Teenage Engineering Pocket Operator用アクリルケースのご紹介

左がケース無し運用のPO-12(リズム/リズムマシン)、中央が個人輸入したアクリルケースに入れたPO-14(サブマリン/ベースシンセサイザー)、右が純正シリコンケースに入れたPO-16(ファクトリー/リードシンセサイザー)。ポケットオペレーターシリーズの初代3機種揃い踏み!
基盤むき出しの計算機のように見えるこれらは、スウェーデンのメーカーTeenage Engineering が販売しているPocket Operator(ポケットオペレーター)です。スイッチやノブが無骨に配され、オシレーターやシーケンサー、スピーカーまで備えた、れっきとしたシンセサイザーなのです。
今回の記事はポケットオペレーターそのものではなく、ケースのネタです。
ケース考察

基盤のまま運用するのもこのシンセならではですが、傷や汚れが心配、というユーザーのために、純正のシリコンケースもリリースされています。
レッドのほかブラック、イエロー、ブルーなどのカラーバリエーションがあります。

発売当初は、少なくともPO-12、PO-14、PO-16については専用デザインのシリコンケースがあったものと思います。上の画像のとおり、各ボタンに割り当てられた楽器名やエフェクトがアイコン化されて配されていることが分かります。
ですが現在では、CA-X generic caseという名前のとおり、どのPOシリーズにも対応する汎用デザインになったようです。
POシリーズにケースが欲しいという需要はかなりあるようで、純正シリコンケースに飽き足らずケースを自作してしまう猛者もたくさんいます。純正シリコンケースは、本体上部のハンガーを切り取らないと装着できないというのも、悩みどころです。メルカリなどには3Dプリンタで出力したオリジナルのケースが流通していたり、レゴでケースを作るというアイデアも見かけました。
Dich Studios PO CASE REV.5を個人輸入した
ようやく本題です。ポケットオペレーター(以下PO)のPOたる所以であるスチームパンクな基盤むき出しデザインが、純正シリコンケースだとほぼ隠れてしまうんですよね。それは残念なので、透明なケースがないかと探していてたどり着いた記事がこちら。
かなり素敵なケースなのですが、昨今の超円安で送料を含めるとPO本体に迫る価格になってしまうのと、組み立てが煩雑そうで二の足を踏んでいました。
制作元の Dich Studios のサイトを見てみると、REV.5という派生版ケースがリリースされたことを発見。価格はオリジナルと同じで27ドル。しかも3つセットで65ドルというお得セットがあることもわかり、これを購入することにしました。

3つセットで65ドル、送料27.41ドルで、合計92.41ドルとなりました。

支払いはPayPalで行います。このときの換算レートで13,380円のお支払いとなりました。

Dich Studios のお膝元、ウィスコンシン州ブルックフィールドより、13日掛けて届きました。

ちゃんと3つ入っていました!右端はPO-24です。何個PO持っとんのや・・・
開梱、組み立て

PO1機分の材料が、ひとつの袋にまとめられていました。

パーツ一覧。アクリルパーツには傷防止シートが貼られたままです。
取り付けるPOは、折りたたみスタンドを取り外しておきましょう。

傷防止シートを剥がす前に仮組みをします。パーツの位置関係や、注意して組まなければ行けないところなどを、入念に確認しておきます。

1本のボルトで複数のアクリル板を止める部分もあります。ネジが切ってあるところと無いところなんかも、把握しておくと作業中に慌てずにすみます。

裏側はこんな感じになります。

パーツの位置関係が掴めたら、意を決してすべてのシートを剥がします。
そして底面のパーツに、4つのスポンジを貼り付けます。PO本体の裏側が底面パーツに密着することを防ぎつつ、ケース内に掛かる力を分散させる設計のようです。

ここからの作業は早いですよ(笑)すべてのパーツを所定の位置に合わせ、ボルトで締めていきます。
こういうものを組み上げるときは、ボルトを一気に締め込んではいけません。すべてのボルトをゆるくねじ込み、各パーツがある程度自由に動かせる状態にしてから、各パーツの位置を合わせつつボルトを少しずつ締め込んでいき、一箇所に力がかかったりずれたりするのを防ぎます。
右端に残った細長いパーツはPOのハンガーを取り外したときに使うものなので、使用せず保管しておきます。ちなみにボルトの頭はインチサイズの5/64と思われますが、5/64インチ≒1.98mmなので、締め込みにはお気に入りのPBの2mm六角レンチを使いました。

美しいアクリルケース!POのボタンはオリジナルのものがそのまま出ています。

各アクリルパーツのサイズはバッチリ。アクリルの切り出し精度は申し分なく、素人にはほぼ無理なレベルの精度で加工されています。高価なだけあります。

底面4箇所にはゴム足を取り付けます。

3.5mmジャック部分もしっかり処理されています。

一番最初に貼ったスポンジゴムですけど、一番下のものはもう少し下にしとけばよかったかな。

複数のアクリル板でできたケースなので、こんな風に自立します。またモニター部分が盛り上がっているのが、なんともかわいいですよね。

裸状態とは比較にならないくらい、手に取ったときの剛性感はあります。それでいて、オリジナルのデザインがほぼ見えます。下部にはストラップホールが、左上にはPO-30シリーズに対応したマイク穴も空いています。


各ボタンに配されたLEDの視認性もバッチリ。

ハンガーを残せることも大きなポイントです。別に必要なパーツではないのですけど、せっかくあるのに本体から切り離すのはイヤじゃないですか。
ただ前述のとおり、ハンガーがない場合の別パーツも付属していますので、本当に至れり尽くせりです。

角度はこんな感じ。
純正と比較

純正ケースはボタンもシリコンで覆われていて、オリジナルとは押した感じが少し変わります。

シリコンケースの欠点として、LEDが見えにくい、ということがあります。LEDはパターンを確認するなど重要な情報を示してくれていますので、LEDの視認性は欲しいですね。なによりLEDが見えてたほうがカッコいいし。
まとめ

POの意匠を引き継ぎつつ、美しいアクリル板で強度を補完したDich Studios PO CASE REV.5。小生はクリアーカラーを買いましたが、各POに合わせて色付けされたものも選択することができます。円安の折ですが、気になる方は買ってみてはいかがでしょうか。
さて残った2つのケース、どのPOに付けましょうかね(何個PO持っとんねん・・・)




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