チーズプレートと雲台でコンパクトなカメラ固定具を作る。

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集合写真を撮影したいときや、長時間露光をしたいときなど、三脚の出番は意外と多いもの。ですが、三脚を常時持ち歩くのもまた難儀なものです。ここで今すぐ三脚を使いたい!そんなワガママを叶えるために、常時持ち歩けるカメラ固定具を作ってみました。

↑やっていることはこちらの商品と同じで、そこそこ頑丈な板に雲台を固定できれば良いだけの話です。

チーズプレートと呼ばれたりもする、このような穴のいっぱい開いた撮影器具に、手持ちの雲台を組み合わせて、カメラ固定具を作ってみました。

小生はNiceyRigのチーズプレートをチョイスしました。

NICEYRIG チーズプレート カメラチーズマウントプレート クイックリリースプレート 携帯便利 強拡張性 多用途 アルミニウム合金材質 短いチューブ適当 ダブテールケージ適合 様々なアクセサリーをインストール可能

アルミニウム板に1/4や3/8などの穴が開けられたもので、ボコボコと穴の開いたその見た目からチーズプレートと呼ばれるこの撮影器具は、本来はこのようにカメラ本体に様々な周辺機器を取り付けるために使用します。

ほとんどの穴はカメラ標準の1/4で、四隅に3/8が空いています。またスライドできるレール穴も数本空いています。

側面にも1/4がびっしり。

重量は129gでした。ちなみにサイズは132mm x 70mm x 9mmで、一昔前のiPhoneのようなサイズ感です。

1/4ネジ2本が付属しています。

レールから飛び出す、必要充分な長さのネジです。

ネジ穴には少しバリが残ってましたが・・・すぐ取れるので、最初に取り除いてしまえば問題なし!

まずはこちらの雲台を取り付けてみましょう。ベルボン(Velbon)の一脚に付いていた、QHD-41という自由雲台です。

こうなって・・・

こうなりました。

SIGMA 45mmF2.8を取り付けたα7IIIを、固定してみました。狭い場所でもカメラを自由な角度で固定できます。

アオリで撮影する場合は、重量を考えてこの向きになります。

QHD-41はかなり小型の雲台なので、重量級のレンズを取り付けたフルサイズ機を固定するにはやや力不足です。そこで、こちらのAndoerの大型雲台を取り付けてみるとことにします。

小生はAliexpressで購入しましたが、Amazonに同等品がほぼ同じ価格で出品されていました^^;

この雲台の取付穴は3/8サイズでした。チーズプレートに付属のネジは、このままでは使えません。なにか工夫が必要です。

カメラ用品メーカー、ハクバの変換アダプター(H-SA8)を購入しました。

内側が1/4サイズ、外側が3/8サイズになった円筒形の変換アダプターで、3/8サイズのネジ穴に入ることで適合するネジを1/4に変換するアイテムです。そして日本製!加工精度も素晴らしい!

1/4サイズ(CAMERA規格とも)はカメラ関係での採用が多く、少し大きい3/8サイズ(AKG規格とも)は、雲台や小型音響関係(小型のマイクなど)でよく使われます。更に大きい5/8サイズ(SHURE規格とも)も音響関係で使われますね。CAMERA/AKG/SHURE規格を相互に変換するアダプターやネジを持っていると、スタンドなどの機材を使いまわしできたり、現場で想定していた規格の機材がなかったりしたときに重宝します。

変換アダプターを雲台に仕込めば、3/8ネジが1/4ネジに早変わり!実はこのアダプター、最初に試したQHD-41にはデフォルトで付いていたので、チーズプレートに問題なく取り付けられたのでした。

雲台が大型になり、堅牢さが増しました。

SIGMA 150-600mmを取り付けてみました。

グラつきはほぼなし。良い感じです。

三脚と比較して、この固定具には使用時に専有するスペースが少なくて済むというメリットもあります。

いくら小型とはいえ、三脚を使うと3本の足を置くスペースが必要になりますが、固定具の方はチーズプレートが置けるスペースがあれば問題ありません。

上から見るとこんな感じ。フットプリントの狭さは一目瞭然ですよね。ごちゃごちゃと物が並んだテーブル上でも使いやすいです。

持ち歩き時は、このように六角レンチをマステで本体に貼り付けて・・・

100円ショップで売っているネオプレン素材のポーチに入れておきます。このままカメラバッグに放り込んでおけば、カメラを固定したいときはいつでも使えます。

三脚を使いたいシーンではもちろん三脚を使うのがベストなのですけど、この小型固定具もかなり使えますし、状況によっては三脚より力を発揮してくれます。固定カメラで動画を撮影したいときなんかも重宝しそう。