきれいに手入れされ、今にも動き出しそう。保存関係者の努力が感じられます。

そばにはC11 224を模したお社が作られています。

なんともかわいいお社です。

海岸からは国後島が望めます。
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