【TRUEFREE HF-10】コストパフォーマンスの高いオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホン【レビュー】

2025-10-28ガジェット, スマホ・Android, 音楽

オーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホンTRUEFREE HF-10のレビュー記事です。

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TRUEFREEとしてはおそらく初となる、オーバーヘッド型ヘッドホンです。

製品仕様

公式の製品画像を見ながら性能をチェックしていきます。

ノイズキャンセル機能は4マイクANC(アクティブノイズキャンセリング)とのこと。外部のノイズを取り込んで位相反転させた音をヘッドホンから流す技術で、記述どおりなら不思議なくらい外部の音が聴こえなくなるはず。

ドライバは40mmと大口径で、余裕のある出音が期待できそうです。

Bluetooth6.0接続で、コーデックはAAC/SBCに対応。最大2台のマルチポイント接続は、使用する機器を再設定なしに行き来することができるので大変便利です。

また大型の筐体ならではの大容量バッテリーも強みです。ANCオンで85時間、ANCオフで125時間もの長時間使用が可能。2.5時間でフル充電できるほか、10分充電で8時間使用可能とのこと。

なお3.5mmステレオジャックを備え、有線接続も可能です。

装着性も良さそう。また専用アプリもあります。専用アプリはTRUEFREEの別のイヤホンで体験済み。

通常モードとANCオフでモードのほか、外音取り込みモードも搭載しているとのこと。外音取り込みするくらいならヘッドホンを外せば?と思わなくもないですが、使ってると便利なのかも。

本体のほか充電用USB Type-Cケーブル、3.5mmステレオミニケーブル、取説が付属するとのこと。充電ケーブルは画像を見る限りA/Type-Cケーブルのようです。トラベルポーチは入っていませんでした(笑)

ボタンなどの配置を見ておきましょう。左ハウジングにはANCボタンとUSB Type-C充電ポート、右のハウジングに電源や音量ボタン、ステレオジャックを備えています。有線接続時は右ハウジングからケーブルが伸びることになります。操作はタッチ操作ではなく、物理ボタンなのがとても嬉しいです。

このほか、アプリで設定することによって可能になる低遅延モード(70ms)もあるようです。技適も取得済みで安心して使用できます。

開封

提供していただいたHF-10を開封していきます。

箱はTRUEFREEではおなじみのオレンジカラーのデザイン。

裏面を見るのって好きなんですよね。左上に製品名や詳細スペック、右下には技適マークのほか各国の安全表示が配置されています。

ここにしか書いてない情報を列記しておきます。

Frequency Response Range(再生可能周波数帯):20Hz-20kHz

Battery Capacity(バッテリー容量):1000mAh

バッテリー容量が1,000mAhもあります。小型のTWSに入ってる小容量バッテリーとは一線を画す、大容量バッテリーです。

SOUND IN HEAVEN!

内容物は、HF-10本体、ステレオミニケーブル、充電用USBケーブル(A/Type-C)、取説類。

各部チェック

HF-10各部をチェックしていきます。

イヤーパッドは肌への当たりもソフトなフカフカタイプでとても気持ちいいです。ただし交換はできなさそう。パッド内部のメッシュ部分には左右を表す表示あり。

操作は物理ボタンで行います。

左側には充電用USB Type-CポートとANC切り替えボタンがあります。

右側には音量ボタン、電源ボタン、3.5mmステレオミニ入力があります。また左右ともに存在するメッシュ状の構造は、外音を拾うためのマイクが中にはいっているのでしょうか。

ツルの部分を伸ばすことでサイズ調整可能です。

若干ですが折りたたみも可能。

折りたたみ部分も含めて全体がプラスチックです。

おかげで重量は252gと軽量です。

ツルの内側にも各種情報が記載されていました。

取説は日本語表記あり

取説は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語、韓国語対応です。

操作方法

取説にはこのような記載あり。

左右にいくつもボタンがあるので、ボタンごとに役割をまとめました。

1回押し1秒長押し2回押し3回押し
ANCANCモード切り替えムービーモード切り替え
音量+音量up曲送り
音量-音量down曲戻し
電源再生/停止
電話に出る/切る
着信拒否ゲームモード切り替え音声アシスタント

このほか、電源やペアリング関係で以下の操作があります。

  • 電源オン 電源ボタンを2秒長押し
  • 電源オフ 電源ボタンを4秒長押し
  • 現在の接続を切断し再ペアリング 音量+と-を5秒長押し
  • 強制ペアリング 電源オフ時に電源ボタンを5秒長押し
  • 初期化 電源オフ時に電源ボタンとANCボタンを5秒長押し

充電

中華ガジェットは試用前に満充電するのがお約束!ということで、手持ちのCIO SMARTCOBY DUOAnker 240Wケーブルで充電。両端Type-Cケーブルで充電できるのは良いですね。

充電時はUSB Type-Cポート近くにあるLEDインジケータが赤く点灯します。テスト時はほぼ満充電に近かったようで、電力供給は5V0.5Aとかなり微弱でした。最大で5V1A=5Wの充電に対応しているようです。

どこかで2.5時間でフル充電になるという記述を見かけました。2.5時間(150分)の充電で125時間の使用が可能という計算になります。10分の充電で8時間の使用と、まるで高速充電対応かのように謳われていますが、150分の充電で125時間使用できるのなら10分の充電で8時間使用できるのは、まあ当たり前というか、計算すればそうなりますね(笑)

ちょっと変な書き方になってしまいましたけど、普通に考えれば10分充電で8時間使用できるのはかなり優秀で使い勝手が良いと感じます。最大125時間使えるとうことは、1日6時間使ったとしても20日以上・・・ほとんど充電しなくていいじゃないですか!充電に手間がかからないのはとても好いですね。

接続

ペアリング方法は一般的なBluetooth機器とほぼ同じです。HF-10をペアリング状態にして、スマホなどホスト機から接続しに行けばOK。

デフォルトのコーデックはSBCですが、スマホの設定によりAACも使用可能になります。

AACで接続可能となりました。

折しもSpotifyロスレスサービスが始まった次節なので、高音質コーデックであるAptXやLDACにワンチャン対応してないか・・・とも思いましたが、対応してませんでした。中華ガジェットだと、書いてないのにLDAC対応してたたとかAptX Adaptiveに対応してたとか、そういうことも過去にはありました。まあそれを望むのは詮無きことです。

マルチポイント接続

2台のデバイスに同時に接続できる機能がマルチポイント接続です。何が便利かというと、例えばPCとスマホに接続しておいてPCで音楽を聴いているときに、スマホに着信があったら自動的にスマホに切り替わって通話が可能になる、という運用ができます。

マルチポイント接続はとても簡単で、デバイスAに接続している状態でAのBluetoothをオフにしてHF-10をペアリング待機状態にして、デバイスBに接続、Bに接続できたらAのBluetoothをオン、Aにも再接続して完了。

このとおり、スマホとPCにとに同時接続できました。スマホで曲を流している状態でPCからも曲を流すと、音声はPCに切り替わります。またスマホで音楽を掛けると音声は再びスマホに切り替わります。つまり、最後に音声を出力したデバイスに切り替わるという動作になっているようです。

試聴!

いよいよドキドキの試聴タイム!最初に聴くのはいつものSilent Jealousy

イヤホンのレビューって難しく、その大きな理由の1つが音質を好き嫌いで語ってしまうこと。そして耳はイヤホンに慣れていってしまうということ。イヤホンから出る音自体は物理的に計測できるものですが(もちろん小生には無理ですけど)、耳を通り鼓膜を揺らし蝸牛で電気信号に変換され脳で音として処理されるわけですから、脳がどう判断するかは人によって千差万別なわけで、基準もなにもあったものではありません。さらには、使い続けるうちに耳がイヤホンの音に慣れてきてしまう、という問題もあります。

こう考えると、客観的なレビューはほとんどの人には無理ですし、もちろん小生にも無理です。ただし小生がいつもSilent Jealousyで試聴するのは、最初に聴く音源を一定にすることでほかのイヤホンとの違いが分かるから。言葉を変えれば、Silent Jealousyを心地よく聴かせてくれるかどうかが小生にとっての基準となっています。基準があれば比較ができますからね。

さて件のSilent Jealousyは、まさに音のごった煮!たくさん重ねられたギター、うねるベース、手数の多いドラムにToshiのハイトーンヴォーカルにストリングスと、かなりの情報量があります。凡庸なイヤホンではごちゃごちゃするだけで細部まで聴き取るのは難しい、イヤホンレビューにもってこいの音源なのです。

HF-10で聴いてみると、音のごった煮感はやはりあり、そのごった煮の中から聴こえるはずの音を探し出している自分がいることに気づいたりします。40mmの大口径ドライバで迫力は充分なものの、細かい音の再現はそこまで得意ではないのかな、という印象。高音ももうちょっとだけ欲しいかな、とも思いました。

ただ・・・翌日に再度Silent Jealousyを聴いてみると印象が一変!まずバスドラムの高速連打が昨日より粒立ちよくタイトに聴こえるし、物足りなく思っていた高音も程よく出ていて良い感じ。全体的に表現力がアップした印象を受けました。

これはどういうことでしょうw前日とは異なり今日はSpotifyロスレスでSilent Jealousyを聴いたせいか、でもコーデックはAACのままだし。それでは、耳がエージングされてしまったかwww

とにかく、Silent Jealousyを心地よく聴かせてくれたので、HF-10は良いヘッドホンと認定します!

別の音源も聴いてみます。中国のバンドRe-TROSのHailling Drumsです。電子系の曲はスッキリと聴きやすい印象。

翻ってかなりアナログ寄りの曲も聴いてみます。宇多田ヒカルのFirst Loveです。16歳のときに発表された曲で、圧倒的な歌唱力に潜む声のかすれ、震えなどにハッとさせられる名曲です。音の隅々まで良く収録されているので、このヘッドホンでも充分楽しむことができます。

TRUEFREEアプリ

TRUEFREEアプリで状態確認や各種設定ができます。

その他の機能→デバイス情報と進むと、中央の画面に移ります。「約」おそらくaboutの日本語訳なのでしょうが、誤訳ですねw「概要」とか「製品について」などという日本語訳ではいかがでしょう。

イヤホンを探すを選択すると、HF-10から大音響で不快な音声が流れるので、HF-10がどこかに行ってしまっていてもすぐに見つけることができそう。

ムービーモードはその名のとおり映画鑑賞に適した音声モードになるようですが、個人的には好みではないので基本的に使いません。

音声ガイダンスは各言語に切り替えることができます。日本語も選べます。通知音はデフォルトだと結構大きいです。ゼロだと通知なしになってしまいますが、最小の音量に設定しておけば充分だと思います。

イコライザ周辺を見てみます。プリセット、カスタマイズ、アダプティブからEQを選ぶ事ができます。

プリセットの中では、味付けの少ないクラシックが好みでした。クラシックは2つありますが、最初の方です。クラシックというよりはノーマルという感じ。

カスタマイズは各周波数帯を好みで上げ下げできるモードで、EQの特性をよく分かっている人なら使い勝手が良いことでしょう。

アダプティブでは、各周波数帯の信号が順次流れるので、聴こえたらボタンをタップしていくことで好みのEQが作れるというモードのようです。やってみたのですが右画面のとおりほぼフラットな結果となり、プリセットのクラシックとの違いがほぼ出ませんでした。

アクティブノイズキャンセル

ノイズキャンセル系は、通常、ノイズキャンセリング、透明の3モードあり、TRUEFREEアプリで設定できるほか本体のANCボタンで切り替えることができます。

ノイズキャンセリングにはさらに4つのモードがあります。2番目以降の室内・屋外・交通機関ではノイズキャンセルの強度が変わり、室内が最小、交通機関が最大の効果になっています。適応型は室内・屋外・交通機関を自動で切り替えるモードのようです。

室内モードでのノイズキャンセリングは比較的マイルドですが、交通機関モードにすると結構きつめにノイズキャンセリングが掛かります。実際に地下鉄や飛行機に乗って試してみたい一方で、最強の交通機関モードだとわずかに圧迫感も感じました。ノイズキャンセリングとは無音なのではなく、位相を反対にした音をヘッドホンから出しているので、音声信号はノイズも含め無いはずですが、無音環境ならではの圧迫感というか閉塞感のようなものも感じました。言葉を変えれば、無響室に近い状態を作れている、ともいえます。

透明も日本語訳が変ですねwモードを変えたときに英語の通知でPass Through(パススルー)と言っています。日本語訳は売り文句にもあるとおり外音取り込みモードでどうでしょう。

閑話休題。このモードだと外部の音をマイクで拾ってヘッドホンから流してくれます。話している相手の声はよく聴こえますが、自分の声もマイクで拾って流してくれるので、慣れるまではちょっと変な感じ。ともかく、このモードならHF-10を装着した状態での会話は充分可能です。

遅延

遅延はBluetooth接続の宿命で、ノーマルモードだと結構な遅延が発生します。こちらの映像で検証したところ、あくまで素人計測ですが200~300ms=0.2~0.3秒くらいの遅延がありました。音楽リスニングにはまったく問題ないですが、映像作品の鑑賞には少し厳しいです。

ゲームモードに切り替えると、こちらも素人計測ですが遅延は100ms以下くらいまで低減しました(公式にはゲームモード時の遅延は70ms=0.07秒)。これくらいなら映像作品の鑑賞にも支障は少ないです。

実際のMVで遅延のチェック!Jinが熱唱するSuper Tunaです。歌詞に合わせて振り付けもあるので、遅延がどれくらい発生しているか実感するのにちょうど良い素材です。Jinかっこいいし😍

さすがにジャストタイミングというところまではいかないけど、ゲームモードに設定することで遅延はほぼなくなっている印象です。ゲームモード時はほんの僅かに音質が劣化しているように感じる、というかノーマルモードの方が音がきれいな感じがするので、必要時以外はノーマルモードで運用します。

有線接続

HF-10の特徴の1つが、3.5mmステレオミニケーブルで有線接続できることです。本体のバッテリーが無くなったときの緊急措置的に使うことも可能です。一方で、有線接続中はHF-10本体の電源が切れますので、イコライザー、ノイズキャンセルなどの機能が使えず、ボタン操作もできなくなります。ただの有線ヘッドホンになるというイメージ。

付属のステレオミニケーブルの長さはおよそ1.5m。このケーブルを使ってスマホに接続し、いつものSilent Jealousyを聴いてみました。Bluetooth接続のときはソフト的な音質コントロールが効いているのでしょうが、有線接続になるとヘッドホンの素の音になり、ヴォーカルなどの中音域がやや寂しい感じになり、かつ全体的にわずかに霧がかかったような印象になってしまいました。ただ最近の高音質な音源や電子音楽系だとそこまで曇った印象はありません。あとは、スマホのステレオ出力の機能やケーブルの性能にも左右されるかも。USB Type-Cから専用DACで出力すると印象は変わることでしょう。

比較のためにサウンドハウスCPH7000(写真左)でも聴いてみました。CPH7000はモニターヘッドホンなので、ヘッドホンとしては味付けのない、良くも悪くも音源そのままの音を聴くことができます。CPH7000で聴くと、音の見晴らしも楽器の音が隅々まで分離してよく聴こえます。聴いてて楽しいかどうかとはイコールではないですけど、モニターヘッドホンと比較すると製品の特性やメーカーの設計思想がよく分かります。

なお有線接続時は遅延は皆無になりました。遅延が許されないゲームプレイ時などは、ゲームモードより有線接続を活用すべきでしょう。

まとめ

オーバーヘッド型で耳をすっぽり覆うオーバーイヤータイプのヘッドホンの魅力は、とにかく没入感が高いこと。効果的なノイキャンと柔らかい装着感で、音楽や動画視聴に快適に没入できます。まだ数日しか使用していませんが、Bluetoothが切断されたことは一度もありませんでした。接続性能は高いと言えます。

高音質コーデックに対応してたら・・・とか、イヤーパッドが交換式だったら・・・とか、リクエストが無いわけではないのですけど、上を見ればきりがないほど製品が充実しているのがイヤホン/ヘッドホン界隈です。実売5,000円程度のヘッドホンとしてはかなりのパフォーマンスだと思います。

割引クーポンを提供していただきました!

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