コンパクトなカメラが欲しくなったα7III使いが今更ながらα5100を購入してみた。

小型軽量なレンズ交換式カメラが欲しい!
SONY α7IIIを使い始めて早6年となりました。仕事でもプライベートでも使いまくっていて、安定して良い写真を量産してくれています。現在の総シャッター数は約48,000枚程度ですので、シャッター数的にはまだまだ動作します。
フルサイズ機としてはかなりコンパクトなα7IIIですが、フルサイズセンサーにこだわらければ更に小さなカメラもあります。気軽なプライベート用に、より軽量コンパクトなカメラが欲しくなりました。
そんなことを考えるようになったのは、XでLUMIX GM1ユーザーの投稿を見たことから。掌に収まるほどコンパクトで、これまで触ったことのないマイクロフォーサーズカメラです。ここから突然物欲が湧き、いろんな機種を調べるようになりましたが、主に購入を検討したのは以下の機種です。
検討した機種①Panasonic LUMIX DMC-GM1
Panasonic LUMIX DMC-GM1
— Ghostradioshow (@ghostradioshow) February 16, 2025
コンデジじゃありません
マイクロフォーサーズの交換レンズがそのまま使えるんです
本当です 通してください pic.twitter.com/XiE7J7jQu7
全てはこのポストに出会ったことから始まりました。今年の2/16のポストですから、最終的に購入機を決めるまでこのあと2ヶ月もの間購入機種を検討し中古市場を探し回っていたことになります。

Panasonic LUMIX DMC-GM1は、パナソニックが2013年に発売したマイクロフォーサーズ機です。レンズ交換式デジタルカメラで最小サイズという触れ込みで発売されたのですが、その後12年たった今でも、GM1がレンズ交換式カメラで最小というのは変わっていないそうです。

カメラのサイズを比較できるDigital Camera Size Comparison (https://camerasize.com/)による比較画像を見てみると、GM1の小ささが際立ちます。縦横とも数回り小さいことに加え、α7IIIにあるファインダー部分の出っ張りがないことで、数字以上の小ささとなっています。本体の重量もα7IIIの1/3以下の約200gと、スマホくらいの重量感です。
ブルー、ブラウンのカラバリモデルGM1Sや、後継モデルのGM5がその後登場しましたが、これにてGMシリーズはディスコンとなりました。
検討した機種②Panasonic LUMIX GF9/GF10/GF90
GM1の後にパナソニックから出たのはGM1より初心者をターゲットにしたGFシリーズ。なかでもGF9、GF10(GF90という型番表記もあり)はGFシリーズの最終形態として知られています。

GF10は2018年の発売ですから、GM1より5年もあとの製品です(GF9は2017年発売)。

https://camerasize.comにはなぜかGF10の画像がないので、外観サイズが全く同じな一つ前のGF9でサイズ比較してみます。各サイズとも、GM1の方がかなり小さいです。
GF9/10はGM1より後発の製品であることで、チルト液晶搭載、USB充電可能(給電は不可)などの点でGM1に勝っています。
一方で外装がプラスチックでとてもキズが付きやすく、特にシルバーボディは傷がつくと黒い下地が見えてしまうそうです。

だとすると、オールブラックモデルのあるGF10が傷が目立たなそうで良さそうなんだけど、中古市場に良さそうなものがなかなか出てこないんですよね。オレンジやシルバー(ピンク)はたくさん出品されているのですが。
もう一つGM1、GF9、GF10に共通の懸念があります。それはメカシャッターが最高1/500sまで(電子シャッターは1/16,000sまで対応)ということと、記録媒体がmicroSDカードということ。小型で廉価な本体とトレードオフな部分かもしれません。
マイクロフォーサーズは小型でも素晴らしいレンズがたくさんあるようなのでとても気になるんですけど、以上のとおりカメラ本体の方に懸念があり、購入に踏み切れていませんでした。
検討した機種③SONY α5100
上記のマイクロフォーサーズ機にはレンズを新しく揃えなければならないという、苦しくも楽しい悩みが付いてきます。色々考えているうちに、SONY Eマウント機を選べば、手持ちのレンズ資産を流用できるというメリットがあることに気づきました。よく考えれば当たり前のことですが。

SONYのEマウントでかつ小型機から探すと、α5100が選択肢に上がってきました。

eマウントカメラはAPS-Cかフルサイズになりますが、APS-C機であるα5100はマイクロフォーサーズ機であるGF9よりわずかに大きく、重量もわずか14g重い程度。ほぼ同じサイズ感と言っても過言ではありません。

SONYのAPS-C機はα5000シリーズのほか、α6000シリーズがあります。α5000シリーズは2014年に発売されたα5100で終売となりましたが、α6000シリーズは2023年に発売されたα6700が現行モデルです。SONYのAPS-C機のフラッグシップがα6000シリーズで、ビギナー向けがα5000シリーズ、とも言えます。
サイズ感もα5000シリーズはα6000シリーズに比べかなり小さいです。マウントサイズは同じですが本体が小さいため、マウントが本体からはみ出しているような、ユニークな見た目のα5100です。
SONY α5100を中古購入
My new gear…#SONY #α5100
— hermitcrab (@HermitcrabWeb) May 3, 2025
想像以上にコンパクトな本体!
レンズをつけた見た目は・・・
そう!懐かしい「レンズスタイルカメラ」っぽい!(良く言えば)#a5100 #SIGMA
#mynewgear pic.twitter.com/w3s4dqktnp
とにかく小さいカメラが欲しかったので、最終的に選んだのはα5100でした。レンズ無しの中古で購入価格は約37,000円でした。しかも欲しかったブラックカラーのモデルです。

購入サイトに記述のあったとおり、シャッター数はなんと800回程度!シャッター数的にはほぼ新品といえる上物でした。ラッキー!
もう何年も前の機種なのでわざわざ 紹介するまでもありませんが、手元に来た機体の記録のために写真を掲載します。
α5100外観

コンパクトすぎて本体の高さよりEマウント径のほうが大きいというユニークな見た目。上部の膨らんだ部分にはポップアップのストロボが内蔵されています。

背面はこんな感じ。ボタンはシンプルで最小限。カスタムボタンが一つもないのが、α7IIIでカスタムボタンを使いまくっている身としてはやや気になるところ。右上に小さなサムレスト(親指用グリップ)があります。

上部もシンプル。ズームレバーは単焦点レンズでも機能するほか、プレビュー時の画像拡大/縮小に使えます。
ストロボの両サイドには動画撮影用のマイクが仕込まれています。薄っすらとですが、センサー面の表示もありますね(SONYロゴのOとNの間をカメラ上部に行ったあたり ◯に-の表示)

下部。Eマウント径が底面に接しています。装着したレンズの下部が地面に接して傷つきやすいかもしれません。

マウント側側面には各種インターフェイスが配置されています。

上にmicroUSB、下にmicroHDMIポート、中央にSDカードスロットがあります。

SDカードはラベル面をカメラ前方に向けて装着します。α7IIIも同じです。

フタはmicroUSB部分だけを開けることも可能。

グリップ側側面は、NFCセンサーがあります。
α5100モニタ

3.0インチTFT液晶です。

液晶モニタ上部にヒンジが付いていて、このように動かすことでローアングル撮影も可能。

最大で180°可動します。自撮り可能になるので使い所によっては大変便利です。

モニタを動かしてもフレキシブルケーブルなどは露出しません。
α5100ストロボ

ストロボ内蔵機は、コンデジのCANON Powershot G16以来です。α5100のストロボのガイドナンバーは4。目の前数メートルの被写体に当てるくらいのわずかな光量と心得ましょう。

横から見るとこんな感じ。ストロボユニットは2箇所のヒンジで持ち上げられているので、若干可動します。

このように完全に上部に向けることもでき、天井バウンスを行うこともできます。繰り返しますが光量は弱小なので外部ストロボのような明るさは期待できず、柔らかい光を若干加えるくらいの使い方が良さそう。テスト撮影を行ってみたイメージはそんな感じです。
α5100バッテリー

α5100のバッテリーはこの位置に入ります。

純正バッテリーはNP-FW50。容量は1,080mAhです。ちなみにα7IIIのバッテリーはNP-FZ100で容量は2,280mAhです。
α5100はUSB給電ができない(電源オフ時のUSB充電は可能だが、microUSB接続)ので、バッテリーの残量は若干気にしたいところ。
予備バッテリーを持っておくというのは一つのソリューションです。
こういうダミーバッテリーを使い、モバイルバッテリーなどから給電するのもあり。長尺の動画撮影をする場合はこれ一択でしょう。

中国メーカーのTILTAから、NP-FW50互換バッテリーがリリースされました。PSEマークを取得し安全性が高いことに加え、バッテリー本体にUSB Type-Cを備えていて、Type-C充電が可能になります。microUSBケーブルを持ち歩かなくてすむのは大きなメリットです。
今のところTILTAオンラインストアでしか販売されていないようですが、Amazonなど一般的なECサイトで扱うようになったら買ってみたいです。
α7IIIとα5100比較

α7IIIとサイズ比較してみます。並べてみるとサイズの違いは一目瞭然。でもどちらもEマウントなので、マウント径は同じなのです。

背面の違いも大きいです。α7IIIにたくさん付いているボタンやコントローラーホイールが、α5100にはほとんど付いていません。

厚さもこんなに違います。バッテリーとメモリーカードを入れた本体重量は、α7IIIが650gなのに対し、α5100は283gで、α5100の小型軽量さが数字からも分かりますね。
α5100とりあえずのまとめ

せっかくの軽量ボディですから、手持ちレンズは最軽量クラスのSAMYANG AF 24mm F2.8を取り付けました。あわせて379gの軽量APS-Cカメラの誕生です!APS-C機だとこのレンズの焦点距離は36mm(35mm換算)になりますから、一般的に言われる「人間の目で捉えられる範囲の画角」となります。
α5100の操作性についてはこれから研究していきます。α7IIIでのマニュアル露出に慣れてしまっているので、同様のマニュアル露出をα5100で行おうとするとけっこう大変!露出補正でさえ、デフォルト動作だとコントロールホイール下ボタンを押して露出補正モードを呼び出さなければなりません。
エントリー向け機と宣伝されているとおり大人しくプレミアムオートで撮るのが良いのでしょうけど、それ以上にこだわり始めると途端に玄人向けのカメラになる、かなりのじゃじゃ馬な印象のα5100。α7IIIにあってα5100に無い機能も多いので、α7IIIのサブカメラでありつつも、全く別のカメラとして使うのが良さそう。使いこなしTIPSが溜まったらそのうち記事にします。








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