自転車の虫ゴムが劣化していたので交換した。

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根雪もとけ、北海道もようやく自転車のシーズンがやってきました。あさひのプレスポ"若草号"はすでに今シーズンの運用を開始していますが、ママチャリ"青号"も運用開始すべく整備を開始しました。

“青号"は一般的な自転車によく使われる英式タイプのバルブです。バルブからプランジャーを抜いてチェックしたところ、虫ゴムの劣化が始まっていることを発見。消耗品はあまり悩まず交換してしまうのが安心安全、というわけで、交換作業をご紹介します。

後輪の虫ゴムは問題なかったのですが、前輪の虫ゴムをチェックしたところ虫食い状の穴が空き、穴からプランジャーが覗いていました。

虫ゴムはプランジャーとバルブ内部とに密着することで空気の漏れを防ぎます。これくらいの穴だとすぐに空気漏れしてしまうことはありませんけど、いちど亀裂がはいってしまうと徐々に広がってしまいます。ゴム素材自体も経年劣化でしなやかさを失ってきますので、替えのゴムに交換することにしました。

プランジャーの下にあるのが替えのゴムです。100円ショップのパンク修理キットに入っていたりしますし、ネットでも販売されています。

↑バルブ何個分!?っていうくらいの量がある商品です。プロじゃなきゃ持て余しますね・・・

古い虫ゴムを取り除き、プランジャーをきれいにクリーニングします。右から入った空気が左側の穴を通ってチューブ内部に入っていくわけですが、空気が逆流しないように、虫ゴムが穴を塞ぐ弁の役割を担っているのです。

あとはプランジャーに新しい虫ゴムを差し込むだけ。でも普通に押し込んでも摩擦力が強くて入らないので、水を付けるなどの工夫しましょう。

あと虫ゴムはプランジャーの首のところまでしっかりと入れるのが肝要です。首周辺の虫ゴムが、バルブとプランジャーとの隙間を塞ぐパッキンの役割を果たします。

プランジャーをバルブに戻したら・・・

袋ナットをしっかりと締め込んでバルブを固定します。あとは空気を規定量まで入れればOK。万全を期すなら、空気を入れたあとにバルブの口に石鹸水などを付けて、空気の漏れが無いか確認しましょう。

ちなみにバルブ根元にあるリムナットは強く締め込んではいけません。リムナットを締め込みすぎると、バルブがチューブから強く引っ張られ、バルブ根元を傷つけてチューブが逝きます。リムナットは軽く締めるだけでOKです。

英式バルブでは虫ゴムが弁の役割を果たしていますが、可動弁を備えていて虫ゴム不要という製品もあります。

虫ゴム劣化の心配をしなくて良いのはメリットですが、長い目で見れば可動部分から壊れる心配もあり(ノーマルなプランジャーは可動部分はなく、虫ゴムが劣化するほかは壊れることはありません)、パッキンが硬質なので虫ゴムよりは劣化する心配はないものの袋ナットが緩みやすいかも、とのレビューも見られます。

使ったことがないので断定的なことは言えませんが、従来のプランジャーにせよ虫ゴム不要プランジャーにせよ、メンテナンスフリーではなく、定期的なチェックは欠かせないと思います。それは安全な自転車運用にも繋がります。自転車は危険な乗り物ですから!

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Posted by Hermitcrab