2.5mmバランスケーブル運用者必携!な変換プラグのご紹介。

SHURE SE215SPEと一緒に購入した2.5mmバランス銀メッキケーブルと一緒に購入した3.5mmアンバランス変換プラグのご紹介です(長い)。
以前の記事でも書きましたが、2.5mmバランス接続と比べ、3.5mmアンバランス接続(いわゆる一般的なステレオミニ)機器の方が圧倒的に多いです。逆に言うと、せっかくの2.5mmバランスケーブルは汎用性がほぼありません。
つまり、3.5mmステレオ接続できるようにするための変換コネクタがあれば、2.5mmバランスケーブルを汎用的に使うことができるわけです。

今回はこんな製品を購入してみました。海神ポセイドンの象徴である三叉の矛がプリントされています。TRI AUDIOというブランドでショップサイトに記載されていたりします。KB EARブランドやYinyooブランドでも同じものが流通しているようです。

3.5UNBAL to 2.5BALとプリントで示されています。

2.5mmバランスプラグ(4極)を接続すると、3.5mmアンバランスプラグ(3極)に変換されるという仕組みです。
ちなみに2.5mmバランス-3.5mmバランス(4極)という変換プラグも流通しています。見た目はかなりそっくりですが用途が異なるので、間違えて購入しないよう注意しましょう。

差込口の周囲に2mmほどせり上がった壁があります。こちらの2.5mmケーブルのプラグの根元にその壁の内部に収まるような突起があり、問題なく接続できます。細くて華奢な2.5mmプラグ部分に力が掛からないようにする設計なのかもしれません。
小生所有の2.5mmバランスケーブルには全てこの突起がありました。

ですがAmazonレビューによると、この壁が邪魔をしてケーブルが接続できないという事例があり、壁の部分をグラインダーで削って使用しているという猛者もいました。購入時には念のため手持ちのケーブルの形状を確認したほうが良さそうです。

接続するとこんな感じ。パチンという感触で接続できたことが分かります。
これで2.5mmケーブルが3.5mmケーブルになりました。スマホ、DAP、パソコンや音響機器、楽器など、ほとんどの機器に接続できるようになります。

Hiby R3 Proに接続してみました。L字型ケーブルになるので、プラグに負担を掛けにくい運用ができます。

ちなみにこちらは以前の記事でも紹介した、DD HiFi DJ35Aという変換プラグです。

一般に流通している2.5mmバランス→3.5mmアンバランス変換プラグの中では、おそらく世界最小なのではないかと・・・

例の丸い壁も無いので、接続するプラグも選びません。

2.5mmケーブルを接続するとこんな感じのL字型ケーブルになります。三叉の方も充分コンパクトですけど、DJ35Aのミニマムなデザインは秀逸ですね。そのかわり、価格は3倍近く高価ですが・・・
接続部分が透明になったアップグレードバージョンも流通しています。また2.5mmバランス→4.4mmバランスタイプもあります。

最後は高級品の紹介になってしまいましたけど、この三叉印も充分使えます。タイミングによってはAmazonで800円程度と非常に安価なので、2.5mmバランスケーブルを常用している方は複数所持していても無駄にはならないと思いますよ!
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