【ホーザン C-200 ペダルレンチ】プロも使う工具でプレスポのペダル外しに再挑戦。結果は・・・!

2021-12-13工具, 自転車

オマケの工具や付け焼刃的な方法では外れなかったプレスポ"若草号"のペダル。

正攻法で行こうと思い、新しい工具を購入しました。

ホーザン(HOZAN)のペダルレンチ、C-200です。

C-200 ペダルレンチ 【HOZAN】 ホーザン株式会社

業務でも使われるプロ用工具ですが、2,000円ちょっとで購入できます。一生モノの工具と思えば全然安いですよね!

両端に15mmのレンチが配置されていますが、こちら側は狭いスペースに入り込める薄刃仕様。それでも厚さは4.5mmあります。

こちらはもっともトルクがかけられる7mm厚。かつ工具の柄に対してまっすぐではなく、15度オフセットされています。

工具表面は塗装ではなくパーカー仕上げと呼ばれるリン酸塩皮膜が施されており、サビなどから工具を守っています。ザラザラな表面が、無骨ながら信頼性のある工具というオーラを醸し出しています。

パーカー処理・表面処理・塗装の専門メーカー|長泉パーカライジング株式会社

重量は実測で337g。かなりの剛性感があり、投げつけられたら致命傷を負いそう

これを使って、ペダル外しに再度挑戦!続きは以下のとおり。

作業を始める前に、もともと持っていたペダルレンチと比較。厚さや剛性感は比較になりませんね!

厚さはこんなに違う!

薄刃の方でも、C-200はもとのペダルレンチに勝っています。これは、うまくいきそうな予感が・・・!

あらかじめネジの周りに浸透潤滑油を吹いておき、浸透するのを待つ間に工具や軍手の準備をします。

まずは正ネジで常識的に回せば外せる右側から作業開始。ペダルをこの位置にして工具をしっかりと差し込み、ペダルが上に行かないように押さえつけながら工具を下方向に回します。

ネジはやはりガッチリと固く、かんたんには回る気配がありません。

それでも、工具が外れないよう注意しながら根気よくグッ、グッとトルクを掛け続けると・・・やった!ついにネジが緩みました!

勢いに乗じて左側も外します。工具をこのようにかけて下方向に回すも、まったく緩む気配がありません。そのうち、嫌な手応えがあったので慌てて工具を外すと・・・

なんとC-200を傷めてしまいました!!!

上の写真をみてわかるとおり、左ペダルが逆ネジなのをすっかり失念し、締める方向に一生懸命力を掛けていたのでした。せっかくのプロ用工具も、素人が雑な作業をすると、いともかんたんに壊れてしまいます。反省!

気を取り直して作業を続けます。逆ネジなのでこちら向きに掛けるのが正解です。ペダルが上に上がらないように押さえつけつつ、工具が下方向に回るよう力をかけます。

小生のオウンゴールによりさらに固く締まった左ペダル、やはり力を掛けても緩む気配がありません。

ただ・・・今までのペダルレンチのように、作業中に緩んだりずれたりする感じがなく、C-200はペダル軸にガッチリ食いついてくれています。やはりプロ用工具、難航しながらも正しく作業できているという手応えがあります。

右と同じく、根気よく力を掛け続けると・・・

ある時から、力を掛けたときにカッ、カッという手応えが返ってくるようになってきました。そして・・・

ついにネジが緩みましたっ!!

取り外したペダル。驚いたことに、ネジにグリスが少し残っていました。油分が切れてカラカラに乾いた状態を想像していただけに、ちょっと意外。これくらいの状態でも、固く固着してしまうのですね。

ペダルも定期的に取り外してクリーニングとグリスアップをすべきですね。固着がひどいと壊れたペダルと一蓮托生でクランクごと取り替え、なんてことにもなりかねませんから。

ペダルを取り外したクランク。たまった汚れや浸透潤滑油などが付着していますので・・・

パーツクリーナーでスレッド付近を中心にキレイに洗浄します。

こちらも。

今回の固着で懲りたので、新しく取り付けるペダルのスレッドにグリスをしっかり付けました。

シマノのプレミアムグリスを愛用しています。これまたプロもアマも使う定番商品。チューブタイプだと狙った量をピンポイントの位置に出せ、手も汚れにくいので便利です。

ペダルを取り付けるときは、最初は工具を使わず指で回します。なぜそうするかというと、万が一正ネジ/逆ネジを勘違いした場合でも、指で回せば無理にねじ込んでしまう心配がないから。一種のフェイルセーフなので、最初は指で回す癖をつけておきます。

ある程度ねじ込めたら残りは工具を使って回し、最後はしっかりとトルクを掛けます。はみ出したグリスは拭き取りましょう。

ペダルを取り替えて、こんな風貌になりました。近所をそっと走って動作確認し、作業終了!

・・・と思ったのですが、小径ママチャリ"青号"のペダルも固着してないか気になったので、この機会に外してみることにしました。まずは軸に浸透潤滑油を吹きます。

念のためこちらからも一吹き。

工具をしっかり掛けてペダルを外します。

C-200は柄とレンチ部分にこのように角度が付いているので、工具をネジにしっかりとあてがいつつも持ち手部分のクリアランスを確保し、正確な作業ができるように設計されています。柄とレンチが真っ直ぐだとこうはいかず、結果として、ネジとレンチとが斜めに接しがちになってしまい、ネジをナメやすくなってしまいます。

それほど苦労をせず外れてくれました。

クランクのスレッドは比較的きれいな状態でホッとしました。

ペダルのスレッドをクリーニング後、グリスを塗って。

再び組み直しました。はみ出たグリスは汚れを呼ぶので拭き取ります。

というわけで、新しいペダルレンチC-200のおかげで固着したペダルを取り外す事ができました。ミスにより工具を少し傷めてしまい、大事には至らなかったものの正直少々ヘコんでしまいました・・・このペダルレンチを使うたび、反面教師として失敗の記憶が蘇りそうです

工具, 自転車

Posted by Hermitcrab