【ハクバ テーパードストラップ25】一廻りしてたどり着いたシンプルなストラップレビュー。

写真・カメラSony

SONY α7III用に新しいストラップを購入しました。ハクバのテーパードストラップ25mm幅タイプです。

ハクバ HAKUBA カメラストラップ テーパードストラップ25 ブラック しなやかで巻き付けやすい 幅広 一眼レフ ミラーレス KST-60TP25BK

説明画像はAmazon商品ページから借用。一見するとコンパクトデジカメの付属品として付いてくるペラペラなストラップです。

ただ、さすがカメラ用品を専門に作っているメーカーだけあって、ユーザーのニーズを分かっています。巨大なメーカーロゴや機種名がプリントされていないシンプルな見た目、肩部分が幅広でカメラ取付部が細くなったテーパードデザイン、ちょうど良い長さ、軽量で薄く要所に滑り止めの入った機能面など。

15mm幅と25mm幅のサイズ展開に加え、ブルー、ブラック、レッドのカラーバリエーションがあります。Amazonにはイエローバージョンの情報もあり。

小生はブラックの25mmモデルを購入しました。パッケージはこんな感じ。

各部チェック

ブラックモデルですがブラック一色ではありません。縁の部分はグレーになっています。ほかのカラーだとこの縁の部分に色がついていますね。

肩に当たる部分が幅広く、次第に細くなるテーパードデザイン。

幅広部分の中央に滑り止めが付いています。

厚さは1.5mmくらい。かなり薄いです。

ブランドタグ。なぜかブラックモデルだけがこんなに鮮やかなカラーリングです。アクセントになってデザインとしては良いのですけど、映り込みが気になったら取ってしまうかも。

このストラップの良いところはとにかくコンパクトで軽量なところ。重量級のレンズを付けたフルサイズ機には力不足ですけど、軽量機材にはバッチリハマります。

ストラップを着脱可能にする

軽量レンズを付けたお散歩仕様α7IIIでの使用を検討。α7IIIはデフォルトで三角環が付いていて、ここにストラップなどを通す仕様です。

ここに直にストラップを通すのが普通ですけど、ストラップを着脱可能にしたいため策を講じます。ストラップ側にも三角環を取り付け、その先にミニカラビナを取り付ける作戦。

ちなみに今回はピークデザインのアンカーシステム採用は見送りました。こんなに軽量なストラップに寸胴なアンカーハウジングを付けるのは野暮ったいと考えたからです。

取り付け前にイメージトレーニング。こんな感じでセットできるはず。

ストラップに三角環を取り付けたら(写真上)、カラビナを三角環に通し、三角環の連結部分はストラップ内に隠して留め具を先端まで持っていき固定します(写真下)。これで完成。ちなみにストラップは先端が外側に出ないニコン巻きにしています。

三角環やカラビナ込みで重量は23gでした。

カラビナをカメラの三角環に付ければ、ストラップの取り付けは完了。

見た目はこんな感じになります。アンカーシステムを使うよりずっとシンプル!α7IIIにはアンカーリンクスが残ってますが、分厚いストラップを使うときに使うために残しています。

せっかく着脱できるようにしたのでストラップが煩わしいときには取り外せば良いのですが、薄手なのでこのように一時的に手に巻くことも可能。カメラバッグの中でもかさばらないので常に付けておけます。

お散歩に持ち出してみると、このストラップの軽さ、シンプルさを実感しました。肩への負担も少なめで、カメラをさり気なくぶら下げることができます。1,000円を大きく下回るプライスタグとしてはお値段以上の価値を感じました。

いろいろなストラップを使ってきてたどり着いたのがこんなシンプルなストラップとは・・・なんとも不思議なものですが、純正ストラップの買い替えを検討している方にもおすすめしたいです。

これまで使っていたストラップ

フルサイズ一眼レフ用ストラップには、CANON EOS6Dの時代からずっとオプテックのユーティリティストラップを使っていました。

このストラップは本当に優秀で、分厚く高品質なネオプレン素材の肩パッドのおかげで、重量級の機材でも疲れにくく、むしろ機材が軽く感じられるほど。小生はアンカーシステムを導入してしまいましたけど、このストラップ自体が着脱可能な機構を備えているので、カメラからの取り外しや他機種とのストラップ共用が簡単に行えます。

本当に良いストラップなので、旅行用カバンや楽器ケースのストラップもオプテック製に変えてしまっています。

ただ見て分かるとおり、見た目が結構ゴツいんですよね^^;70-200F2.8を振りながら走り回る撮影現場ならこのストラップじゃないと身体を壊しますが、軽量レンズを付けたお散歩カメラにオプテックは役不足というか大いなるミスマッチです。かさばるので荷物を減らしたい旅では持ち運びにも難儀しますしね。

今回のテーパードストラップを導入したおかげで、オプテック一択ではなくTPOに合わせてストラップの使い分けができるようになりそう。

なお細く軽量ですがストラップそのものは頑丈なので、重量級機材に使えない、ということはもちろんありません。

こちらは中華通販で買ったハンドストラップ。

こちらにも三角環とカラビナを付け、着脱式ハンドストラップとして使っています。

写真・カメラSony

Posted by Hermitcrab