コンパクトなパッシブミキサー。電源不要で複数の音源やシンセを手軽にミックスできる。

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4in-1outのコンパクトなパッシブミキサーを購入しました。in、outともに使いやすいステレオミニ仕様です。

複数のシンセサイザーの出力をミックスし、スピーカーに送る用途で使用しています。写真は、Teenage Engineering PO-12Roland AIRA Compact S-1をミックスしてアクティブスピーカーに送り、セッションを楽しんでいるの図です。

パッシブミキサーの良いところは、電源を気にせず気軽に使えるところ。細かいことをいえば、音声信号の増幅や補正を行えないので音量は減っているでしょうし、音質劣化もあるかもしれません。ただ音量低下はアクティブスピーカーやヘッドホンアンプを通せば解消できます。音質も、例えばレコーディング時など本当にこだわるときは、それなりの設備で録音すれば良いだけの話です。パッシブミキサーの良いとこだけを活用していきましょー!

このパッシブミキサー(型番がどこにも書いてないのでそう呼ぶしかありません)はこんな箱に入って届きました。この箱、見たことがある!

ほら、同じ箱ですよね!こちらのパッシブミキサーは入力、出力ともRCAで、筐体もがっしりした金属製ですが、製造元が同じとかでしょうか。

ちなみに今回購入したパッシブミキサーの箱には、製造元と思われるこんな記述がありました。

Manufacturer: Shinzen TOMTOP Technology Co., Ltd.

箱の中の梱包材も以前のと同じ感じ。内容物は、ミキサー本体とゴム足、取説のみ。

ステレオミニジャックやボリュームが配置された基盤を上下の板でサンドイッチしたようなデザインです。

基盤にTX-400のプリントを発見。右の写真のとおり、各入力にはボリューム(可変抵抗)のほか、水色?の抵抗が2つずつ取り付けられていました。分かる方が見れば、なんのために付いている抵抗か分かるのでしょうが、小生には残念ながら分かりません。

取説はこんな感じ。インピーダンスの記載を一応転記しておきます。

  • 入力インピーダンス:10kΩ – 47kΩ
  • 出力インピーダンス:2.5kΩ – 10kΩ
  • ゲイン:-12dB MAX

ちなみにパッシブミキサーは個人制作されているものもあって、デザイン的にも素敵なものがあります、

多彩なシンセサイザーを製造されているHOME BAKE INSTRUMENTSのPM-4というパッシブミキサーです。モノラル入力2、ステレオ入力2で、ボリューム(可変抵抗)も無いシンプルな構成です。

一人シンセーメーカーのテキトウニクス(@tekitounix)さんのMIXSPLIT。開発中とのことで、ぜひ製品化にこぎつけてほしいです!応援しています!

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Posted by Hermitcrab