【SOUNDPEATS Air4】AptXロスレスにノイキャンまで機能がてんこ盛り!軽い装着感と楽しいリスニングが魅力のインナーイヤーワイヤレスイヤホン。

SOUNDPEATS Air4のレビュー記事です。
クーポンコード:AIR4BWPR56
対象商品:SOUNDPEATS Air4
割引:10%OFF
開始日 2023/09/19 01:01 JST 終了日 2023/09/22 23:59 JST
Amazonリンク掲載のクーポンと併用することが可能で最終価格が6735円になります。
SOUNDPEATS Air4はインイヤータイプのイヤホンです。いわゆるAirPodsのような形態で、耳の穴に入れはするもののカナル型のように外耳道を密閉しないため、外部の音を完全には遮断しないタイプ。イヤホンの中では比較的万人にマッチするタイプの形状です。
マットブラック、マットホワイトの2色のカラーバリエーションを展開しています。
特徴

SOUNDPEATS Air4の特徴はこんな感じ。フラッグシップモデルに近いくらい機能がてんこ盛りです。

音質向上、接続の安定性、低遅延を実現したSnapdragon Soundに対応しています。

Snapdragon SoundではコーデックがaptX AdaptiveとLossLessまで対応。ロッシーながら24bit96kHzのハイレゾ音源の伝送も可能になるaptX Adaptiveのほか、16bit44.1kHzのCD音質ロスレス伝送が可能になるaptX LossLessに対応します。
まあSnapdragon Soundを楽しむにはスマホもそれに対応していなければなりません。とりあえず小生は対応端末を持っていないので、SOUNDPEATS Air4はaptX/AAC/SBC対応イヤホンとしてまずは使用します。

同時に2台の端末に接続できるマルチポイント機能搭載。タブレットで動画を見つつスマホの着信にも対応できるという、使えば便利さのわかりそうな機能です。

小生の注目点はこれですね。インナーイヤータイプながらANC(Active Noise Cancellation)対応で、音楽鑑賞時のノイズキャンセルを体験できます。

イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース併用で最大26時間の再生が可能。ちなみに電池容量は、イヤホンが35mAh、充電ケースが330mAhです。

SOUNDPEATSアプリでのカスタマイズも楽しそう。
ほかに、88msの低遅延ゲームモード、IPX4相当の防水性など、基本的な機能は一通り備えています。13mmと比較的大型なDD(ダイナミックドライバ)を搭載しているので、出音にも期待できそう。
クーポンコード:AIR4BWPR56
対象商品:SOUNDPEATS Air4
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開封
提供していただいたSOUNDPEATS Air4 マットブラックを開封していきます。

ホワイトとゴールド基調のきれいな化粧箱です。

ケース裏面。ここにしか書いてない情報があるのでチェックしておきます。

Bluetoothバージョンは5.3。再生周波数は20Hz-20kHz。バッテリー容量もここに書いてありました。

技適取得済みです。

側面にキャッチコピーがあるのはTRUEFREE O1と同じですね。Hear Your Imagination!

こちらの側面にはいくつかの売り文句が書かれていました。

化粧箱をパカリと開けると、蓋の方に取説が入っていました。矢印の書かれたタブをつまむと取説が取り出せます。

充電ケースは丸いトレーに入っていて、トレーを取り出すと下部に充電ケーブルが入っていました。
ちなみに上部にはイヤーピースの模様が書いてあります。もしやイヤピが入っているのか?と思って、ワクワクしながら開けてみたら、何も入っていませんでした(笑)
まあAir4にはイヤピは必要ないですしね。箱内部の構造は他モデルと共通なのでしょう。

Air4が入った充電ケース、USB-A to USB Type-Cケーブル、取説が同梱されていました。

取説は各国語での記載あり。SOUNDPEATS公式の製品ページでダウンロードできます。

充電ケースはこんな感じの形状。プラ感はありながら落ち着いたマットなブラックで、質感は悪くないです。中央にリセットボタンあり。

ケース上部が開閉するようになっていますが、ヒンジ部分にSOUNDPEATSロゴが入っています。

ケース下部にUSB Type-Cあり。ピンクゴールドのメッキパーツがあしらわれていて、美しい仕上げです。

蓋はこんな感じで開きます。

充電状態を示すLEDはここに仕込まれています。

充電ケースは手のひらに収まるサイズでとても小さいです。

まず満充電させるから動作チェックするのが中華ガジェットのお約束です。

LEDの表示は取説によるとこんな感じ。赤・黄色・緑とマルチカラーで点灯するようです。

Air4をケースから取り出してみました。耳に当たる部分がつや有りで、その他はつや無しでメリハリのあるデザインです。音の出口とロゴ部分のピンクゴールドパーツが斬新ですね。

Air4本体にはいくつかの場所に集音穴が開いています。通話用のマイクのほか、ノイズキャンセル用のマイクです。

下部には充電用の接点があります。

Air4はとても軽く、片方で4gしかありません。ちなみに両方と充電ケース合わせて39gでした。
SOUNDPEATSアプリで設定をチェック

試聴の前に、SOUNDPEATSアプリ(Google Play/App Store)でAir4の状態、設定をチェックします。

こちらがAndroid版の設定画面です。初期状態だとANCモード(ノイズキャンセルモード)が有効になっていました。
ANCモードが有効だと、ほんのわずかにノイズが載るほか、低音がかなり強調されます。ノイズの多くは低音なので、ANCで低音を打ち消し、ノイズと一緒に消えてしまった音楽の低音を足す、という動作は理にかなったものですが、まずは純粋にAir4の出音を確かめたいため、通常モードに切り替えることにします。
使用レビュー

Xioami Redmi note 10 Proに接続します。未接続状態では、ケースの蓋を開けた時点でペアリング状態になります。2回目以降の接続だと、蓋を開けた時点でスマホに接続してくれるのでスピーディーにリスニングできます。
すでに別の端末と接続済みの場合は、その端末を操作して接続解除するか、Air4が充電ケースに入った状態でリセットボタンを長押しすることでペアリングモードに入ります。

無事に接続できたんですけど・・・なんと、aptX Adaptiveで接続しています!

念のため開発者モードで確認してみると、確かにaptX Adaptiveで接続しています。Redmi Note 10 ProのSoCはSnapdragon 732Gなので、公式には対応しているSoCではないと思われるのですが・・・まあこういう嬉しい裏切りも許容するのが中華ガジェットの楽しみ方です(笑)

気を取り直して、いよいよAir4の出音をチェックします。最初に聴くのは、やはりXのSilent Jealousy!!
冒頭のピアノソロに続き、弾けるように始まるバンドサウンドにまず驚愕。SOUNDPEATSアプリのイコライザーはもっともしっくりくる低音強調にしていますが、YOSHIKIのドラムはタイトながら深い音色を感じます。
もともと音が多すぎな感もあるこの曲は各楽器が渾然一体として聴こえてしまうきらいがあり、Air4で聴いてもやはり分離感はそれなり。ただし聴き映えのする出音になるのはAir4ならではかもしれません。聴いていて楽しめるイヤホンです。
残念な点としては、小音量の部分ではわずかにノイズが載ります。ホワイトノイズではなく、音量変化に合わせてジリジリと変化する感じのノイズなので、もしかしたらEQの影響かも。ほんとうに静かな環境じゃないと気にならない程度の小さなノイズなのですが、ファームアップでのノイズ解消に期待したいところです。
イヤホン自体がとても軽いことと、耳の穴にフィットする形状のおかげで、装着時にぐらつくような心配はなさそう。圧迫感も少ないので、装着時の違和感もありません。
検証1.タッチ操作

Sの意匠があるゴールドの部分がタッチセンサーになっています。操作方法は次の通り。

取説にはこのような記載があります。タッチ回数別の表も作ってみました。
左(L) | 右(R) | |
1回タッチ | 音量ダウン | 音量アップ |
2回タッチ | 再生/一時停止 (着信時)応答/終話 | 再生/一時停止 (着信時)応答/終話 |
3回タッチ | ゲームモード切り替え | 音声アシスタント起動 |
長押し | ANC/ノーマルモード切り替え (着信時)着信拒否 (通話時)通話切替 | 次の曲へ (着信時)着信拒否 (通話時)通話切替 |
お気づきの方がいるかもしれませんが、タッチ操作はほぼTRUEFREE O1と同じです。ただAir4はANC切替を左ユニットの長押しに割り当てたため、タッチ操作での曲戻しはできません。
小生はイヤホンのタッチ操作が苦手で、できればタッチ操作をしたくありません。Air4のタッチセンサーは比較的わかりやすい位置にあるのでタッチミスは少ないですが、それでも意図しない操作やミスタッチは避けたいところ。SOUNDPEATSアプリでタッチ操作を無効にすることもできるので、これも試してみようかと考えています。
検証2.ANCはどんな感じ?

つどーむでサツドラフェス2023をやっていたので、混雑状況での動作検証するためにAir4を持っていきました。場内では各ブースでマイクを使ったセミナーを行っているほか、特設ステージでライブ演奏があったりして、比較的うるさい状況です。まさにノイキャン機能が活躍しそうなシチュエーションでした。
まずは音楽を再生しない状態でANCをオンにしてみました。Air4自体が半分耳栓みたいなものなのでAir4装着で騒音は緩和されますが、ANCオンにするとさらに騒音が軽減されることがわかりました。低音域の音量がソフトに下がった感じで、慣れるまでは少し独特な感覚です。とはいえ、音楽を聴く聴かないに関わらず、騒音低減のためにANCオンにするという使い方も全然アリだと感じました。
この状況で音楽を聴きたいと思うと、やはりANCオンの効果は大きいです。騒音でかき消されてしまいがちな低音域を自動的にブーストしてくれます。ANCオフのままで音量を上げたときより、楽しく音楽を聴ける感じ。
もちろん静かな環境ではANCオンだとボワンとたるんだ低音に聴こえてしまうこともあります。ANACオフのほうがより原音に近く落ち着いてリスニングできる状況もあるので、状況に応じて適宜切り替えるのが良いですね。
検証3.ゲームモード
Bluetoothなど無線接続はどうしても遅延が発生してしまいますが、動画鑑賞時や音ゲーの時は遅延を極力小さくしたいものです。そのためのモードがゲームモードです。
左ユニットをトリプルタッチするか、SOUNDPEATSアプリからの設定でゲームモードに入ります。公称88msまで遅延が抑えられるようです。
遅延を確認するにはこのような動画を活用しましょう。ゲームモードに入ると、遅延は少なくなっているような気がします。
ただゲームモードは音が途切れやすくなる副作用もあります。音楽鑑賞時に遅延は関係ありませんので、遅延を無くしたいとき以外はゲームモードをオフにした方が良いです。
検証4.Bluetooth接続性
サツドラフェスの翌日は新千歳空港に行く用事があったので、人でごった返す出発ロビーで動作検証してみました。
サツドラフェスのときに感じたとおり、ANCはほのかに効いてくれます。ノイズ減少効果は限定的なものの、切り替えてみるとやはりANCはの効果は実感しますね。
ANCオン状態でSpotifyで音楽を聴いてみました。ここではかなり多くの人がTWSを装着していましたけど、Bluetooth接続が途切れることは一度もありませんでした。Bluetooth5.3とaptX Adaptiveのおかげか、Bluetooth接続性はダントツに良いと感じました。
検証5.EQ品質

SOUNDPEATSアプリでは、EQ(イコライザー)設定をこれらのプリセットから選べるほか、各周波数帯ごとにブースト/カットできるユーザー設定EQも備えています。
EQ設定は、自動的に低音域を強調するANCのオンオフも考慮して好みの設定を探すのが良さそう。小生は、ANCオフ&低音強調をデフォルト設定にしています。ANCオンだと低音強調は要らない感じですが、SOUNDPEATSクラシックだとやや低音域が物足りない感じもするので、曲によっては低音強調にしてみたりしています。
まとめ。

高い質感、アプリでの音質カスタマイズ、そしてANCと、てんこ盛りな機能をうまくまとめ上げたSOUNDPEATS Air4。モニターライクではない、聴きたいと思えるサウンドを聴かせてくれる楽しさもあり、今後登場の場面が増えそうです。

インナーイヤーイヤホンは長らくUmidigi AirBuds Uを使っていました。
壊れたらまた同じものを買うかも、と思ったりもしましたが、SOUNDPEATS Air4が手元にある今、AirBuds Uはそろそろ引退かもしれません。
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