Xiaomi Redmi 4 Prime(Pro)にLineageOS16を導入。旧型スマホがAndroid9で生まれ変わる!?
2016年末に急遽個人輸入したXiaomi Redmi 4 Primeですけど、数ヶ月ほど使ったのち貸し出していました。そののち同じくXiaomiのMiMaxや現在メインのUmidigi F1などを運用していましたが、この度Redmi 4 Primeが戻ってきました。
2年以上使われていたにしては電池のヘタリもなく、サブ機かAndroidDAPとして再利用しようと思うのですけど、いかんせん初期状態に近いAndroidなので最新(に近い)Androidを入れたい!入れるなら他の端末にも入れて慣れ親しんだLineageOSだよね、ということで、LineageOS16をインストールすることにしました。
大きなトラブルもなくLineageOS16の導入ができたので、記録を残しておきます。
作業の前提として、開発者向けオプションの有効化、ブートローダーアンロック、PCでFastbootコマンドが使えるよう下ごしらえをしておいてください。開発者向けオプションはスマホの設定画面からビルド番号を連打することで開放されます。ブートローダーアンロックはこちらの記事で。
Fastbootコマンド環境構築はこちらの記事で。
adbコマンドを使う環境を簡単に構築する | 新・かみひろぐ
次に必要なファイルを揃えます。
1.最新のTWRPインストールファイル
twrp-3.1.1-2-markw.img | by brigudav for Redmi 4 Pro
こちらからtwrp-3.1.1-2-markw.imgをダウンロードします。
2.LineageOS16 ROMファイル
lineage-16.0-20181002-UNOFFICIAL-markw.zip | by # Vonny Cornelya for Redmi 4 Pro
こちらからlineage-16.0-20181002-UNOFFICIAL-markw.zipをダウンロードします。
3.Gappsファイル
こちらからGappsファイルをダウンロードします。Redmi 4 Primeの場合は、Pratform=ARM64、Android=9.0となります。Variantは最小構成のPicoがおすすめ。
ROMファイルとGappsはmicroSDカードに入れてRedmi 4 Primeに装着します。TWRPイメージファイルはFastboot.exeと同じフォルダへコピー。
準備ができたら、いよいよダウンロードしたものをインストールしていきます。まずはTWRPのインストールから。Redmi 4 Primeを音量down+電源長押しで起動させ、Fastbootモードに入ります。
Fastbootモードに入ったらRedmi 4 PrimeをPCとをつなぎ、以下Fastbootコマンドを打ちます。
fastboot flash recovery twrp-3.1.1-2-markw.img
うまくいったら、以下コマンドでリカバリーモードで再起動。
fastboot boot twrp-3.1.1-2-markw.img
これでTWRPが起動するはず。
TWRPを起動すると、バージョンによるかもしれませんがこのような表記が出ます。TWRPはシステムをいじるので危険だよ、システムをいじれないように読み取り専用にするかい?というフェイルセーフ機能です。ROM焼きをするときは問答無用でシステムに手を入れますので、下のSwipe to Allow Modificationsをスワイプしちゃいましょう。
ROMをインストールするには、左上のInstallをタップ。
SDカードを選択すると先ほどコピーしたROMファイルとGappsファイルが表示されるので、タップしてインストールし再起動。
LineageOSが無事に起動しました・・!
旧機種のRedmi 4 PrimeがAndroid9で生まれ変わりました!アプリによっては古いAndroidで動作しない場合があるので、できるだけ最新版にしておくのが吉です。ただRedmi 4 PrimeはLineageOS17(Android10)もリリースされているのですが、TWRPのバージョンと相性が良くないせいかインストールできませんでした。
ところでRedmi 4 Proという記述も見られ、機種名の統一が図られていません。万全を期す場合は、この機種のコードネームであるmarkwという名称で情報を判別しましょう。
おわり。
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