【TILTA NP-FW50互換バッテリー】USB Type-C充電非対応カメラでもType-C充電を可能にしちゃうぜ!

2025年の現代では貧弱と言わざるを得ないα5100の充電機能。それを根本から解決してくれる、TILTA TNP-FW50を購入してみました。バッテリーに直接USB Type-Cケーブルを差して充電できる、NP-FW50互換バッテリーです。
すでに大変快適に運用していますが、充電機会が飛躍的に増えて安心!快適!買ってよかった!
TILTA TNP-FW50とは

TILTA日本法人公式サイトから画像を借用。
α5100の純正バッテリーはNP-FW50ですが、TILTA TNP-FW50はその互換バッテリーです。ご覧のとおり、バッテリー自体にUSB Type-C差込口があることが特徴です。またちょっとアースカラーっぽいカラーリングも文字どおり異色です。

電池の容量は980mAh。純正バッテリーの容量は1,080mAhなので100mAh少ないですが、おそらくUSB充電のための機構を組み込むためにリチウムイオン電池のサイズが小さいのだと思います。
余談ですが、互換バッテリーの中では2,000mAhなど純正より大容量と喧伝するものがあります。バッテリー本体のサイズが同じなのに容量が倍!?これはほぼ間違いなく容量詐称でしょう。そんな製品は他の部分の説明も眉唾もので、粗悪なバッテリーのニオイがプンプンします。リチウムイオンバッテリーは危険物なので、怪しい製品には絶対に手を出さないようにしましょう。

USB Type-Cポートを備え直接ケーブルを差して充電できること。これがこのバッテリーの最大の特徴です。フル充電までの時間は約2.1時間とのこと。


どうやら粗悪な互換バッテリーの中には、電池残量が正確に表示されなかったり警告表示が出るものがあるそうです。
α5100に限らず、NP-FW50を使うSONYカメラで使えます。余談ですがα7IIIの前機種であるα7IIはこのバッテリーだったんですね・・・


温度制御保護、過充放電保護、磁場保護、短絡(ショート)保護、過電流保護など、安全性能をしっかりと設計されているとのこと。当然ながら電池の寸法も純正品と同じです。


そしてこれもこのバッテリーの大きな特徴である、PSE認証を取得しています。詳細は省きますがPSE認証をうけていないバッテリーの国内販売は2021年以降禁止されています。そのためそれまで玉石混交に流通していた互換バッテリーがごっそり流通しなくなったのが現在の状況です。
またCIPA規格によるテストもされており、1回の充電で最大600枚以上の写真撮影、2時間以上の録画が可能とのこと。まあこれはどのカメラでテストされたかわからないので、参考程度に。
| カラー / 型番 | Green / TNP-FW50-GN |
| 定格電圧 | 7.4V |
| 定格容量 | 980mAh |
| 充電制限電圧 | 8.4V |
| USB-C入力 | 5V/0.8A(4W) |
| 充電時間 | 2.1時間 |
| 寸法 | 45.3 × 31.9 × 18.5 mm |
| 素材 | PC+ABS |
| 重量 | 46.5g |
| 同梱品 | NP-FW50 Battery with USB-C Input (980mAh) – Green *1 USB-C & USB-A ケーブル *1 |
| 製品コード | EAN: 6937134612271 UPC: 810153174288 |
仕様を公式サイトから引用しました。カラーがグリーンで、型番の最後のGNはGreenの略だとすると、今後別のカラーバリエーションが出るのかも。
個人的にはオレンジを出して欲しいですね。黒いカメラバッグの中でも見つけやすいし、暗いシチュエーションでの電池交換でも不安が少なくなりますから。
開封




開封していきます。パッケージは厚紙製。裏面に色々書いてあります。USB Input Voltageは5V2Aと書いてありますが、上で引用した仕様の以下で紹介する取扱説明書の表記、更には自分で行った充電テストの結果とは異なりますし、コレは誤植でしょう。

中身の仕切りも厚紙製。

内容物はバッテリー本体とUSB Type-C/USB-Aケーブル、そしてこちらの取扱説明書。

取説は英語(裏面は中国語)。こちらにはInput Voltageは5V1Aと書いてあります。
各部チェック

表面にはエンボスでTNP-FW50とTILTAの表記があります。上部(写真左側)にはUSB Type-Cと充電状態を示すLEDがあります。
LEDは、充電中は赤に、充電完了で緑に点灯します。

裏面にはこのような表記があります。PSEマークがここにもありますし、パッケージにも印刷されています。
純正品と比較

純正NP-FW50を右側に並べてみました。純正バッテリーのコンサバなデザインと比べ、やはりTILTAのデザインは無骨で異質です。

端子側の面はこんな感じ。若干の相違はあります。

いろいろ書いてある面はこんな感じ。
ところでPSEマークはそのすぐ近くに製造事業者名または輸入事業者名を必ず表示しなければならないというルールがあります。純正の方はS.EMCSと書いてありますが、TILTAの方は書いてありませんね(パッケージの方も)。まあ左上に大きくTILTAって書いてあるから良いのでしょうか。
※S.EMCS=SONY EMCS Corporation:ソニーイーエムシーエス株式会社、ソニーが100%出資する子会社、2016年からの現社名はソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社:Sony Global Manufacturing & Operations Corporation
充電テスト

充電はこのようにUSB Type-Cケーブルを使って行います。両端Type-Cケーブルで充電できるのでめっちゃ便利!

念のため充電性能をチェックしておきます。一度満充電にしα5100で残り5%まで使ったTNP-FW50を使って充電テスト開始。充電開始時点では5V0.9A=4.5W出ていますね。

1時間経ったところ。順調に充電は進み、速度は5V1A=5W出ています。

1時間20分経ったところで、充電速度は5V0.4A=2Wとやや下がってきました。そろそろ充電完了が近いのかも。

1時間30分を超えました。充電速度は更に下がっています。

1時間34分でバッテリーのLEDが緑に点灯し、充電完了。公称2.1時間での充電とのことでしたが、それよりだいぶ早く充電が終わったことになります。
このモバイルバッテリー(Anker Power bank 10,000mAh, 22.5W A1257)目線だと残量64%→45%に下がっていましたので、約20%の容量を使って満充電できる、という指標も得られました。10,000mAhの20%は2,000mAhじゃないか、計算が合わない!とおっしゃる方もいるかも知れませんが、バッテリーの充放電時にはロスが生じるほか、何Vで算出しているかによっても数値は変わってきます。
深く考えず、そういうものと思って運用するのが吉です。
使用時間チェック

満充電になったTNP-FW50の使用時間をチェックします。チェック方法は単純に、何時間録画できるか、です。
ちなみにレンズはTTArtisan AF 27mm f/2.8を取り付けています。
α5100の連続撮影時間は諸事情により最大29分59秒に制限されているほか、本体が熱を持つと録画停止になります。

この画面がでて録画停止になったら、電源を入れ直して録画再開する、という作業を繰り返して、撮影データを取っていきます。

電池マークが空っぽアイコンになりました。

これで録画テストは終了。できたデータをチェックします。

結果はこんな感じで、合計1時間32分18秒の録画データを得ることができました。CIPA規格によるテストでは2時間以上の録画が可能とのことでしたが、これまたどのカメラ、どのレンズを使ったか判りもしません。なので、充電時間テストも含め、自分の環境ではこれくらいで稼働する、ということを知ることができた有意義なテストになったと考えます。
まとめ。α5100を超快適に運用できるバッテリー

稼働時間が短く、microUSBでしか充電できないα5100の運用は、常に電池残量を気にしながらの運用にならざるを得ません。microUSBケーブルが手元になかったらほぼ詰みます。
ほぼどこにでもType-C充電環境がある現在は、TNP-FW50を使うことでいつでも充電できるという安心感を得ることができ、充電残量をそこまで気にせず撮影に没頭できます。TNP-FW50は、α5100をはじめNP-FW50を使用するすべてのユーザーが所有を検討しても損はないバッテリーだと思います。

2個目のTNP-FW50も買い、純正も加えるとバッテリー3台体制となりました。
ところで、どこで買える?

TNP-FW50は2025年3月に国内発売開始された新しい製品で、なぜかAmazonなど大手ECサイトではまだ取り扱いがありません。カメラ用品のプロショップで取り寄せで扱ってくれる業者もありますが、現状では公式サイトかAliexpressのいずれかで購入するのが現実かと思います。
日本公式サイトの販売価格は税込で3,190円(送料別途)。常時在庫していないようで、入荷時期は要確認です。以前見たときは納期1ヶ月と表示されていました。

Aliexpressだと送料含めだいたい3,000円以下で買えるのと、注文確定から到着までの日数は自分の例だと早い方は15日、遅い方は18日でした。TILTA日本公式サイトに在庫があれば別ですが、在庫なしの状態であればAliexpressに発注してしまっても入手時期はそんなに変わらないか、下手したら早く手に入れられるかもしれません。中華通販に抵抗がある方もいちど検討してみてはどうでしょうか。







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