【PILOTカスタムヘリテイジ92+PLATINUMカシスブラックインク】金ペンで楽しむ古典インク!色味がドンドン変わるので楽しい!

久々に万年筆の話題です。パイロット万年筆のカスタムヘリテイジ92を中古で手に入れたので、プラチナ万年筆の古典インクカシスブラックを入れて楽しんでいる記録です。
パイロット カスタムヘリテイジ92

パイロット万年筆の金ペンではエントリークラスにあたる(らしい)のが、カスタムヘリテイジシリーズです。その中でも、スケルトンカラー・回転吸入機構を採用したのが、カスタムヘリテイジ92です。

ペン先は14Kで、いわゆる金ペンです。ボディはスケルトンなので、入れているインクの色が鮮やかに見えます。

そしてインク入れる方法は回転吸入式。カートリッジやコンバータではなく胴体内部に直接インクが入ります。公式情報だと1.2mlのインクが入るとのことで、一般的なカートリッジより多くのインクを保持することができます。
まず洗浄

手に入れたカスタムヘリテイジ92は中古品で、赤系のインクが入っていました。インクを使い切ったところで、まずはきれいに洗浄します。
回転吸入式の万年筆はTWSBIのDIAMOND 580を所有していて、以前分解掃除をしたことがあります。
カスタムヘリテイジ92の機構はTWSBIに近いですし、ネットではTWSBIの分解工具が使って分解掃除している情報も見つけましたが、試したところ分解工具が僅かに厚く、使えなさそうでした。

それに分解掃除手順を公式発表しているTWSBIと違い、カスタムヘリテイジ92は公式には分解掃除NG、ということになっているようです。ここはおとなしく、水だけでの洗浄を行うことにしました。

タンク内とキャップに水を満たし、色が出てきたら排出してを繰り返し、時間をかけて古いインクを出していきます。

1週間くらい掛けて洗浄し、ようやくここまできれいになりました。
胴軸内部の赤いインク跡はどうしても取れませんでした。綿棒とかを突っ込んでフキフキすれば取れるのでしょうが・・・

また首軸内部のこの部分に溜まったインクも取れませんでした。次に入れるインクも赤系なので、これ以上はこだわらずこれで良しとします。

ペン先、ペン芯ともきれいな状態になりました。

このあとはしっかりと乾燥させますが、同軸内部の曇りというか水分はどうしても抜けません。万年筆としては必須な、気密性がとても高いことの証左ではあります。
カシスブラックインクを入れる

万年筆は使ってこその万年筆、ということで、せっかくきれいになったカスタムヘリテイジ92にインクを入れていきます。

入れるのは、プラチナ万年筆のクラシックインクシリーズから、カシスブラックです。いわゆる古典インクの部類に入るインクです。

インク瓶の中にリザーバーが入っています。

取説にあるとおりリザーバーは、ペン先を瓶底にぶつける心配をなくしてくれるほか、瓶の中のインクを最後まで使い切れるようになる、なんとも素敵なアイテムなのです。

吸入中・・・

吸入完了!胴軸がインクの赤に染まりました。

ペン先の刻印にもインクが入り、好い感じ★
筆記テスト

カシスブラックインクの売りはなんといっても、筆記直後から始まる色変化です。書いてすぐは比較的彩度の高い赤ですが、退色がすぐに始まり、果深い紫がかった赤色に落ち着きます。果実の渋みさえ伝わってくる、まさにカシス色、という感じ。
カスタムヘリテイジ92はFニブで、かなり細い文字が書けます。ややペンを寝かせて書くと良い感じ。インクや紙との相性か、はたまたFニブのせいか、インクがぬらぬら出てくる感じではなく、同じ金ペンのキャップレスデシモとはちょっと印象が異なりました。

なかなか撮影が難しいのですが、右下の文字が筆記直後の色で、その他は数分たった後の色です。結構色が変化しているのが分かります。

赤い字って基本的に訂正文字などとして使うので、なかなか文章を書くことってないですよね。その点このカシスブラックインクは、色味の変化や濃淡も楽しいので、文章を綴るのにも好い感じで使えます。そこはかとなく感性を刺激してくる、面白いインクです。






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