【SOUNDPEATS GoFree2】LDAC対応/16.2mmドライバ搭載。高音質ながら聴きが可能なオープンイヤーイヤホン。

2024-01-16ガジェット, 音楽TWS

オープンイヤーTWSのSOUNDPEATS GoFree2のレビュー記事です。

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対象商品:SOUNDPEATS GoFree 2
クーポンコード:5GFREE8121
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開始日 2024/01/16 00:01 JST 終了日 2024/01/21 23:59 JST
通常価格:7880円
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Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

SOUNDPEATS GoFree2は耳の穴を塞がないオープンイヤータイプイヤホンです。耳掛け式ユニットの先端にスピーカーが配置されており、耳の穴のごく近くにスピーカーが付いているような状態なので、外部の音と音楽とが一緒に聴こえてくるというコンセプトです。

イヤホンやヘッドホンは高音質化、高遮音性を求めて進化してきました。高音質なコーデックの開発や、密閉度の高い形状、アクティブノイズキャンセル技術などがまさにそうで、外界の音をシャットアウトし、いかに音楽に没頭できるかが求められていました。

ですが最近では、外界の音をある程度受け入れるながら聴きイヤホンがもうひとつのブームになってきています。骨伝導イヤホン然り、オープンイヤータイプイヤホン然り。音楽の聴き方にも多様化の波を感じます

特徴

SOUNDPEATS GoFree2の特徴はこちら。

Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

16.2mmという大口径ドライバ搭載のうえ、独自設計のラムダ型音響空間2.0を搭載しているとのこと。ラムダとはギリシャ文字でΛ(小文字はλ)と書きますが、画像を見るとユニット内に空気の通り道が設けられ、ベント穴も開けてあるのが分かります。余裕のあるサイズのドライバと相まって、低音から高音まで豊かに鳴らす設計です。

Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

Bluetoothコーデックは従来のSBC/AACに加え高音質コーデックであるLDACに対応。日本オーディオ協会のHi-Res Audio Wirelessロゴも取得している機種です。とにかく音質に拘った機種であることがわかります。

Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

スマホとPCとを同時接続できるマルチポイント接続も活用してみたいですね。

※マルチポイント接続時はLDAC接続はできないとのことです。

Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

イヤホン単体の重量は9g。耳掛け部分は細く、シリコン素材で覆われているそうなので、装着感は良さそうです。

Amazon SOUNDPEATS GoFree2 製品ページより

GoFree2はイヤホン単体で9時間の連続再生が可能、充電ケースと併用すると35時間の再生が可能です。

その他、いろんなところに散らばって書かれている仕様をまとめました。

Bluetooth仕様Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:A2DP 1.3,AVRCP 1.6,HFP 1.7,SPP 1.2,GATT
対応コーデック:AAC,SBC,LDAC
通信範囲:最大10m
再生周波数帯20Hz-40kHz
再生時間約9時間
充電ケースと併用で約35時間
バッテリー容量イヤホン:60mAh
充電ケース:450mAh
充電性能イヤホン本体の充電時間:1.5時間
充電ケース:USB Type-C
その他ゲームモード:あり(60ms)
ノイズキャンセリング:ENC(通話時のみ作動するノイズキャンセリング)
防水性能IPX5(シャワー、流水OK。水没はNG)
本体サイズ本体寸法(L*W*H):84.4*65.3*28.9mm(ケース込み)
約9g(イヤホン/片側) 約71g(充電ケース+イヤホン両側)
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開封

開封していくのはSOUNDPEATSより提供していただいた製品です。

パッケージはよくよく確認します。なぜかというと、このような中華ガジェットには、パッケージにしか書いていない情報が往々にしてあるから

パッケージ裏面。意外とここは情報の宝庫なのですよ!

拡大してみたところ、Frequency Response Range: 20Hz-40kHzとの表記を見つけました。再生可能周波数帯を表していて、高音側が一般的な20kHzを大きく超え、40kHzという超高音まで再現できるとのこと。さすがハイレゾ対応を謳っているだけあります。右下には技適表示(214-230251)もあります。

パッケージを開けた状態。フタの内部に取説が、本体の裏側にUSBケーブルが収納されています。

内容物はこちら。充電ケーブルは約30cmのUSB Type-Cタイプ。取説はマルチランゲージで公式からダウンロードすることができます。

充電ケースを開けてみました。ケース前面下部にLEDが仕込まれています。

取説より引用

LEDの動作はこんな感じ。

USBケーブル差込口はケース背面にあります。

充電ケースはプラスチック製ですが、粗めにザラザラ加工が施されていて安っぽい感じがしないのもgoodです。

ケースフタ内面には各種技術情報が。充電には5V1A出力ができる充電器を使いましょう。大抵の充電器は問題ないですが、一部の高速高性能を謳う充電器には、このような低出力・低速充電ができないものもあるようですので、手持ちの充電器に繋いで一通りチェックしときたいところ。

GoFree2本体を取り出してみました。SOUNDPEATSの意匠が施された部分はタッチセンサーになっていますが、その部分は艶有り素材で、その周りはつや消しプラ。ドライバ部分と耳掛け部分はしっとりとしたシリコンで覆われています。

耳掛けの先端はバッテリーが入っているのでしょうか、この部分はまたツヤツヤのカプセル状の素材になっていて、複合素材の凝ったデザインです。

ラムダ型音響空間2.0構造の一角をなすベント穴はこのように配置されています。充電端子は絶縁テープが貼られているので使用前に剥がします。

充電端子はこんな感じ。左右を示すL/Rの文字がプリントされています。

細くしなやかな耳掛け部分のおかげで、片方9gのGoFree2ですが数字以上に軽く感じます。

テストする前にフル充電しておくのが中華ガジェットのお約束☆彡

使用レビュー

まずはスマホと接続。GoFree2の充電ケースを開けた時点で接続に行ってくれます。

なんなく接続完了。Redmi Note 10proとはLDACで接続できています。

まず聴いてみるのは、やはりこの曲!!

そういえば2023年末の紅白歌合戦、YOSHIKIが仲間たちと飛び入り参加してましたが、NHKホールにToshlの姿はありませんでしたね。Endless Rainを自身で歌うくらいならToshlが歌えば良いのに・・・Toshlに声をかけてないのか、声を掛けたけどToshlが断ったのか、XオリジナルメンバーのPATAが出てたのに、どうなってるんでしょう。

ともあれ、小生のベンチマーク、XのSilent Jealousyです。この曲が心地よく聴けるか、あるいは心地よく聴くセッティングができるかが、イヤホンの小生的判断基準となります。

最初の出音は、いやに中音域が出っ張ってモコモコした、一言でいうと変な音でした。こういう現象はソフト的に解決できることもあるのでまずはそこを見直します。

同社のAir4というイヤホンを使った際にSOUNDPEATSアプリ (Google Play/App Store) を入れていたので、このアプリが変な設定をしていないかチェックします。

SOUNDPEATSアプリではこんな感じ。中央のカスタマイズ画面では、イコライザー設定やマルチポイントon/offの設定ができます。

デフォルトのイコライザーがどのプリセットだったかわかりませんが、プリセットをSOUNDPEATSクラシックにしてみると、小生好みの味付けの少ないサウンドになりました。

改めて、Silent Jealousy含むアルバム全曲を聴いてみました。カナル型イヤホンに比べざっくりとしたサウンドですが、これはオープンイヤー型の宿命でしょう。ボリュームを大きくすると、大口径ドライバの面目躍如でサウンドにコシが出てきますが、その分音漏れが気になってしまいます。シチュエーションにあわせてこまめにボリューム調整する必要があります。

Jealousyはもう30年も前のアルバムなので、現代の楽曲に比べると音場の狭さというか、ステレオ感不足を感じることがあります。音場の狭さはカナル型イヤホンでは気にならないものの、外部の音も入ってくるオープンイヤー型イヤホンではその分チープな音源に感じてしまうことも。

そこで今度は、BUCK-TICKSCARECROWを聴いてみました。2023年4月12日にリリースされたアルバム「異空 -IZORA-」に収録されているナンバーです。ご存知のとおりヴォーカル櫻井敦司氏が同年10月19日に死去したため、BUCK-TICKオリジナルメンバーでの最後のアルバムとなりました。

このアルバムは現代の技術やトレンドでマスタリングをされているため、GoFree2でも非常に広い音場を感じることができ、リスニングの満足度も非常に高いです。GoFree2をはじめとするオープンイヤー型イヤホンは、昔の曲より最近の曲を聴いたほうが満足感が高いかも。

Capsuleグライダーを聴いてみました。GoFree2と電子音楽系との相性も良く、細部のシンセ音もしっかりと聴き取ることができました。ステレオ感が豊かなパッド系のサウンドも心地よいです。

Bluetooth接続性能

地下鉄車内で接続テストしました。周囲にBluetoothイヤホンを使用している人がたくさんいる環境でしたが、接続が途切れることは一切ありませんでした。

GoFree2は最新に近いBluetooth5.3に対応しているので、その恩恵かもしれません。接続性能はもちろん環境に大きく依存すると思うのですけど、雑踏でBluetooth接続が途切れがちになるというのはもはや昔の話かもしれません。

一方で、オープンイヤーの宿命として、地下鉄の走行時など周囲の音が大きくなると音楽が全く聴こえなくなってしまいます。でも雑音に負けじと音量を上げすぎると耳を痛める原因になりますし、なにより音漏れがひどくなります。賑やかな場所では大人しくカナル型イヤホンを使うというのが、現実的な運用だと思います。

タッチ操作

イヤホン本体のSOUNDPEATSロゴがある部分がタッチセンサーとなっています。

取説より引用

操作方法はこのように取説に書かれています。

左(L)右(R)
1回タッチ音量ダウン音量アップ
2回タッチ再生/一時停止
(着信時)応答/終話
再生/一時停止
(着信時)応答/終話
3回タッチゲームモード切り替え音声アシスタント起動
長押し(1.5秒)曲頭/前の曲へ
(着信時)着信拒否
(通話時)通話切替
(電源オフ時)手動電源オン
次の曲へ
(着信時)着信拒否
(通話時)通話切替
(電源オフ時)手動電源オン
長押し(6秒)手動ペアリング手動ペアリング
長押し(10秒)手動電源オフ手動電源オフ

タッチ操作ごとの表も作ってみました。お気づきかもしれませんが、以前レビューしたTRUEFREE O1やSOUNDPEATS Air4と操作方法はほぼ同じです。TRUEFREEはSOUNDPEATSのサブブランドのようですので、操作感が同じなのも納得です。

小生はタッチ操作が苦手なのですが、GoFree2はタッチセンサー部分が分かりやすいのでありがたいです。

ゲームモード(低遅延モード)

Bluetoothなど無線接続はどうしても遅延が発生してしまいますが、動画鑑賞時や音ゲーの時は遅延を極力小さくしたいものです。そのためのモードがゲームモードです。

左ユニットをトリプルタッチでゲームモードに入ります。公称60msまで遅延が抑えられます。

遅延を確認するにはこのような動画を活用しましょう。ゲームモードに入ると遅延はほぼ感じられなくなります・・・が、小生の感覚だとゲームモードじゃなくても遅延具合はほぼ変わらない(ほぼ遅延を感じない)気がします。

マルチポイント接続

取説より引用

2台のBluetooth機器に同時に接続できるのがマルチポイント接続です。PCとスマホ、スマホと音楽プレーヤーなど、同時に接続しておくことで、一方に着信が入った場合にもう一方を手動でオフにする手順が不要になります。

マルチポイント接続時はLDACコーデックは使用できないとのこと。SOUNDPEATSアプリでマルチポイントをオンにしようとすると、同様のアラートが出ました。

手順通りに接続をし、PC(Windows10)とスマホに同時に接続できている状態になりました。PCとの接続時のコーデックは確認しようがありませんが、スマホとの接続コーデックはSBCになりました。

この状態で、スマホとPCとで同時に音楽を再生してみるとどうなるか・・・

実は同時に接続しているといっても、両者の音声がミックスされて再生されるわけではありません。先に音声を送った方のみ再生され、もう一方の音は端末上では再生されていてもGoFree2は受け取らないようです。先の方の再生を停止すると、数秒のラグののちもう一方の音声が再生されます。

ただしPC音声を再生中でも、スマホへの着信などプッシュ通知があるとしっかり割り込んで着信音を鳴らしてくれました。こういう用途で使えるマルチポイント接続は便利ですね。

ちなみに一度マルチポイント接続を設定すると、マルチポイント接続モードであるうちは自動で2台の機種に接続してくれます。便利!

TrueFree O1と外観の比較

以前より所有しているTrueFree O1と比較してみました。コンセプトは同じオープンイヤー型イヤホンなので造形もそっくりですが、GoFree2の方がスマートで使いやすいデザインになっていることが分かります。

TrueFree O1の方が全体的に大振りなのは、本体、充電ケースともに内蔵電池の容量がGoFree2より若干大きいからかもしれません。

まとめ

オープンイヤー型イヤホンはなによりも使い易いものが良いですので、軽量でしなやかな耳掛け構造を持ったGoFree2は非常によくまとまった製品だと思います。LDAC対応なので高音質ソースを持っている方のほか、Amazon Music UnlimitedApple Musicなどロスレス音源を提供しているサブスク契約者にも恩恵はあるでしょう。

騒音が大きい環境など苦手なシチュエーションはありますけど、常時装着していても苦しくないイヤホンをお探しなら、GoFree2はかなり良いチョイスだと思います。

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Posted by Hermitcrab